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ラブカは静かに弓を持つ
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ラブカは静かに弓を持つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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評価が高いので読んでみましたが、がっかりしました。 潜入調査員のジレンマというメインストーリーについては、想像どおりの展開ではあるものの「まあ悪くはない」という感想なのですが、余計な味付け(?)があまりにひどく、メインストーリーを肉付けするどころか、逆効果になってしまっていることがその理由です。 以下、ネタバレを含みます。 まず、主人公がイケメンであることが強調されているのがそもそも不適切です。心に傷を抱えコミュ障気味の主人公が仲間との交流を通して救われるという話なのに、「イケメン」が強調されるために、「そりゃあ多少コミュ障でも可愛い女の子たちからちやほやされるよね」という話になってしまいます。ストーリーの展開上、主人公がイケメンである必要は全くありません。それどころか、そのことがかえってテーマを曖昧にしてしまっています。 社内の派閥抗争のくだりもあまりに荒唐無稽です。会社の将来像をめぐる意見の相違(例えば、潜入調査を行うことの是非)から派閥抗争のようなものが起きるというのなら理解できますが、本書の場合はそういうレベルではなく、女子中学生や女子高生の「仲良しグループ」の喧嘩レベルなんですよね。著者が社会を知らないことがよく分かります。 それに訴訟のために潜入調査を行わせる(いずれオープンになる)ことが、とても会社の正式な方針ではなさそうに思われる点、それにもかかわらず堂々と会社の経費を使っているなど、はっきりいって訳が分かりません。 そもそも派閥抗争を持ち出したのは、潜入調査員が一人ではないことの根拠だったのかもしれませんが、調査対象の活動実態を把握するためには、複数の調査員を派遣することは不自然ではありません。そうでないと、個別の教室やある講師の特殊事例として言い逃れされてしまう可能性もあるからです。 また「潜入調査」そのものは道義的にはともかく法的には違法なものではありませんが、主人公が行ったことは、窃盗や威力業務妨害など大変悪質なものです。それなのに主人公が開き直ったら、うやむやにされてしまい、刑事告発どころか懲戒処分にもなっておらず(普通の会社なら、当然懲戒処分の対象だし、それを見逃した管理職も処分されます)、あたかも主人公の行為が「正義」であるかごとく扱われているのにはあきれてしまいます。 別に、主人公の取った行為がおかしいとか許せないという趣旨ではありませんが、犯罪は犯罪としてきちんと扱い、主人公の苦悩や葛藤をしっかり書き込んだ方が、話に深みが出ると思うだけです。 一言で言えば「薄っぺらい」という感想です。本屋大賞ってこんなものなんですか? | ||||
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音楽をテーマに、音楽教室の先生と生徒の関係でありながら、スパイとして音楽学校に潜入捜査をしているという変わった設定の作品。というものの、最初から最後までのめり込めないまま読了。 | ||||
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本屋大賞2位とゆうことで、オーディブルってみた。汗臭さ、血なまぐささ、ドンパチ、緊張感、躍動感等々、スパイものにありがちな展開が全くない、無機質な物語が淡々と流れていく。二コラ・ド・スタールの画集のような、感情の起伏を生じさせない空間に浸りたい時にはいいかもしれない。 | ||||
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エピローグ以前の終わりが個人的には好きだった。 ありふれたハッピーエンドと感じた | ||||
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評判が良いので読んでみましたが、 ただ単に音楽と、スパイをくっつけて、 それらしい作品にまとめましたって感じの 優等生ぶったライトノベルという印象でした。 登場人物も、本当にアニメか漫画みたいでリアリティが無い。 はっきり言って時間の無駄でした。つまらない、の一言です。 | ||||
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