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九度目の十八歳を迎えた君と



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九度目の十八歳を迎えた君との評価: 3.88/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
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No.26:
(5pt)

若返りの薬

50代の自分に、青春を思い出させてくれました。老け込んではいけないと。
九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)より
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No.25:
(2pt)

微妙。

著者の作品はこれで5冊目ですが、今のところ最下位です。
作中の人物たちは大いに納得しているようですが読者(私)は置いてけぼりでした。いまいち消化しきれてません。他の作品が非常によかっただけに。著者の作品ではノワール、6人嘘、炎上、をおすすめします。教室、は微妙。
ただ、青春の雰囲気やキャラクター、文章はやはり素晴らしいです。このあたりは他の作品同様、楽しく読ませていただきました。
歳をとらない女子高生がいて、主人公はそれをおかしく思う、しかし周りの人たちはおかしく思っていない。よくあることだよと気にならない。二重の疑問をかかえて読み進める面白さ。なのだが、うーん、最後の解決編が微妙でした。
九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (創元推理文庫)より
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No.24:
(4pt)

そう来たか

ちょっと予想外の結末でした
読書慣れしてないから、ってのもあるんでしょうけど。

あまり過度な期待はしてなかったけど、結果的にいい意味で期待を裏切ってくれました。

ただ、記憶力が衰えたいまでは、これだけの伏線回収は正直しんどかったです。

ネタバレになっちゃいますが、、、

彫刻刀はわかんねー。球場シーン読み直しちゃいました
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
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No.23:
(4pt)

なかなかいい

なかなかいい
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
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No.22:
(3pt)

すっきりしない

最後の方で18歳のままでいた理由は判明するが、なんかすっきりしない
この人の作品にシリアスは向かないのでは
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
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No.21:
(4pt)

「ロジカルモンスター」らしくない筋運びと結末

先般私が読んだ「六人の嘘つきな大学生」では「ロジカルモンスター」という異名を持つ著者の
ミステリー構築の巧みさ、伏線の回収の完璧さに感銘を受けた。そして、この一風変わったタイトルの
本書を読み始めたのだが---。自分の同級生であり恋心を抱いていた女性が自分たちが
卒業して9年も経ってまだ高校生であることを見つけて驚愕する主人公の間瀬。卒業出来ない
彼女の秘密を探ろうと彼は頑張るのだが。著者らしくいろいろと伏線は埋められており、それは
後刻きっちりと回収される。だが、この作品の「大きなしこり」であるはずの「時間」について
著者は全くロジカルではないと私には思える。青春のちょっぴりと苦くて酸っぱい思い出の話と
終わらせるわけには行くまい。著者らしくロジカルですっきりとした最後を期待していた私には
些か不満の残る最後となった。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.20:
(3pt)

この小説の設定は人間は自分の意志で歳をとらないことができるという世界であるということが前提です。ですのでそこに興味をいただいて読むとがっかりします。

このタイトルで気になるのは9度も18歳を迎える(歳を取らない)ことについて、歳をとらないことができることについて根拠・説明・理由(SF的説明、ファンタジー的説明、呪術的説明等)があるのか、それはどういうものなのか、というところに興味が行くと思いますが、それは説明されません。というより、この小説の世界の設定として、人間は自分の意志で歳をとらないことができる(少なくともそういうことができる人間もいる)という世界であるということは前提になっています(しかもそれが最後までそういう世界だと説明がないので、タイトル詐欺的な要素があります。)。ですので、謎としては、なぜ彼女は自分の意志で歳をとらないことにしたのか(歳をとらないことができる世界である前提で)、というものになります。文章としては、読みやすく、主人公の心情なども共感できるところもあり、そういう設定のものだと思って読めば、そこそこ面白いのですが、なんといってもタイトル詐欺的なところがなあ、と思いました。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.19:
(5pt)

浅倉先生の作品にハマってしまい、一気に3冊読んでしまったうちの1冊。

ネット上の感想では、不思議な設定を疑問視するものもあったが、この作品でそこに整合性を求めるのは間違っていると思った。多くの大人が経験したであろう青ずっぱい青春の思い出を、主人公と一緒に思い出すことができるのがこの作品の最大の魅力だと思うので。この作品の設定は、そこを描くための手法に過ぎないので。例えば孤島もののミステリーで、島を脱出するこんな方法があるのに主人公たちが逃げ出さないのはオカシイと突っ込むようなものと同じで、そこは目をつぶって孤島のミステリー(青春の青ずっぱさ)を堪能するのが正解だと思う。

あと、少しネタバレになってしまうが、
最後にヒロインの主人公に対する返事が描かれなかった点は素晴らしい読後感を与えてくれて良かった(多分、結果は明らかだとしても)。

学生時代に好きな女子に告白できず、大人になってから「あの時告白していたらどうなっていただろう?」なんてことを考えたことある人にはオススメの作品。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.18:
(4pt)

なぜ彼女が18歳を繰り返すのか

彼女の思いは?
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.17:
(3pt)

pierrotの間瀬豊はカッコよかった

●書き出しの印象では、これはタイムトラベルかそれとも不老不死の物語かと期待したが、どちらで
もなかった。言葉のマジックか論理のトリックのだまし絵を見ているようだった。この理不尽なシチ
ュエーションには、どうしても納得できなかった。
 しかし、その点を除くと主人公のいじらしさ不器用さが切ない。男心が共鳴してしまう。二和の秘
密を解明するというより、高校時代を追想する学園小説。青春時代の回顧録である。

 10歳も年下のJKにいい様にあしらわれ、おまけに保護者気取りや大人のプライドで、一生懸命走り
回る姿は、涙をかくしたピエロのようでカッコよかった。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
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No.16:
(1pt)

ねたばれ

ねたばれー九度目は受け入れられたとしても、以降の設定が受け入れられないよ。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.15:
(4pt)

SFファンタジーにしては、

ちょっと信じてみたくなるのが、やはり著者の筆力なのだな。
これ、他の作家が書いたらメチャクチャ陳腐なモノになったろうと思うよ。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.14:
(2pt)

特殊設定ミステリーの危険さ

こういう物語を「特殊設定ミステリー」といって、現在一つの分野になっているようですね。設定そのものは絶対にあり得ない状況設定がなされているのですが、その無理もしくは荒唐無稽を逆に利用して、普通ではうまく語れないような青春の蹉跌であるとか人間の感情の行き違いだとかいったテーマを書き込もうというのが主旨なのだと思います。この小説も9年間にわたって18歳でい続けるというある女子高生を設定し、かつての同級生がその謎を解こうとする段階で、青春の夢とは何か、大人になるとはどういうことなのかといった内容が語られていきます。

こうした方法論には賛否両論があると考えられます。上に荒唐無稽という言葉を用いましたが、ある程度そうしたあり得ないような状況や能力などを設定することで作者が主題として述べたいことをより自由なかたちで述べることが可能になる場合があるということだと思います。ただわたしは考えるのですが、この方法はある意味作家にとって魅力的な方法ではありますが同時に危険な方法でもあり、やり過ぎてしまうと状況設定の辻褄がどうにも合わなくなってしまい、結果作者の云いたいことも浮いてしまう結果があるのではないかと思います。

わたしは本作品は作者の筆力によりグイグイと読まされる――そういうところは確かに魅力なのですが、読み終わって振り返ると上記やり過ぎの一典型例なのではないかと考えさせられてしまいます。小説が現実世界を舞台としている以上、どうにも辻褄が合わないものは合わないのです。主人公自身の自己認識の混乱も織り交ぜることでストーリーに幅を持たせるなどの工夫はされていますが、根本的な現実世界とのズレの不自然さは解消されたとはいえないと思います。作者はひとつの解決が得られたという意味で書き込んだのでしょうが、女子高生がいよいよ卒業して今年は1年浪人するつもりだ、などという現実的な話をされると益々違和感が強まってしまいます。解説では大変に高く評価されていますが、わたしは特殊設定ミステリーの在り方や範囲に、ある危険なものを感じずにはいられませでした。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
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No.13:
(3pt)

どう解釈すべき?

文章や構成力に長けているから読めたけれど、ずっと高3のままでいる女性に何も違和感を感じない世界や、主人公の男性の年齢のサバ読み?がまるで理解できない。この作家はいつも読後感が爽やかなのに、このモヤモヤ感は何?どなたか26歳が29歳の意味、教えてください。私の感性不足でしょうか
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.12:
(4pt)

ただの青春恋愛ミステリーではない。

想像以上にひねりがあり、結末が想定できず面白かった!ファンタジー要素もあるが、そこも上手く消化できており、読みやすい作品だった。
未成年(高校生)のころの青臭さもとても上手く表現してあって、「こんなころもあったなー」と何故か懐かしく思わせる!高校生のころにMDの世代の方はとくにツボかもしれません!
教頭先生の良い大人な感じもすごい好きです。結末も前向きな感じなので、嫌な思いのラストを迎えたくない方にも。
ただのつまらない恋愛小説などではありません。期待値以上でした
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.11:
(5pt)

タイムリープとも、ファンタジーとも違う表現が斬新

非常にユニークな作品だったと思います。

年を取らない、という事を、老化しない、という事を、ただの現象ととらえて書く。
非常に面白い。

それが何に起因しているのか・・・わずかにミスリードを狙った感はありますが、
勿論それに騙される読者はいないでしょう。

彼女には縛られる理由が確かにあり、それを解き放ちたいと思う主人公。
できるなら、どちらかの、なんらかの収束が欲しいとは感じましたが、
それがどういったものであっても、全部を丸とは出来ないことを考えると、
答えを出さないのもアリなのか、とすら思えてしまいます。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.10:
(3pt)

設定に無理があるのかなと。

タイトルに惹かれて読みました。9回18歳を繰り返すって、SFっぽいのかなと思ったらそうでもなく、自然と受け入れている人はその事実を受け入れている。それがまず不思議。理由はあったのだけど、歳をとらないことがずっと納得出来ないままの私でした。面白くなくはない・・・です。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.9:
(4pt)

考えさせられる

不思議なミステリーでした。でも、分かるようで分からない感じ。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.8:
(4pt)

自分は何歳だっただろうか

年齢を患うということは、彼女のようにもなり得るし、主人公のようにもなり得るということか!と最後まで伏線回収された見事さとともに、主人公の行く末を思って一抹の不安に囚われました。
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089
No.7:
(5pt)

空回りのロータリーエンジンこそが青春

作者の浅倉秋成氏の作品は単なるミステリーではなく、折に触れて思い返すようなメッセージを心に残してくれるのも魅力のひとつであると考えます。

本作でもモラトリアムの理想と大人の現実が対比される中、主人公の「大事なのはどんな地点からも最善の跳躍を決めること」という言葉はたくさんの人の心に刻まれたのではないでしょうか。

また、伏線の狙撃手という異名のとおり、些細な皺まで丁寧に風呂敷が折りたたまれます。伏線の回収というよりは、しっかりテーマが一貫しているからこそ、意味の無い描写が存在しないという感じがします。

青春小説としてもとても面白かったです。自分にもこんな経験があったのではと既視感を覚えてしまうほど、主人公と全く同じ気持ちで読み進められました。誰かに想いを寄せるっていいものですね。ジブリの「耳をすませば」を初めて見終わったときの感覚と少し似ています。

しばらくはこの淡い余韻に浸っていようと思います、、
九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:九度目の十八歳を迎えた君と (ミステリ・フロンティア)より
4488020089

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