終わらざる夏
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重厚な群像劇と登場人物達のエピソードが 延々と続く 最後に本題の占守島の戦いとなるのだが それまでがとにかく長い 脇役達のエピソードはかなり読み飛ばしたが それでも長かった もう少し登場人物を減らしてもいい気がする 疎開児童、先生、通訳の妻、ソ連兵のエピソードは要らないのでは? あまり知られていない終戦後のソ連軍の攻撃と それを撃退した帝国陸軍の活躍は日本人としては知って置くべきであり 著者ならではの重厚な内容と相変わらずの浅田節は素晴らしい。 特に岩手訛りの鬼熊軍曹の人物描写が泣ける。 | ||||
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登場人物が架空かどうか分からないが、とても悲しい、心を震わせる物語であり、人間の果てしない醜さを思い知ることとなる、同時に、人の可能性としての尊さを信じたくなるストーリーではある。ロシア人という人種の問題なのか、異文化は受け入れざるを得ないのか、「夜と霧」を思い出す。 | ||||
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8年ぶりに読み直しました。 ウクライナ戦争がはじまり、平和一辺倒の叫び声だけでは残念ながら世の中を考える事が出来なくなりつつある昨今、理不尽にも終戦後、旧ソ連に宣戦布告された占守島の戦いの小説を改めて読もうと考えて読み始めました。 前回は、面白くないと感じた小説が今回はとても身に染みて、印象深い小説として胸に刻まれました。 前回は平和ボケしていたのだろうと思います。平和ボケのせいで、この小説の中身を現実的と感じられず、心に入ってこなかったのだと感じています。 現在は、ロシアがウクライナを理不尽な理由で侵攻し、更には、中国も公然と台湾を自分のものにすると公言し、何を血迷ったか沖縄まで中国の領土であるという中国の官僚もいるような時代です。 日々のニュースを見ると、1人の独裁者の判断でとんでもない状況が生まれてくる事、それによって一般人が敵味方関わらず大きな苦痛を強いられる事、平和な日々というのは自然と与えられるのではなく、何かの拍子にどん底に落ちていくこともある という事を感じるようになっており、この小説の中身は身につまされる思いを持ちました。 特に、この小説は、 旧ソ連が攻めてきた設定であり、また、ウクライナ人でもあるソ連軍人が戦争の酷さを語る部分もあり、 正に今読む事で小説に入り込める状況になると思います。 もし、「読もうかなあ」 と思っている人がいれば、読むならば今です。 一時期、浅田次郎先生の本を読むことを辞めていましたが、久しぶりに読んでやっぱり素晴らしい小説家であると改めて思いなおしました。 | ||||
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