リスの窒息
- サスペンス (354)
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リスの窒息の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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新聞社に誘拐の身代金請求のメールが届く。何故新聞社に?理由は始めに読者に示してある。 | ||||
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良くも悪くも石持節 ハラハラしたりドキドキしたりもせずに終了 狂言誘拐 この本を読んで、わかい娘のはいてる靴下を口に突っ込まれて窒息したいなぁと思いました。 | ||||
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毎回独特の前提条件をフレームとして論理が展開する作風で有名な石持氏が。今回は誘拐サスペンスに挑戦した一作。この種の誘拐ものとしては東野圭吾氏の「ゲームの名は誘拐」が有名だが、それと同じく狂言誘拐もののコンゲーム小説。 が、そこは石持氏、東野氏とか普通の作家ならこうは書かないだろうというユニークな設定で、まず主人公の女子中学生が極悪。さらに氏独特の物語上の制約で脅迫されている側が警察に通報できないという点が本書の最大のポイント。その一点の論理を軸にスリリングな双方の駆け引きが描かれており、一気に読ませるのはさすが。登場人物の誰にも共感できない感じだが、コンゲーム的には読者が第三者的位置に置かれる方がもっとも楽しめると思うのでそれも出来を下げてはいない。 タイトルの意味するところもラストで明かされ、隅々にまで仕掛けの施された秀作コンゲーム小説となっている。 | ||||
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著者の作品は、特に状況打開のためのロジックを登場人物たちが展開するところに妙がある。 本作も、誘拐犯からのメールを手がかりに、新聞社側が対応を協議していくところが面白い。 そして、必ずひとり、抜群に切れるキャラがいる。 本作の3分の2あたりまでの展開は、だから、非常にスリリングであり、またスピーディーだ。 とにかく先の展開が気になってしかたがない。 しかし、ラストの着地が残念なのもまた事実である。 この著者のことだから、さらにもうひとつひねりがあるんじゃないか、と思いつつ読んだ自分が悪いのかもしれない。 しかし、「あれ」が仕組まれていた事件だということにしても良かったはずだ。 あまりにも悪意が過ぎると考えたのだろうか。 でもフィクションだからね、いいんじゃないかな。 身代金の授受以降をもう少し工夫したら、誘拐ものミステリの傑作のひとつになっていたかもしれない。 エロもほどほどにあるしね。 そういう意味では、少々惜しい作品ではある。 | ||||
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新聞社の傷をえぐりだして、狂言誘拐を仕掛ける女子中学生。 過去の傷が開いて、女子中学生に翻弄される大人たち。 すごくおもしろかったんです! 馨や細川のキャラクタもよかったと思います。 栞の家族に起こった悲劇が、狂言誘拐の引き金となるため、どうしても新聞社内の話と中学生側の話がクロスせざるおえなかったのだと思います。 思うんですが……、中学生側の場面はないほうが楽しめたかなぁと思います。 | ||||
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すごい料理人が素晴らしい食材と調理器具を準備されたのに ご飯しか炊かなかった、というような印象。 かつて倫理を問われる事件を起こしたことのある新聞社に まったくゆかりのない女子中学生を誘拐したという脅迫メールが届く。 即警察に連絡しようとするが もう二度と新聞社の名を傷つける行為はできないという会社の体裁がそれを阻む、 というのがおおまかなあらすじ。 題材や展開は面白いし 著者の丁寧な描写や読みやすさや 相変わらず巧い謎解きは楽しいのだが どうも小粒に終わってしまった感がぬぐえない。 著者の作品はすべてとはいかず何点か読んでいるが もっとスケールの大きいものをどっしりと腰をすえて書いてみてほしい。 | ||||
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