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ラブカは静かに弓を持つ
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ラブカは静かに弓を持つの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 1~20 1/5ページ
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| 上司から命じられて音楽教室へスパイとして潜入することになる主人公が、先生や仲間と打ち解けていって、チェロを弾くことの楽しさや嬉しさに救われていきます。 スパイといってもサスペンスやハードボイルドな感じはほとんどなくて、むしろ全編にチェロの響きが漂うような重厚な味わい深い物語でした。 | ||||
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| 実際、この小説は映像向きな気はします。 表情や場の空気に、語らずとも重ねてきた心の層を感じ、共感し、引き込まれるでしょう。 この小説は背景を描き切りません。そして正直ドラマ的な偶然や都合が重なる場面も多めです。作者が組み立てたロジックや必然、リアリティに刺激を求める場合はあまりお勧めしません。 しかしながら、ある程度背景の想像と脳内映像の保管をし、リアルと創作の線引きをしながら読むタイプの方には、ハマるはずです。私です。 ところで、高校生課題図書に指定されていたようです。心に重く引きずりやすい多感な年頃にはさらに刺さる気はします。 程よい暗がりと心を揺さぶる展開に、気持ちよく読める作品です。 | ||||
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| 主人公の顔の映像が漫画イラストやアニメで想像された小説はこれが二つ目です。 最初にそういう体験をしたのは「52ヘルツのクジラたち」でした。 そしてこれが2番目。 主人公の、憂いを帯びたちょっと陰気な、でも非常に美しい容姿。 そして明るく体育会系の雰囲気さえまとう、パキパキした感じの太陽のようなチェロの先生。 会社でしか生きられない昭和の男、上司。 もう一人の綺麗で隙のない女性スパイ。 主人公と先生は逆のタイプで、まさに心を救ってくれるのは音楽であり仲間であり師匠であった。 けれども最後までずっと、主人公と先生の間には 恋愛までとはいかないけれど、限りなくそこに近い愛情と絆を感じます。 私はこれがBL小説ですよと言われても納得します。しかしそこに性の絡みなどはまったくなく 音楽を通した、心を通わせ、心を開いていく、非常にピュアな一人の人間の救いの物語を見ました。 著作権問題は実際におきた事件をもとにしているので、ヤマハをモデルにしているのだろうとは思います。 そして、ヤマハ音楽教室にここまで深い師弟愛があるのかどうかも疑問ではあります。 そういったものは個人でつく先生に芽生えるものだと思っていたから。 でも考えてみたら、仕事ではなくちょっと趣味で習う一般の人にとっても、師匠と言える人がいて当たり前だし それが企業の軽く入れる街の音楽教室であってもいい。 主人公はとにかく繊細で傷つきやすく、すぐに自分の気持ちを言葉で発することができない。まあ、コミュ障です。 その原因となった幼少期の事件にしても、明らかな暴行や問題にはつながらず、未遂に終わった。 それでも大人になるまで引きずり、傷つき、社会に不信感を植え付けるに十分なのだと。 それは主人公がとても繊細な心を持っている子だったから。 そういう人だからこそ、音楽を取り上げられたことも傷となり、音楽で癒され、 友達もいなかった彼に仲間と師匠ができたことが、心の穴を埋めるに十分な癒しとなった。 そんな美しい27歳の青年を導く、明るく太陽のような年下男子師匠。 設定からしてもう、女性が好む感じが満載なんですよね〜。 終わり方もベタベタしない感じでよかったし、うまくまとまっていると思いました。 | ||||
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| 何を勘違いしたのか、戦士の話だと思って購入。え、音楽教室?ってなって、じゃあラブカって誰?ってなって、そこからはどんどん話にのめり込んでいきました。個人的に温度の低そうな、静かな主人公が好きなのですが、これは私の大好きな主人公でした。そしてチェロがまたいいです。バイオリンやサックスではなしに。トラウマに関しては、少し弱い気もしますが、そこはまぁ、個人の領域なので、そんなこともあるだろうと。最後の最後まで、楽しめます。 | ||||
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| タイトルやあらすじからスパイものを期待して読み始めましたが、実際は想像していた展開とは異なり、少し肩透かし感がありました。スパイ小説としてのスリルを求めている方には、期待に沿わないかもしれません。 また、主人公に感情移入することが難しく、物語にのめり込めなかったのも正直な感想です。私自身、楽器の経験がないため、描写される音楽や演奏のシーンに共感しづらかったのも一因かもしれません。 とはいえ、音楽や独自の世界観に興味がある方にとっては、他にはない魅力を感じられる作品だと思います。私には合わなかったですが、人によって評価が分かれる一冊だと感じました。 | ||||
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| ≪ネタバレ注意≫ 話自体は悪くなかったけど、上司のパスワードとかコンサートの日程変更とか、ちょっと都合がよすぎてシラけてしまった。ストーリー上、そう展開させるしかないのかもしれないけど、著者の技量不足かな。 あと、「心臓が、ボン、と跳ねる」的な文章ってちょっと下手じゃない?作家ならもう少し繊細な描写で表現してほしい。 | ||||
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| 心あたたまる良いお話でした。 | ||||
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| 評価が高いので読んでみましたが、がっかりしました。 潜入調査員のジレンマというメインストーリーについては、想像どおりの展開ではあるものの「まあ悪くはない」という感想なのですが、余計な味付け(?)があまりにひどく、メインストーリーを肉付けするどころか、逆効果になってしまっていることがその理由です。 以下、ネタバレを含みます。 まず、主人公がイケメンであることが強調されているのがそもそも不適切です。心に傷を抱えコミュ障気味の主人公が仲間との交流を通して救われるという話なのに、「イケメン」が強調されるために、「そりゃあ多少コミュ障でも可愛い女の子たちからちやほやされるよね」という話になってしまいます。ストーリーの展開上、主人公がイケメンである必要は全くありません。それどころか、そのことがかえってテーマを曖昧にしてしまっています。 社内の派閥抗争のくだりもあまりに荒唐無稽です。会社の将来像をめぐる意見の相違(例えば、潜入調査を行うことの是非)から派閥抗争のようなものが起きるというのなら理解できますが、本書の場合はそういうレベルではなく、女子中学生や女子高生の「仲良しグループ」の喧嘩レベルなんですよね。著者が社会を知らないことがよく分かります。 それに訴訟のために潜入調査を行わせる(いずれオープンになる)ことが、とても会社の正式な方針ではなさそうに思われる点、それにもかかわらず堂々と会社の経費を使っているなど、はっきりいって訳が分かりません。 そもそも派閥抗争を持ち出したのは、潜入調査員が一人ではないことの根拠だったのかもしれませんが、調査対象の活動実態を把握するためには、複数の調査員を派遣することは不自然ではありません。そうでないと、個別の教室やある講師の特殊事例として言い逃れされてしまう可能性もあるからです。 また「潜入調査」そのものは道義的にはともかく法的には違法なものではありませんが、主人公が行ったことは、窃盗や威力業務妨害など大変悪質なものです。それなのに主人公が開き直ったら、うやむやにされてしまい、刑事告発どころか懲戒処分にもなっておらず(普通の会社なら、当然懲戒処分の対象だし、それを見逃した管理職も処分されます)、あたかも主人公の行為が「正義」であるかごとく扱われているのにはあきれてしまいます。 別に、主人公の取った行為がおかしいとか許せないという趣旨ではありませんが、犯罪は犯罪としてきちんと扱い、主人公の苦悩や葛藤をしっかり書き込んだ方が、話に深みが出ると思うだけです。 一言で言えば「薄っぺらい」という感想です。本屋大賞ってこんなものなんですか? | ||||
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| 音楽andスパイということだが、スパイ部分はかなり頼りなく弱いので、実際は過去にトラウマを抱えた青年の小説である。 本屋大賞ぽいと思うが、大薮賞ぽくはない。音楽に興味がない私はそこまで強い感動はなく読み流したが、先生と総務のおねーさんのキャラはそこまで過剰に描かれておらず、少しリアルで良かったと思う。 しかし主人公がイケメンイケメン言われるのはどうなんだろう。大学生の子の感情もそこだけやや場違いな気がするし、実写化したらイケメン俳優がチェロ練習して主演やりそうだなーと思い、そこは少し興が乗らなかったとこでもある。 | ||||
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| ありがとうございました。 | ||||
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| 文章を読んでいてかなり読み疲れる。思っていたスパイとずれていたから作品にもあまり引き込まれなかった。 | ||||
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| 実際に話題のニュースになった題材を基に描かれた潜入調査の物語。序盤から既に面白いです。 主人公や周囲の人達の心の機微がとても上手く表現されていて、嫌でも感情移入してしまいます。 自分がこの立場だったらどう思うだろう?耐えられるか?を考えてしまいます。 控えめに言ってぜひ読んでほしいです。 | ||||
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| きれいです。 | ||||
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| 浅葉と橘のレッスンは本当にチェロの激しく、優しい音が聞こえるようです。 面白かった〜。 | ||||
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| 主人公がどうして今日に至るまでチェロが弾けない人間になったのか、なぜ不眠症に悩んでいるのか、その具体性が欠落していると思う、それなりの説明はあるけれども、いずれも決定打ではない、とくにチェロに吐き気を催すほどの嫌悪を抱いている理由がわからなかった。 悩める男が、音楽によって立ち直る、そんな物語を書きたかった、しかしそのための周りの理由付けが甘くなってしまった。チェロへの嫌悪がまさにそうだった。それだから、主人公が立ち直っていく過程もひどく一方的で、読んでいて、なんか知らないけど悩んでた男が立ち直った、というドライな感じにしか受け止められなかった。 あと物語そのものは実にたんじゅんで、多分そうなるんだろうなという予想を一切裏切ることなく進行していく。 最後に、先生そんなに怒ることなのかな。腰掛け、妥協、プロになれなかった音楽家が本意ではないにしろ生活のために音楽教室の先生をやっているといった印象が感じられ、たしかに二年も教えていた生徒がスパイだったというのはつらくて、寂しくて、悲しくはあるけれども、そこからあれほどトップギアに怒りをあらわにするだろうか。正直、この先生のスタンス、掘り下げがないのでいまいちわからない、音楽教室の講師として人生をかけているという印象もないので、烈火の如く怒る浅場にむしろ困惑させられた。 | ||||
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| 前一度図書館で借りて読んでみたところ、とても面白くて購入しました。音楽とスパイ小説の融合みたいな感じでおすすめです。 | ||||
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| 最初から最後まで非常に面白かったです。 登場人物も皆、魅力的でした。 ただ、主人公のルックスを周りの人が直接褒め称えるのはなんか萎えました。 小説の主役なんだから、美男子でいいのだけど、匂わす程度の描写で十分です。 一気に安っぽくなる気がします。 | ||||
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| 音楽教室に潜入するという設定、主人公の気持ちの変化がとても面白かったです。 音楽や趣味、人との触れ合いの良いところが感じられるのも素敵でした。 最後のところは感動ものです。 | ||||
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| 全編、音楽が流れているような、心地よい文体。終わり方も好きでした。チェロの音が聴きたくなりました | ||||
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| 同年1位の「汝、星の如く」と甲乙つけがたい 好みの問題程度で、これもとても心地よい物語 | ||||
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