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ラブカは静かに弓を持つ
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ラブカは静かに弓を持つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 41~60 3/4ページ
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息子の夏休みの宿題で 息子が気になる本を見つけて注文させて頂きました。 早く届いたので助かりました。 | ||||
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何となく孤独を抱えている自分。心の奥底では誰か引き上げてって想いがあるのかもしれないけど、それを認めたくないような。ちょっと切なくてじんわり来る本でした。 | ||||
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マニアックな題材でありながらエンターテイメントとして成り立っていて、とても楽しめた。時折、本を読み進める手を止めてバッハを聴いて思いを巡らしちゃったりして。 | ||||
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著作権協会の主張に少し納得がいかなかった。しかし、現実で実際に係争中なのだと知ってびっくり。まあ、著作権協会も自分の利益のためにやっているのではなくて、知的財産権を守るためにやっていることだから、これでいいのかもしれない。 現実の微妙な問題を素材にしているからか、物語にはリアリティーがあった。心の機微が良く描かれていたと思う。プロ演奏家の信じられないくらいのレベルの高さもちゃんと盛り込まれ、安易にストーリーを盛り上げてしまわないところも、リアリティーがあって良かった。 | ||||
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安壇美緒さんの小説を読むのはこれが初めてでした。この作家のすべての作品に共通しているのかは わかりませんが、描写が非常に繊細です。 主人公は精神的な問題を抱えて生きていますが、音楽との比喩で言うなら、「アップ」系ではなく、 「ダウン」系です。どこまでも心の奥底を探り彷徨い、小さな変化に気づきながら自分を見つけていく 姿を我が身と重ねつつ、この世界観に没入していきます。 昨今の動きの速い、派手な仕掛けの小説ではなく、内省しながらじっくりと味わえる良質な小説でした。 | ||||
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音楽業界の中で 著作権に関する問題点は はっきりとしていなくて まだまだ知らないこと そして知るべきことを感じました。 | ||||
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最後は泣けました。 泣ける話ではないのかもしれないけど、私は泣きました。終わり方が良かったから全てがよく思える話。 スパイとか色んな要素がある中で人の心の闇の部分を解きながらどん底に落ちた後にうれしくて泣いてしまう。 ぜひ読んでください。 | ||||
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著作権管理団体に勤務する主人公が、スパイとして音楽教室でかつて習っていたチェロを再開する物語。軽い文体でスラスラ話が進め。心温まる小説。 | ||||
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とにかく、飽きずに先が気になる面白さで、文章も上手く、わたしの拙い表現では伝わらない。良かった❗ | ||||
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すごく、期待させる前半、期待感が大きすぎると、やや残念な後半。もっと、行ってもらいたかったな。 | ||||
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主人公橘の心の奥に届くのは、誰かの言葉でも、時間の経過でもなく音楽だけだったと読み終わって感じました。 幼い頃のトラウマ、潜入捜査、どれも音楽がきっかけです。それでも、橘は音楽と出会ってよかったと思わずにいられない結末でした。 | ||||
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二人きりの密室でのやりとりや物語の流れにはスリルがあり、とても良かった。ドキドキしながら読んでいて、読み終わった後のホッとする感覚。 | ||||
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凪良夕さんも良かったけれど、甲乙付け難いほど良かった。買って読んで大満足でした。 | ||||
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その曲がバッハ、ベートーベンだろうが、ピンクフロイドだろうが、ベイシティローラーズだろうが、AKBや聖子ちゃん、田原俊彦だろうが、音楽に罪はない。人間の欲望が罪を犯すだけ。 ストーリーとは全く関係ないけど、学生時代にヘタクソアマチュアバンドで2回ステージで演奏したけど、演奏中の記憶はすっかり飛んでしまっている。すごく集中している時って何も覚えていない。そんなことを思いました。 | ||||
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橘の人との向き合い方が変わっていく様子が読んでいて心地よかった。 | ||||
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社会生活を営む上で、日常の精神状態がオフィシャルな時間帯とプライベートな時間帯とでは異なることがありうる。その中で人はどう生きていくのだろう、あるいはどう生きているのだろうと考えさせられた。が、特にどうしたらいいのか、どうすればいいのかはわからないまま。。。 この後この主人公はどうしていくのだろう。どうしたいのだろう。。。 ただ静かに『弓を持った』だけなのかもしれない。 | ||||
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何度となくyoutubeのチェロを検索して聴きながら、あ!この曲、と味わって読み終えました。こんなふうに音と交わる感じを味わえるとは思いませんでした。癒される時を過ごせた読書です。 | ||||
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道徳の本でしょうか. どちらが完全に悪とはなっていなくてよかったと思います. ただどちらを選んでも悪い結果がついてきます. それは多くの選択においてそうですね. | ||||
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読み始めるとチェロの曲が聴こえた。 バッハ「無伴奏チェロ組曲」だ。 しっとりとセピア色に包まれる。 「戦慄きのラブカ」で私は音を失った。 「奇麗だけど重たくて、暗くて静かで、独特の世界観がある」と 秋葉先生は話す。 「頭の中で響くはずのものが、腹まで潜ってきたような」と と橘君は答える。 重たい、暗い音...? 橘君の教室退会の日、 秋葉先生に潜入職員とバレた。 その夜、橘君は深海の夢を見た。 無音な夢。 わたしも聞こえぬ世界に迷い込んだ。 彼は暗闇の中で、もがいた。 「帰ってきませんか...」霞さんに誘われた。 「この薄情者!」久しぶりの梶山さんは怒っていない。 深海を逃げてもいい。それなのに手探りした。 ふと、微かに音...無伴奏チェロ組曲が聞こえたような気がした。 音を読む本に出合った。 | ||||
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チェロを弾いてるものです。まず、音楽に取り組むリアリティが素晴らしかったです。テーマが音楽の著作権と音楽教室ということでどういうふうに展開していくのか、あらかじめ考えないで読みました。なるほどこういう解もあるのかと納得できました。読後感には複雑なものがありますが、何より音楽というものに対する主人公の姿勢が良かったです。最後の選択はそれ以外ないように見えます。よく考えてみたいです。良い本をありがとう。 | ||||
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