ミステリ作家の西野冴子は、ストーカー扱いされた挙げ句、殺人事件の犯人として逮捕されてしまうが、一切心当たりがない。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

この男、 前代未聞のトンデモ作家か。

安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。 コンサルティング会社を営む男、富澤允。

十五年ぶりに再会した武田小春と碓氷優佳は、予備校時代の仲間が催す同窓会に参加した。

見覚えのない部屋で目覚めた田村二吉。

ひとりにつき650万円で始末してくれるビジネスライクな殺し屋、富澤。

大学の同窓会で七人の旧友が館に集まった。

北海道札幌市にある大きな屋敷。

“わたしは、彼女に勝ったはずだ。それなのに、なぜ…”中条夏子は、かつての同僚で親友だった黒羽姫乃を刺殺した。

静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。

交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が入ってきた。ふたりの殺し屋がそれぞれの視点で推理を進めた先には…。

女性特別機動隊に勤務している南谷結月巡査は、向島教官から、大迫警視長との飲み会に参加するよう指示される。

成富歩夏が両親を亡くして十年、後見人だった二十も年上の奥津悠斗と婚約した。高校時代から関係を迫られていたらしい。

横浜にある女子高に通うわたし、上杉小春には碓氷優佳という自慢の親友がいる。

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリ受賞作! 「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。

復讐が復讐を呼び、悲劇は繰り返されるのか―― 憎悪の連鎖を断ち切れ! 奇想の本格ミステリー作家が斬新な探偵役を生み出した! 「憎しみを鎮める人」沖田洋平は事件を解決し、さらなる復讐を食い止めることができるのか!? 大学時代のサークル仲間の結婚式の二次

江見は和沙との不倫現場を毎回撮影し映像に残す。

未知の寄生虫、 サトゥルヌス・リーチ――不老虫が日本に入ってきた!?　農林水産省の酒井恭平は、対策のためアメリカから招聘したジャカランダ・マクアダムスのサポートを命じられる。

僕たちは双子で、僕たちは不運で、 だけど僕たちは、手強い 双子の兄弟が織りなす、「闘いと再生」の物語 常盤優我は仙台市内のファミレスで一人の男に語り出す。

死者が視える霊媒・城塚翡翠と、推理作家・香月史郎。

余命六カ月―ガン告知を受けたソル電機社長の日向は、社員の梶間に、自分を殺させる最期を選んだ。

密室のスペシャリストの前に立ちはだかる７つの密室。

身体を求めてくる義父を殺したい女子中学生。所持金２千円、ネカフェ暮らしに絶望する30代男性。

並木直俊は、決意した。三人の人間を殺す。

「犯人だって、好きで犯罪に走ろうとしているわけではありません。必ず迷いがあります。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

暑さが残る初秋の、とある土曜。コーヒー専門店店員・篠崎百代は、一人で汐留のショッピングモールへと向かった。

あなたの会社やマンションは大丈夫? 誰もボタンを押していないのに、必ず3階で止まるエレベーター。

孤島に立ついびつな形の洋館・奇岩館に連れてこられた日雇い労働者の青年・佐藤。

不可抗力の事故で最愛の恋人を失った篠崎百代。彼女は復讐の為に、汐留のショッピングモールで無差別殺人を決意する。

そのテロ組織の名は「V（ブイ）」。 目的は、流血によらず現政府への不信感を国民に抱かせ、その転覆をめざすこと。

殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。 復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

世田谷区祖師谷で起きた母子三人惨殺事件。被害者が地下アイドルだったこともあり、世間の大きな注目を集めていた。

主婦の小浜芳美は、新宿でかつての同級生、一柳貴和子に再会する。

バブルに沸く昭和後期。一見、平凡な家庭の北山家では、元情報員の妻宮子が姑セツと熾烈な争いを繰り広げていた。

楡井和樹は恩師・益子の仇である江藤を殺した。しかし、まだ終わっていない。

教祖の死で均衡は崩れた。後継争いの鍵となる「御子」をめぐり、住宅街を揺るがす連続殺人。

殺人を告白して死んだ推理作家のアリバイとは!? 新米刑事が思わず通う、鮮やかすぎる謎解き―― 時を戻すことができました。

小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

堀川次郎は高校二年の図書委員。

世紀の奇書『熱帯』に惹かれ、秘密を解き明かさんと集まった“学団”によるソウダイなる追跡劇。

埼玉県と長野県の境近く、かつては個人の別荘であった寮「リラ荘」を、日本芸術大学の学生七名が訪れた。

ユーモアあふれる本格ミステリ中篇集。

書店で真剣に本を選ぶ美しい女性―まるで絵画のような光景に見とれた川端直幸。

口にフックをかけられてマンションの13階から吊るされた全裸死体と、子どもが書いたような稚拙な文章での犯行声明――。

雪が舞う岩手県の山奥、アルファベットのオブジェが散らばる『アルファベット荘』に招かれた個性的な面々。

木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。

沖縄・那覇空港で、乗客240名を乗せた旅客機がハイジャックされた。

メーラーデーモンを名乗る者から「一週間後、お前は死ぬ」 というメールが届いた後、殺害される連続殺人が発生! 「お客様」を殺された上木らいちは捜査を開始。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

日本推理作家協会賞(短編部門)受賞後第一作! 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。

あと二日で、四人死ぬ―― ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣"を九人が訪れた。

瀬戸内の孤島に立つ異形の館で、 奇跡を可能にする壮大なトリックと伏線。

わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。