「白い巨塔」の誘拐
- 白骨死体 (98)
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 『 甘美なる誘拐』 』の続編となり,華麗なる(?)転身を果たした二人のヤクザが, またもやボスの無茶振りに巻き込まれる,タイトル通りの医療関係者の誘拐ものです. 二人が受けた依頼と,巨大医療法人での権力争い,場所も視点も別々に話が進み, 関係のなさそうな…とはいえ,読む側からすれば,最後に繋がるのは見え見えの中, 接点をチラつかせながらも,なかなかに的を絞らせない展開にうまく引っ張られます. また,これらが繋がり,散らばっていた部分も回収,「まさかの」が起きる終盤は, 仕掛け自体は予想通りなものの,前巻よりコンゲームらしさがあったように感じます. ただ,らしさはその終盤のみで,エンタメとしての面白さはそれなりにありますが, 知恵を巡らせ,騙し騙されなど,作品全体を通じてのコンゲーム感は本作も薄い印象. このほか,祝宴での『タネ明かし』が少しダレ,蛇足感が出てしまったのが残念でした. | ||||
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帯で大森望氏が言っているように、 誘拐を素材にしたコンゲームそのものが珍しいのに、その続編。しかもこの作者の仕掛けるコンゲームは、作中人物同士だけでなく、読者を騙すというスタイル。 この条件だと、前作の手口は絶対に使えない。新しい手口で、読者を騙すのはかなり高難度だ。 作者はよくその要求にこたえている。 意表を突く騙し方で、伏線の引き方もうまい。 ヤクザ未満コンビの掛け合いは今回も快調。脇役のマサヨシもいい味を出している。ほんの端役に至るまで、その人物のイメージが浮かび上がる筆力はなかなかのもの。 だが何と言っても、このシリーズの特筆すべきポイントは、これ、どうやって収拾するんだよ、と思うようなあれこれの要素が、最後に一点につながってくる回収力だろう。構成の力量と言ってもよい。 内田剛氏が「極上のスキル」と激賞するのはこのためだと思う。 | ||||
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以前めちゃくちゃ低評価にしてしまった(勿論それには理由があります)作者の、しかも続編かー(苦笑) やっぱり読み初めからどうにも緊迫感がなく、かつやり取りも長ったらしく、その割にどのキャラにも秀でた個性無し。 もう絶対絶対この作者の書いたものは買わない!! | ||||
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