甘美なる誘拐



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.00pt (10max) / 1件

5.83pt (10max) / 6件

Amazon平均点

3.48pt ( 5max) / 23件

楽天平均点

3.45pt ( 5max) / 53件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2021年04月
分類

長編小説

閲覧回数2,317回
お気に入りにされた回数5
読書済みに登録された回数13

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

2021年04月07日 【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

第19回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作! ヤクザの下っ端二人組、真二と悠人。人使いの荒い上司にこき使われる彼らの冴えない日常は、ある日、他殺体を発見したことで変わり始める。同じ頃、下町で自動車部品店を経営する植草父娘は、地上げ屋による嫌がらせで廃業に追い込まれかけていた。抵抗するため、父娘はある人物を頼るが……。一方、宗教団体・ニルヴァーナでは、教祖の孫娘が誘拐される事件が起きていた。様々な人物や事件が、衝撃のラストに帰結する、誘拐ミステリーの新機軸!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

甘美なる誘拐の総合評価:6.88/10点レビュー 24件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

スケール不足


 ヤクザの下っ端二人組、潰れかけの自動車部品店親子、新興宗教・教祖の孫娘。 接点のない彼らを結び付けるある誘拐計画、ある金貸しの死と宝籤。 意外な結果を見せる誘拐エンターテインメント。

 全体的にスケール不足、誘拐ミステリーとしても群像劇にしても過去の偉大なる作品にすごく見劣りする。 誘拐を焦点に見た時はやはり警察との対峙が陳腐に感じる。 警察の欺き方や人質の扱いにしろ極道らしさが一切感じられない。 そうなると半素人で構成された「大誘拐」を想起させ、あの作品ほどの壮大な膨らみは見られない。 様々な人が繋がる群像劇の要素もあるが、あまりスポットを当てられない人が多々いる。 
 一番気になったのはインタールードの使い方。 意味合いとしては単に幕間。 今までインタールードというと本筋とは関係ないような視点から物語に切り込んだり、神の視点から過去や未来の記述をとったり非常に技巧の強い要素として見てたのだが本作のそれは単に未来のことを前倒しで記述している所謂倒叙である。 この構成がよく分からない。 全く想像し得ない意外な展開を先に描写させておいて、その後の過程を強く惹き付けるような使い方なら分かるが・・・。
 

りーり
9EDFH0HC
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.23:
(5pt)

楽しい時間でした

いつ誘拐するのだろう。とか、伏線だなぁと思いながら読み進めますが、中盤からは一気に。とても面白く読ませていただきました。
オススメ!
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299014928
No.22:
(4pt)

様々な出来事が最後に線でつながり予想もつかない結末に

この作品は、2021年第19回『このミステリーがすごい大賞』文庫グランプリ受賞作である。
ヤクザの下っ端の真二と悠人、土地と建物の売却を求められ嫌がらせを受ける自動車部品販売会社を営む植草浩一と娘の菜々美、違法行為で金を稼ぐ謎に包まれた宗教団体ニルヴァーナ、高利貸しの殺害事件、火焔瓶が投げ込まれタールをまき散らかされた組事務所など、前半は誘拐に関することが一切出てこない。『甘美なる誘拐』というタイトルは一体何なのかと疑問にさえ思ってしまう。
タイトルになっている誘拐の話は、半分を読み進めたところでようやく登場する。前半は、様々なエピソードが錯綜するが、後半一気に誘拐劇が進んでいく。
前半で登場した一見全く関係がないように思われる個々の出来事が、最後にはすべてが線でつながり予想もつかない結末をむかえることになる。
主人公の真二と悠人のふたりをはじめ、登場するヤクザたちが犯罪者でありながら、どことなく人間くささがあり憎めないキャラクターに描かれているのが面白い。最後はちょっぴり心温まる終わり方で、読み終えた後に何かしらの安堵感と爽快感を覚える作品になっている。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299014928
No.21:
(3pt)

ライトにスッキリ読める

キャラクターも明るめでストーリーも重くないのでスッキリと読める。物語の真相に迫る部分も、色々と伏線が回収され楽しめた。
ただ、ある人物の登場(見せ方?)によって大体の真相が途中でわかってしまうのが勿体なかった。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299014928
No.20:
(1pt)

日本語が出鱈目

「アイボリーのワイシャツ」が出てきて、呆れた。
 ワイシャツは言うまでもなく「ホワイト・シャツ」の短縮形。
 アイボリー(象牙色)のホワイト・シャツって、どういう色なんだか、ちっとも分からない。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299014928
No.19:
(2pt)

辻褄合わせがちょっと強引

並行するストーリーが徐々に繋がっていく。
前半はそのワクワク感でサクっと読んでいけるが、後半はその期待が徐々に惰性に変わる。

種明かしでまぁひと段落かなと思ったが、エピローグで「そんな都合のいい話あるかーい」とツッコミを入れたくなった。

種明かしの語りを誰目線で書いているのかが分からず、解説口調なのが冷めてしまったのもある。

読みやすいが、あまり好きな作りではなく、再読しないだろうなと思い、星2つ。
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」文庫グランプリ受賞作】甘美なる誘拐 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)より
4299014928



その他、Amazon書評・レビューが 23件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク