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ラブカは静かに弓を持つ
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ラブカは静かに弓を持つの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全66件 61~66 4/4ページ
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読みごたえもあり、面白かったです。 ほかの作品も読んでみたいです。 | ||||
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チェロを習うことを考えている人には音楽教室の様子がリアルに描かれていて興味深いライトノベルだ | ||||
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やっぱり信頼されてるのに仲間を売るような裏切りは辛いだろうな! | ||||
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フィクションでありながら、同じ視点を持つものとして、一つ一つの描写から生々しさを感じつつ、この議題の本質を自分なりに考えることができました。 | ||||
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実際あった騒動なので、ドキドキしながら読みました、 | ||||
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小説のレビューを書こうと思ったのは、この本が初めてでした。 ちいさいころから本が好きで、多い時期には一日に十数冊の小説を読んでいたけれど、ぼくにとって小説というものはそれを読みその世界にはいって自分が考えたり楽しんだりするもので、語るものではなかったからです。 小説を買うにあたって、これまでレビューを参考にしたいこともなく、このレビューがだれかの参考になるのかもわかりません。 レビューにどこまで内容をいれていいのか、人は何を参考に小説を選ぶのかまったくわからないし、この小説について何を書けばいいのか現時点でもわかりません。でも、読了後の「この本を読んでほしい」というこれまでになかった気持ちを言葉にしてみたいと思い、いまキーボードをたたいています。 暗い景色のなか、仕事に対してさほどの情熱ややりがいも感じていなさそうな、しかし淡々と仕事をこなす主人公 橘の視点で物語ははじまります。どこにでもいそうな、それでも実際にはいなさそうな、特有な雰囲気をまとった橘が、著作権管理団体というある種 利権の象徴であるかのような団体のなかの力学に飲み込まれていく、そんな描写。 ぼくは、中学生の時に芸術に対して距離を置くことを決めて、情報科学と人間世界の未来に期待し知的財産法を学び、そして中学生のときから倍ではきかない年になって偶然チェロを習い始めました。 「JASRACのような権利管理団体の職員が、音楽教室に潜入するはなし」、そのような認識で手にとったこの本は、小説としての期待よりも、これまでにいた知的財産関係の仕事の経験からのノンフィクション的な期待をもって読み始めました。 序盤はこの期待に大きく応えてくれるもので、よく調査をして書かれたことが伺われます。 しかしながら読み進めるに従って、そこに登場するさまざまな人々の魅力に引き込まれていきました。チェロのハードケースを持った女子大生、社交的で実力派をうかがわせるのに音楽教室にいるチェロ講師の浅葉、誰からも愛されそうなそして才色兼備と評判の総務部の三船、さまざまなバックグラウンドを持つチェロ教室の受講生たち。 チェロの楽曲や、徐々にあきらかになる橘の抱えている事情と、ひとびとの交わりを読み進めるにあたって、チェロを弾きたくなったり、感情移入をしてしんどくなったりと、なんと表現していいのかわからないさまざまな気持ちを味わうこととなりました。 「著作権とチェロのはなしだ」と、読みはじめは感じました。 読み終えたあとはこれは「人間と葛藤の物語だ」と感じるようになりました。 正直なところ、自分の感じた部分については特殊であって、他の人がどのように感じるかはわからないなという気持ちもりますが、一方でいろんな人が感じるものがあるに違いないという確信めいたなにかがのこり、それはただ「読んでほしい」という言葉に集結しました。 書いてみて、これがレビューになったのか、誰かの参考になるのか、未だよくわかりません。 あなたが読むべきなのかぼくにはわからないのですが、 「ラブカは静かに弓を持つ」是非読んでほしい一冊です。 | ||||
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