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アイルランドの薔薇



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アイルランドの薔薇の評価: 3.73/5点 レビュー 15件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1~15 1/1ページ
No.15:
(2pt)

ええ〜……っていう【ネタバレ】

ミステリー好きなら絶対ワクワクするだろう設定を考えるのが上手いのでつい読んでしまう。しかし、読み終えて面白い!と思った作品は一個もない
毎回毎回えーッこいつらサイコパスかよってレベルで登場人物の感情が読めない。なのに一丁前に恋愛脳でほんとに不気味
ついでに人の死に対してあまりに無頓着
それならそれで西澤保彦さんレベルの冷淡さならば読者に衝撃を与えられると思うがそんな深みもない
なんで人殺しが幸せになってんだよwなにがハートウォーミングな結末やねんw多分だけどこの作者って人の感情が理解できてないよね?ズレててなんか怖いんだよ
内容が薄くて早く読めるから暇つぶしにはおすすめです。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.14:
(4pt)

難しいテーマを上手く料理

北アイルランド紛争という社会派テーマを絡めた「嵐の山荘もの」。そのなりゆきが自然ですっと物語に入っていけます。
読む前は政治とか絡んでとっつきにくそうだなと思っていたのですが、これが読みやすい。謎も本格ミステリしてて、論理的でした。終わり方が大好きです。オススメ。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.13:
(3pt)

アイルランドの薔薇

南北アイルランドの統一を謳(うた)う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された! 宿泊客は8人――そこには正体不明の殺し屋が紛(まぎ)れ込んでいた。やはり犯人は殺し屋なのか? それとも……。宿泊客の一人、日本人科学者・フジの推理が、「隠されていた殺意」をあぶり出してゆく!
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.12:
(5pt)

花開く石持浅海の世界

アイルランドや紛争問題等の背景をよく知らなくても、物語の世界に引き込まれます。テロリストが探偵役や殺し屋に振り回されたり、一途に女性を想う姿もあり面白いと思いました。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.11:
(4pt)

アイルランド問題をモチーフにしているが社会派じゃないよ

石持氏のデビュー作でいきなりアイルランドが舞台でIRAの内部紛争をモチーフにした力作だが、そこは石持氏のことであるので、社会派的な要素はかなり薄く、IRA内での組織構造がキーとなる変則クローズドサークル殺人もので、かなりその後の特徴である論理ゲーム性が早くも開花している作品。
その後の作品と比べるとややプロットがあっさりしている感はあるが、デビュー作としては非常に読みやすく、また展開もこなれていてさすがと思わせる作品である。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.10:
(2pt)

地味

シンプルな密閉状況での犯人当てなのだが、どうにも地味でいまいち
特に犯人がトップクラスに犯人でもおかしくない人間なので、さすがに拍子抜けするというか
まあ作者のデビュー作らしいので、ファンなら歴史を辿る意味で買ってもいいかもしれない
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.9:
(5pt)

アイルランドの歴史がわかる本

読むだけでひんやりとしたアイルランドの空気に触れているような気分になります。
(行ったことないですけれど)
アイルランドの問題って日本人には「なんかよくテロがあるよね」ぐらいの認識でしたけれど、これを読めばわかりやすくまとめてあります。
ミステリーも面白いですが、このアイルランド独特の雰囲気が魅力的な本です。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.8:
(4pt)

石持浅海の処女長編

南北アイルランドの統一をめざす武装組織NCFは、英国政府との和平に
反対する副議長を、殺し屋を雇い、事故死に見せかけて殺すことにする。
そして、その副議長を含めた三名のNCFの構成員は、南アイルランドの田舎町
スライゴーにある、死んだNCFの同志の未亡人が経営するホテルに宿泊した。
しかし、そこで副議長は、明らかに他殺された状態で発見される。
残されたNCFの構成員は、ただちに宿泊客を拘束し、犯人を特定しようとするが、
日本人科学者フジの活躍により、警察を介入させず、対等の立場で真相究明を
行う取り決めがなされる。
果たして犯人は殺し屋なのか? それとも……。
宿泊客のなかに、テロリストや殺人犯だけでなく、殺し屋も紛れ込んでいる
かもしれない、という極限状況ですが、中身はいたって普通の本格ミステリ。
残された手がかりをもとに、活発なディスカッションが交
わされ、仮説の構築と検証が積み重ねられていきます。
そのぶん、真相自体に驚きはありませんが、ラストで判明する、ある人物
の意外な正体には、作者のサービス精神が、十二分に発揮されています。
外国を舞台にした、政治とテロがテーマの作品と聞くと、ずいぶん硬派なイメージで、
敬遠したくなる向きもあるでしょうが、あくまでそうした政治色は背景であり、本作の
本質は、本格ミステリにあります。その観点で本作を見ると、すっきりまとまった佳作と
いえると思います(作者特有の、歪な人間観・倫理観を持つ人たちも出てきませんしw)。
アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (カッパ・ノベルス―カッパ・ワン)より
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No.7:
(4pt)

おもしろかった

文章の表現など、まだまだ向上の余地は多いと思うが、設定・ストーリーの展開・人物描写など、情景が浮かんできて、映像として(?)楽しむことができた。
まぁ日本人が活躍というのはちょっと出来すぎではあるけれど、次回作に期待できる作品だろう。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
4334737455
No.6:
(4pt)

無宗教の国

宗教対立のない国に生まれて良かった。この国で問題なのは牢獄の教祖を敬うモノだけだろう。エメラルドは違う。キリスト教同士が殺し合うという悲惨な場所なのだろう。人々は信念よりも教えに従っているのか?書き手の勢いが読み手を興奮させ、ぐいぐいその世界に引き込んでくれる。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
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No.5:
(4pt)

自然な密室

 アイルランド和平の秘密交渉のため,宿泊中のロッジで起こった殺人事件。テロリスト,旅行者,科学者,いずれも胡散臭い宿泊者たち。警察に届けるわけにもいかず,監禁状態の中での腹の探り合い。そして,前半で示唆される暗殺者「ブッシュミルズ」の正体は?
 アイルランドを舞台にした活動家と日本人化学者の推理合戦。密室劇というと物理的に,あるいは心理的に無理が生じる事が多いが,秘密活動中のテロリストによる監禁,さらにアジトとして建てられた防音の効いたロッジという設定で無難にクリアしている。
 人物造型もしっかりしていて,とてもこれが長編デビュー作とは思えない完成度。ただ,「扉は閉ざされたまま」(祥伝社ノンノベル)を先に読んでいたので,どうしてもあの完成度と比べてしまい,星ひとつ落とした。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
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No.4:
(4pt)

デビュー作!?

南北アイルランドの統一を謳う武装勢力NCFの副議長が、スライゴーの宿屋で何者かに殺された!宿泊客は8人 正体不明の殺し屋、科学者のフジ・・・。
犯人が誰かという謎解きだけではなく、登場人物が、本当は何者なのかという部分の方が面白く、いい意味で裏切られました。
科学者のフジって何者?ちょっと、できすぎかも。
処女長編とは思えない出来で、ほかの作品も読んでみたいと思わされます。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
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No.3:
(4pt)

ごぼう。。。

ほんの小さなヒントから、人の偽りを見抜いていく、
この作者さん得意の面白さは十分でした。
でも、ひとつ、あれれ? と思ったことが。。。
アイルランドの小さな宿屋の厨房に、「ごぼう」という
野菜が、常備されているだろうか? ということです。
ごぼうの根をを食材として扱うのは、世界でも日本だけ、
と聞いたのですが。 ・・・
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
4334737455
No.2:
(4pt)

硬派な本格ファンに

ジャンルとしてはガチガチの本格になるのだと思いますが、それにしては殺人犯人捜しだけでなく、身分詐称(叙述トリック?)の人間当てや、暗殺者捜しなど、作中人物ではなく、読者としての謎はいろいろある、贅沢な内容です。第2の死者などは、暗殺者を読者に明かすためだけにあるような感じでもあり、盛り込みすぎて逆にひっかかるポイントになっているような気もしました。真犯人そのものは当て推量で分かったのですが、手がかりを拾う作業そのものは本格のそれ。ひとひねりありますが、やっぱり本格が苦手な私には厳しかった…。とはいえ、これだけ盛り沢山ながらストレスなく読ませるあたり、プロットの配置方法や小説力は巧いのかもしれません。文章そのものはまだまだぎこちない感じですが…。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
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No.1:
(3pt)

ユニークな閉鎖環境を作った佳品。

アイルランド紛争から、所謂“嵐の山荘”状況を作ってしまうアイデアの勝利。文章は下手で、話の展開や構成も甘いですが、作者のセンスを感じられる作品です。ミステリ・フロンティアから刊行される次作に期待。
アイルランドの薔薇 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:アイルランドの薔薇 (光文社文庫)より
4334737455

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