甘美なる誘拐
- 誘拐ミステリ (101)
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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いつ誘拐するのだろう。とか、伏線だなぁと思いながら読み進めますが、中盤からは一気に。とても面白く読ませていただきました。 オススメ! | ||||
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この作品は、2021年第19回『このミステリーがすごい大賞』文庫グランプリ受賞作である。 ヤクザの下っ端の真二と悠人、土地と建物の売却を求められ嫌がらせを受ける自動車部品販売会社を営む植草浩一と娘の菜々美、違法行為で金を稼ぐ謎に包まれた宗教団体ニルヴァーナ、高利貸しの殺害事件、火焔瓶が投げ込まれタールをまき散らかされた組事務所など、前半は誘拐に関することが一切出てこない。『甘美なる誘拐』というタイトルは一体何なのかと疑問にさえ思ってしまう。 タイトルになっている誘拐の話は、半分を読み進めたところでようやく登場する。前半は、様々なエピソードが錯綜するが、後半一気に誘拐劇が進んでいく。 前半で登場した一見全く関係がないように思われる個々の出来事が、最後にはすべてが線でつながり予想もつかない結末をむかえることになる。 主人公の真二と悠人のふたりをはじめ、登場するヤクザたちが犯罪者でありながら、どことなく人間くささがあり憎めないキャラクターに描かれているのが面白い。最後はちょっぴり心温まる終わり方で、読み終えた後に何かしらの安堵感と爽快感を覚える作品になっている。 | ||||
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キャラクターも明るめでストーリーも重くないのでスッキリと読める。物語の真相に迫る部分も、色々と伏線が回収され楽しめた。 ただ、ある人物の登場(見せ方?)によって大体の真相が途中でわかってしまうのが勿体なかった。 | ||||
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「アイボリーのワイシャツ」が出てきて、呆れた。 ワイシャツは言うまでもなく「ホワイト・シャツ」の短縮形。 アイボリー(象牙色)のホワイト・シャツって、どういう色なんだか、ちっとも分からない。 | ||||
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並行するストーリーが徐々に繋がっていく。 前半はそのワクワク感でサクっと読んでいけるが、後半はその期待が徐々に惰性に変わる。 種明かしでまぁひと段落かなと思ったが、エピローグで「そんな都合のいい話あるかーい」とツッコミを入れたくなった。 種明かしの語りを誰目線で書いているのかが分からず、解説口調なのが冷めてしまったのもある。 読みやすいが、あまり好きな作りではなく、再読しないだろうなと思い、星2つ。 | ||||
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