わたし、海砂真史(うみすなまふみ)には、ちょっと変わった幼馴染みがいる。

姉への依存症を克服した中葉悠介は、名探偵・蜜柑花子と親交を深め刑事になる夢の実現に邁進していた。

青春は気まずさでできた密室だ――。 今、最注目の若手ミステリー作家が贈る珠玉の短編集。

ホラー作家の失踪、酒蔵関係者の連続惨殺事件、そして九年前の奇妙な依頼。その真相は螺旋の記憶の奥底で蠢いていた。

バブル期に個人として史上最高額の負債を抱え、自己破産した朝比奈ハル。

太平洋戦争中に大陸で再会した二人の幼馴染矢島泰介と岩城智也は、必ず生きて帰り、ともに助け合って生きようと誓う。

浮気淳弥(うきじゅんや)(28)は、佐藤昌紀(まさき)(25)と漫才コンビ「スレンダーズ」を組んで3年の売れない芸人。

なぜ犯人の服の目撃証言は、 「赤」「緑」「白」「黒」「青」と五通りなのか 食い違う目撃証言、見つからない凶器の謎。

トラブルやたくらみに巻き込まれて、お人好しが右往左往。助けを求められたなら、放っておくことはできやしない。

猛毒の栞をめぐる、幾重もの嘘。 高校で図書委員を務める堀川次郎と松倉詩門。

謀殺された幼馴染みの復讐のため、テレビ局のADとなった竜泉佑樹。

小鳩常悟朗、高校三年生。小市民を志す彼はある日空を舞い――落ち、病院に搬送された。

そのめざましい活躍から、1980年代には推理小説界に「新本格ブーム」までを招来した名探偵・屋敷啓次郎。

私の仕事は無罪にすることで、 真相を明らかにすることではない。 30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。

ミステリ作家デビュー50周年＆卒寿記念出版第2弾 ミステリ界のレジェンドが贈る 鉄道愛に溢れた、極上のミステリ短編集 「犯人は読者だ」で話題をさらった『仮題・中学殺人事件』から50年、ミステリ作家デビュー以来、本格もの、ユーモアものをはじめ、様々なスタイ

秋田県能代市で、老人施設入居者85歳の死体が近隣の水路から発見された。

汗が滲む真夏の昼休み、名探偵と誉れの高い少女は屋上にいた。

放課後の旧体育館で、放送部部長が何者かに刺殺された。

長谷川祐子は、霊視の依頼で来た客から、悩んでいる若い夫婦を紹介された。

大正時代、警視庁に「華族捜査局」が新設された。

森島巧は公立小学校で音楽の臨時講師として働く23歳だ。

気がつくと密室館と呼ばれる館にいた日戸涼。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。

元プロ野球選手が殺人で起訴されたが、ある男の証言が決め手で無罪となった。

出版社課長・秋吉の耳に衝撃的な情報が届いた。梶原局長の息子が謎の転落死を遂げたという。

六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたＯＬ・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。

「謎解き専門」を謳うカラット探偵事務所。

内気な中学2年生・暮志田千鶴は、母親の言いつけで四谷のカルチャーセンターで講座を受けることになる。

暑い夏休みの朝、高校2年の戸川春一は同級生・岩沢訓子が、稲城大橋から飛び降り自殺をしたことを、刑事である父親から知らされる。

大事件に遭遇したカメラマンが感じた違和感を描く「加速していく」、全面ガラス張りの特異な屋敷での不可能殺人の顛末「噤ヶ森の硝子屋敷」、人気コミックのノベライズ「前髪は空を向いている」、どんでん返しの切れ味鋭い「your name」、百合小説として評判となった

全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉（えりさわせん）。

期待されながら、行き詰まっている若手刑事たちにコーチとして派遣される人事課所属の向井。

『このミス』大賞作家の最新作。

〈響け! ユーフォニアム〉シリーズの武田綾乃、『あの日の交換日記』でブレイク中の辻堂ゆめ、『タスキメシ』『競歩王』などスポーツ小説でも活躍の額賀澪、『楽園とは探偵の不在なり』で話題沸騰中の斜線堂有紀、“若き平成のエラリー・クイーン"こと青崎

成人式を迎えるアンちゃん。大人になるには、まだ早い気がするけど、それでも時間は進むし、世の中は待ってくれません。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。

東京都に実験的に設置された動物保護を目的とする“東京アニマルポリス”通称TAPは警察や動物愛護相談センターと協力しながら、日夜活動している。

「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。

２人以上殺した者は“天使”によって即座に地獄に引き摺り込まれるようになった世界。

瀕死の妻を救うために約60年前にタイムトラベルした加茂。

『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ最新作! 在日ロシア大使館駐在武官にしてGRUの諜報員ビクトル・コサチョフ。

謎解きを通し〈古典部〉メンバーの新たな一面と出会う、シリーズ最新刊! 奉太郎が省エネ主義になったきっかけ、摩耶花が漫画研究会を辞める決心をした事件、えるが合唱祭前に行方不明になったわけ……。

新宿の不動産会社に勤める賃貸営業マン・澤村聡志。知識は豊富だが駆け引きが苦手で成績が振るわない。

倒産の危機に瀕する老舗のアパレル会社・ゴーラム商会を救うため、 弁護士の美馬玉子は先輩の剣持麗子とともに「会社を倒産に導く女」と噂される経理課の女性の身辺調査を行うことになった。

印刷会社で営業職をつとめる僕は、通勤途中のホームで、同級生の姿を目撃する。僕が恋した高校時代の姿のままで。

神出鬼没の公務員探偵「腕貫さん」を“だーりん”と呼び慕う、美貌の女子大生・住吉ユリエ。

クイズ研究会会長の高校２年生・成田頼伸（ライ）は、クラスで「じゃない方」と呼ばれている。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

夏祭りにやって来た、裏染天馬と柚乃たち風ヶ丘高校の面々。

高原の保養施設「風神館」に集まった十人の男女。

大好きな従姉の事故死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手”に真相を探っていく。

昭和２４年、ミステリ作家志望の風早勝利は名古屋市内の新制高校３年生になった。

元刑事の麦子は幼い頃に身についた、「人の意識に入り込み、記憶や感情を読める」不思議な力がある。

透明人間が事件を起こしたら？ アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら？ 犯行現場の音を細かく聞いてみたら？ ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら？ 阿津川辰海の傑作短編集がついに文庫化。

「わたしは欠陥品なのかもしれない。