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教室が、ひとりになるまで
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教室が、ひとりになるまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 1~20 1/4ページ
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浅倉秋成さんの作品を読むのは、「六人の嘘つきな大学生」「フラッガーの方程式」に続いて本作が3作目でした。 正直、前半は、面白いながら、過去の2作品ほどグイグイ引き込まれる感じは無かったのですが、バーベキューのクラスイベントあたりから俄然、先が気になって、読むのが止まらなくなっていきました。 特に、4人目の「自殺者」の発生から、夏休みの図書室とプールで展開されるクライマックスにかけては、恐怖と、緊張感のなかで、一気に読んでしまいました。プールサイドで、「真犯人」と主人公、主人公の協力者とで交わされる緊迫のやり取りは、いわゆるスクールカーストの中に身を置いた高校生の言い分として、非常にリアルで、いずれも「確かにそうだな」と思わされる内容でした。誰の言い分に一番共感できるかは、読む人それぞれ、その人にとっての高校生活や、過去形(僕もそう)の場合はその想い出が、どのようなものであるかによって、分かれるだろうなと思いました。 「真犯人」との対決は、感動的な展開で一旦決着し、大きなカタルシスを感じながら読了!かと思いきや、最終章で厳しいドンデン返しが読者を待っています。ここは好き嫌いが分かれるところかもしれないです。僕はちょっと主人公が可哀想になってしまいました。(最後のヒロインの科白から、ほんのり希望の光は感じられましたが)。 | ||||
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犯人は早い時点で判明するのだが、どう対処して解決に持っていくかの後半が面白い。最後は自分自身についても色々と考えさせられてしまった。 | ||||
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普段からミステリー小説は読まないけど、何気なく読み始めたら止まらない!そして、無駄のない布石が、準備されていて、緻密に計算されており、感心した。 図書館での、様々な哲学者が会話に出てくるシーンで、読者の思考がレベルアップせざるを得ない。つい、読書の途中で、ググって理解が深まった。 読後感は、爽やかなヒューマンドラマのようで感動ものである。あとがきに紹介されていた次の著作も読みたくなった。 | ||||
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漫画にも向いてそうな気がする。学生時代に読んでたらもっと共感できたとおもう。 でも伏線回収はすごいよかったし純粋にどう決着つけるのか気になってスラスラよめた。ページ数もよかった。 | ||||
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普通のミステリーかと思ったら、完全に超能力の話。とわかって、ちょっとゲンナリしながらも読んだら、途中から思い切り引き込まれた。さらにはその事件の元になる背景、そもそもの主題が、わたしの心の闇に見事にビンゴしていました。某有名作家の、神社の木の話とか、実はこの系統の話がわたしはすきなようです。 | ||||
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ライトノベルを卒業した人でも読めるよう、少しだけ現実味っぽい要素を入れた異能バトル。 ただ、ライトノベルのような突き出たファンタジー感もなく、かといってノンフィクションのようなリアリティ感もなく、結局中途半端な味付けになってしまった、という感じです。 設定を作り込んだような読み込ませをさせるのですが、結局は異能で片付けられてしまうので、物語の転換点や登場人物の心情変化に深みや重みが感じられない部分がありました。 | ||||
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青春ドラマ+異能力+ミステリー。仲の良いクラスの中に潜む不穏な雰囲気を描くミステリーかと思ったら途中からSFになった。 | ||||
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wikipediaによると作者は高校時代M-1甲子園に出たらしい。どう考えてもスクールカースト上位なのに、立場下の人間の悲哀を描くというのはなかなかの面の皮の厚さですな。 | ||||
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とても面白かったです。 伏線回収も良く、また登場人物の考えにとても共感を覚えました。 思春期は未熟にも関わらず、とても短い時間の中に沢山のタスクを与えられます。 その中で一生懸命やろうとすること、やろうとしてもできないことに対する心の動きは刺さるものがありました。 とても良い物語りでした。 | ||||
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飽きずに読むことが出来た。終わり方が良かった。おすすめです。 | ||||
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高校生なんて10年以上前ですが楽しく読めました。 | ||||
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初めての浅倉秋成の世界観を実感 | ||||
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おもしろくて一気に読めた。 悪い点: 反抗動機に無理がある。犯人の主張自体は共感するが、イジメがあったわけでもないのに殺人まで決意させる状況ではない。 良い点: 反抗動機の無理さを横に置いといて読み進められるくらい、謎解きとキャラクターに魅力がある。 | ||||
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導入部分は面白かったのに、だんだん盛り下がっていく。 殺人を受け入れてしまうのは納得いかない。 | ||||
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自分も地味で静かなグループだったから目立ってうるさい人達は好きではなかったが、世の中には自分と合う人なんてそんないないわけだし。 壇は難しい本をたくさん読んでるけど、そういうことは学べなかったようだ。極端な思想の人。 クラスの人達がみんな死んでほしいほど嫌いなら学校行かなければいいとも思うが、 嫌いなやつのために自分が高校中退になるのはも嫌なんだろう。 犯人が殺人を思い立ったきっかけの一つが(主人公曰く)友達だった小早川の弔いだ。でも小早川は周りに流されて好きでもない友達と過ごしていたが、別に友達にいじめられていたわけではないようで。 なのに壇がその人らを殺そうとするのは逆恨みも入ってるなあと思った。小早川が自分と同じ考えだったことに悔しさ、後悔を覚えたんだろうけど。 あと受取人がAB組に偏りすぎ。 | ||||
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まあまあ。 「嘘つきな6人~」の方が面白かった。 けれど、思春期特有の生きづらさはよく理解できたし、高校生の頃を思い出しました。 あの頃の年齢にとって、世界は大人のそれよりずっと狭く、学校が世界そのものになりがち。私も人間関係に違和感や悩みを持っていたことを覚えています。 ミステリーにありがちな陰鬱とした読後感はなく、爽やかです。 | ||||
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現実離れした話しであまり引き込まれる事もなく期待した分残念でした。 | ||||
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ミステリーと言えば犯人とトリックを解き明かすものだと思ってましたが、途中でおよそ犯人の目処が立つというパターン。だからと言って途中で読むのを辞めることはできませんでした。 謎解きが終わってからの主人公への追求が、作品の深さを感じました。 | ||||
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久しぶりに読書を始めて手に取った一冊で初めてのミステリー。めちゃくちゃ面白かったです。 | ||||
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無いはずのことを、ある前提で構築し、あるのかも?と信じさせる筆力は出色。 このチカラは大沢在昌先生も完全には持ち得なかった。 本当に素晴らしいと思います。 | ||||
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