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教室が、ひとりになるまで
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教室が、ひとりになるまでの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 41~60 3/4ページ
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6人の嘘つきな大学生を読んでとてもおもしろかったので、こちらも軽快なテンポで一気読み。 | ||||
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通常の青春ミステリーとは違った楽しみがあります。犯人探しとは別の謎解きが新鮮でした。 | ||||
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伏線が面白かったです。 話が進むにつれて面白くなっていくところが良かったです。 | ||||
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ひと言でいうなら超能力プラスミステリー。 ストーリー展開が上手く、引き込まれて一気に徹夜で読んでしまいました。 ただ人物のセリフの中に少ししつこいかな?というような長セリフがありそこだけマイナス。 | ||||
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終盤の展開がとにかく秀逸で、一気に読めました。最後のちょっとビターな、でもハッピーな終わり方も好きです。 素晴らしい作家を見つけたなと思いました。浅倉秋成さんの新作が楽しみです。 | ||||
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どんどん先に読み進めたくなりました。 最後まで読んだ今は、もう一度最初から読み返したいと思います。 | ||||
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人との付き合いが煩わしくなる時もある。それでも結局周囲とうまく付き合っていかなきゃいけない。 傷つけないように、自分さえ良ければいいという考えはやめ、強制する事もやめ、自分の価値観を押し付けないことが大切なのだと教えてくれた。 | ||||
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所属しているコミュニティで上手く生きられないと感じている人におすすめです。 ミステリーだけど、人の心の動きに焦点が置かれている内容。 | ||||
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ミステリー小説ですが、いわゆる能力モノの要素がある。でもしっかり学生の「クラスという理不尽なピラミッド」について「上」と「下」の言い分を綺麗事でまとめず、どちらの考え方もしっかり書かれてあるのが良い。能力以外は、とても現実的でラストまでしっかり張り巡らされた伏線をうまく回収してあります!お見事!一気読みでした!後味の悪くない、オススメしたい一冊です。 | ||||
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「6人の嘘つきな大学生」に圧倒されて、続けてこの作家の過去の作品を読んだ。「6人の〜」が傑作過ぎたせいで、この作品がライトノベルのように感じた。残念。もし逆の順序だったら、きっとこの「教室が〜」もそれほど悪い作品ではなかったのかもしれないが、もしこの本を先に読んでしまっていたら、ボクは「6人の嘘つきな大学生」まで手を出したか?甚だ疑問である。微妙な気分だ。 | ||||
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タイトルからは気づきにくいのですが、異能力(超能力)系ミステリなので、そちら方面が苦手な人はご注意を。学校を舞台にした、仄暗い雰囲気のストーリーで、するする読めて、私は好き。 ただ、理詰めで解けるかな?と自分でもトリックを考えながら読み進めたのですが、そういう読み方をしてしまうと、少し「ずるい」と感じてしまう真相でした。素直にストーリーを楽しむという読み方のほうが合っているお話のように思います。 | ||||
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本を読むのに久しぶりに徹夜してしまった! おもしろかった! 伏線の回収が見事で、最後のほうはー なるほど! そういうことか! そうきたか!! うわ、わかる、つらい!! と、まさしく怒濤の展開。 ラストは、希望の見える終わり方ではありましたが、個人的にはつらいな~という気持ちの方が勝ってしまい… でも、事件が解決しておしまい、だったら…ここまで印象に残る作品になってなかったと思うので、あれはあれで良かった…んだとは思うんですが… でもできれば、もっと…晴れやかな気分で読み終わりたかったなぁ…というのが正直な感想…です。 あと、殺されてしまった3人が、べつにいじめとかをしていたわけでもなく、ごく普通の子たちだったので…非常にかわいそうだったなと思いました。 「でもーだからって、殺しちゃ、ダメだろ」なんですよ。 | ||||
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警察では自殺と判断し事件性はないと思われていたが、ただ、どうやら実際は他殺事件のようだ。ここからストーリーが始まり、同級生の捜査活動へと発展するところは興味をそそられて良かった。 しかし、事件の真祖に近づきその内容が徐々に明らかになって行くと、なんだそんなことかぁとややがっかりした気持ちになりました。もっと違った方法がなかったのかなぁとやや残念です。 その点で評価を下げています。 | ||||
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特殊能力や推理考察がメインかと思わせて本当の話の中心は社会性ヒエラルキーと嘘という部分です。 学内のヒエラルキー、ようはスクールカーストにおいての上部と底部それぞれの立場の思いや考えをさっぱり簡潔かつしっかりと読者にわかりやすく示されております。また、学内ヒエラルキーを良く思っていない者たちの心理や行動はされに的確に表現できており、青春時代の孤独ゆえの闇や心の叫び、それを少しだけ照らす救いにも似た小さな光にも触れており最後は少しほんのりする展開です。 多少救われる展開への一つとしてこのクラスのスクールカーストでは表だったいじめがなかったことも一つあります。実際のスクールカーストでは大小に関わらずいじめやいじりに似た何かがあります。 これが有る無しでは、事件解決後にほっこりする展開づくりは難しいでしょう。ただこれはどちらか言うと陰惨な話を書いて読者に嫌悪感を与えたくまではないという作者の考えが大きいようにも感じます。 実際最悪なクラスとまで登場人物に言わせてますし。 ただ、拍車が掛かればいじめの延長になりそうな描写はありましたが。 そういった学内社会性問題提起や、当事者達の心理描写が巧みに描いているところは大いに関心でき楽しめましたが多少の疑問点はありました。 自殺した女の子の動機が弱いと感じました。心を殺して自分に嘘をついて生き続けることは自殺に値するという比喩にも似た表裏表現からなのでしょうが、明確ないじめや他社からの強い心理的肉体的暴力がない所で自殺までおこなう心理です。 殺人犯の心理や動機については唯一の親友というところやクラスが嫌いという観点から鑑みると もし人が特殊能力を得たならば…行動に至らなくはないなとなんとか納得しました。 最大の問題点は、この作品が殺人ミステリーを取り扱う必要はあったのかというところです。 これを設定としてしまうところでは必ずトリックを考え伏線を張り解説する必要がでてくるのですが、そのトリックがこの作品では全て特殊能力ありきとなっており果たしてトリックなのかなという描写も多いです。 特殊能力のひとつが、この作品のテーマである嘘に醍醐味を持たせています。この設定があることにより誰がどのタイミングでどんな嘘をついたかということを、作者や登場人物の気持ちを考察できない読者にもわかりやすく理解してもらう要因の一つとなっています。 ですがこの部分を抽出するとなるとそれに追随してくる他特殊能力のために、トリックがお座成りとなってしまっています。 世の中の殺人トリックはこの2020年代までに、ありとあらゆる手法が出尽くしており新発想が出辛いのが現状です。 またマンネリ化や二番煎じ批判を避けるために他作品のものや有名どころは作家のプライドや世間体として使い辛いことも問題です。 ですが自分の作家性を、作品を世に披露し話題や名声をモノにしていくために、何かしらの新規を開拓しなくてはなりません。そのため近年多く使われる手法の一つとして特殊能力や魔法、ファンタジー、SFと絡めたミステリーやトリックネタも多くなっています。 それらの例に漏れず今作もそうなのですが、特殊能力が主人公や読者の推察を根底からひっくり返すものであり必ずこのトリックは必要でなかったと思います(検証済みです) 本格ミステリーではないと言われればそうなのですが、被疑者を絞る際も会話により糸口を掴む展開も全て特殊能力便りで他に良いテーマがあるので推理部分が蛇足に感じました。青春作品としてもしっかり読ませてくれたとは思います。 あと近年の表紙帯は声が大きいですね。話題性、売り上げのためには仕方ないことなのですが、過剰に持ち上げすぎのような気はします。少し前まで押していた映画を見た人の感想風の映画CMのようでわざとらしいです。何事も吾唯足知ですね。 | ||||
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なかなかに『サイコ』な作品です。 ですが、奥行きがあり引き込まれます。 ミステリ云々は蚊帳の外に置いておくとして、人間模様が面白かった。 ただ、プラモデルだとか、本筋を彩るはずの記述がややくどく感じました。 もっとも、こういう部分は好む人とそうでない人が居るのですけれど。 | ||||
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教室が一人になるとはそう言うことであったのか。 | ||||
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途中いくらもしないうちに明らかになる犯人。 だが、本書は、著者が作り上げた《受取人》という存在とその持つ能力、その能力を発動させる条件、それに課された制約などが得も言われぬ伏線となっており、その伏線を縦横無尽に使いこなして、いかにして殺人を行い得たのかを解き明かしていくことに重点を置いた物語である。 そのトリックは、ちょっと類を見ないほどの見事さであり、それが解明される過程はワクドキものであった。 更に考えさせられたのが、その動機である。 高校生ともなると、誰ともつるまずひとりでいたとしても中学生の時よりそれを大した苦境とは思わない。 強烈な自我の芽生える時期だし、それだけ大人に近づきつつある時期でもあるのだろう。 むしろその方がいいと思う者さえいて、それを半強制的にクラスみんなでなかよくレクレーションをやろうと引っ張り出されることを迷惑に思う者も出てくる。 それなら、私はイヤといえばいいではないかと思ってしまうが、そんな簡単なものではないのだろう。 いやー、それにしても、このタイトルはそういう意味だったのか。 このタイトルにこの表紙だったら、誰しも騙されると思う。 私もその口だったのだが、それはよい方への騙しだったのだから文句を言うべき筋合いはない。 これが逆だったなら怒り心頭だが。 いずれにしても、この作品と今年の新作(六人の嘘つきな大学生)で著者の株は鰻登りだろう。 | ||||
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特殊能力ありきで入り込めなかった。説明で進んでいる場面も多く、読みづらいなと思った。切迫しているのだろうが、文章に深みがないと感じてしまい、危機的状況を想像させてくれなかった。 | ||||
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中学1年生の息子の推薦で今回こちらを購入しました。息子がすごく面白いんだけど感想文が書けない、というので私も読んでみることにしました。初めは生徒が次々に自殺する、という点で子供に読ませて良いものか悩みましたが、内容が深く、ミステリアス面白い中に人が人と共存していくことを改めて考えさせられる内容で読み終えてからも一人で考え込んでしまいました。なるほど、これは感想文は書きづらい。 | ||||
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特殊設定のミステリ、それも本格推理小説です。 出だしから9割くらいがガチガチの本格推理なので、けっこう歯ごたえがよすぎて、敬遠したい思いがしないでもなかった。 特に、途中で主人公が、相手の特殊能力に気づくのに、それを仲間には教えるのに、読者には教えない、というのが、「ずるいなあ」と思ってしまうのでした。 ただ、ラスト1割での、青春小説部分というか、青臭い人間小説部分は、非常に心を揺さぶられました。 わたしも共感したし、多くの読者の共感を呼ぶのではないでしょうか。 本格部分を少し削ってでも、この青春小説をふくらませてほしかった。(個人的な願望です) いずれにしろ、一読する値打ちのある作品だと思います。 | ||||
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