アイルランドの薔薇
- クローズド・サークル (178)
- 処女作 (383)
- 本格ミステリ (563)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.20pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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光文社が鮎川哲也氏を選者として一般公募した作品で編まれた本格ミステリ短編集『本格推理』シリーズの11巻で石持浅海氏は見事応募作品が選出され、デビューを飾った。そしてその一般公募者から選り抜かれた新人作家がKAPPA ONEというシリーズ叢書でデビューを飾る。その中の1人が石持氏で本書こそがその1冊であった。 | ||||
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冒頭からアイルランドの南北問題を扱った社会派ミステリのような印象を受けますが、それはあくまで舞台設定を整えるためのようなもので、本質はクローズドサークル物の本格ミステリです。(クローズドサークルになる理由がちょっと変則型ですが) | ||||
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少々変わったクローズドサークルミステリー。設定の問題か、キャラクターの問題か、あまり緊張感が無かったのが残念。相変わらず犯人はサッパリ分からなかったので、推理の過程を楽しむ事が出来ました。結構面白かったので、おススメします。ただ、フジはちょっと凄すぎるかな? | ||||
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石持浅海さんのデビュー作。北アイルランド問題という社会派テーマを背景に、それを利用したクローズドサークルものという本格ミステリー。フジ以外の人物が全員外国人なので海外ミステリは取っ付きにくいという人の入門書としても読めるかもしれない。 | ||||
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石持浅海の長編デビュー作!アイルランドの宿屋で起こる連続殺人に日本人研究者が挑む!推理小説としての謎解きの楽しみを存分に味わえた傑作! | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ミステリー好きなら絶対ワクワクするだろう設定を考えるのが上手いのでつい読んでしまう。しかし、読み終えて面白い!と思った作品は一個もない 毎回毎回えーッこいつらサイコパスかよってレベルで登場人物の感情が読めない。なのに一丁前に恋愛脳でほんとに不気味 ついでに人の死に対してあまりに無頓着 それならそれで西澤保彦さんレベルの冷淡さならば読者に衝撃を与えられると思うがそんな深みもない なんで人殺しが幸せになってんだよwなにがハートウォーミングな結末やねんw多分だけどこの作者って人の感情が理解できてないよね?ズレててなんか怖いんだよ 内容が薄くて早く読めるから暇つぶしにはおすすめです。 | ||||
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北アイルランド紛争という社会派テーマを絡めた「嵐の山荘もの」。そのなりゆきが自然ですっと物語に入っていけます。 読む前は政治とか絡んでとっつきにくそうだなと思っていたのですが、これが読みやすい。謎も本格ミステリしてて、論理的でした。終わり方が大好きです。オススメ。 | ||||
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南北アイルランドの統一を謳(うた)う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛(まぎ)れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく! | ||||
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アイルランドや紛争問題等の背景をよく知らなくても、物語の世界に引き込まれます。テロリストが探偵役や殺し屋に振り回されたり、一途に女性を想う姿もあり面白いと思いました。 | ||||
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石持氏のデビュー作でいきなりアイルランドが舞台でIRAの内部紛争をモチーフにした力作だが、そこは石持氏のことであるので、社会派的な要素はかなり薄く、IRA内での組織構造がキーとなる変則クローズドサークル殺人もので、かなりその後の特徴である論理ゲーム性が早くも開花している作品。 その後の作品と比べるとややプロットがあっさりしている感はあるが、デビュー作としては非常に読みやすく、また展開もこなれていてさすがと思わせる作品である。 | ||||
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