日曜は憧れの国
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5つの短編が収録されています。 物語の核となる謎があまりに微温的で、またキャラクターも書き分けようという意図は分かるのですが、表層的な違いに留まり掘り下げた内省パートはどれも同じようなキャラクターに思えました。 総じて、平均以下かなと思って読んでいましたが、最後の作品は、登場人物たちに託した作り手として思いがなかなか感動的で、今後の可能性を感じさせる出来栄えだったと思います。 星3つは厳しいと思うかもしれませんが、残り二つは今後の伸びしろと期待と捉えてほしいと思います。 | ||||
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主人公は女子中学生4人組。 「レフトオーバーズ」「一歩千金二歩厳禁」「維新伝心」「幾度もリグレット」「いきなりは描けない」の5話から構成された短篇集。 カルチャーセンターでの講座が舞台となっており、料理教室、将棋、日本史講座、小説の書き方、気象予報士、ペーパークラフト……とストーリーが進んでいく。それぞれ、いかにもといったアイデアがもりこまれていて、楽しめた。 ミステリとしては、きちんと読ませる内容。 主人公たちはじめ、人間の嫌なところがじっくりと描かれ、そのあたりは読者を選ぶかも。 | ||||
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掌編がいくつか入っていて、カルチャーセンターで講座で知り合った中学生たちが日常の謎解きをするという展開です。 登場する4人の女の子のキャラはそれぞれ立っていて、それぞれの得意分野での解明となっています。 | ||||
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「ルヴォワール」シリーズとは、テイストがかなり異なる。性格も学校も異なり、接点のないはずの四人の少女が校外で偶然出会い、日常の小さな謎に挑んでいく短編集。 謎解きの楽しみは、まあ、そこそこ。少女たちが、ときに衝突したり嫉妬したりしながらも、少しずつお互いを認め合い、距離を詰めていく等身大の青春記として読むのがよい。 全体的に、四人のうち三人のキャラが立ち過ぎているのが気になった。少女たち自身の成長を描いている箇所は、もっと掘り下げてもらいたいところで、不満が残った。 ただ、「幾度もリグレット」は、短編としては秀逸だった。 | ||||
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通う学校も性格もまるで違い四人の女子中学生が,街のカルチャーセンターで出会い, トラブルに巻き込まれたり,巻き起こす中,躓いたり,進もうとする青春小説の様相で, 一応,日常の謎に近いものはありますが,そちらはそこそこというのが正直なところです. また,一話ごとに違う女の子に焦点が当てられ,新たな出会いに新鮮さを抱きながらも, 他人と比べ,羨み,自身を見つめ直し,今,そして未来への不安と葛藤を募らせる様子は, 時に苦くもあり,時に清々しく,わずかかも知れませんが彼女たちの世界を広げていくよう. その小さな変化が一つの形となるのが最後の篇で,それぞれが自分だけで考え,行動し, リレーのような形で『気持ち』が繋がれ,謎の答えにたどり着く流れが印象的に映ります. ただ,その幕引きはいささかあっさりしており,最後に四人が揃っていないのも物足りず, これまでを経て,これからを描き出す彼女たちを,少しでもいいので見せてほしかったです. | ||||
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