赤猫異聞



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初公開日(参考)2012年07月
分類

長編小説

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赤猫異聞 (新潮文庫)

2014年12月22日 赤猫異聞 (新潮文庫)

時は、明治元年暮。火の手の迫る伝馬町牢屋敷から解き放ちとなった訳ありの重罪人たち―博奕打ちの信州無宿繁松、旗本の倅岩瀬七之丞、夜鷹の元締め白魚のお仙。牢屋同心の「三人のうち一人でも戻らなければ戻った者も死罪、三人とも戻れば全員が無罪」との言葉を胸に、自由の身となった三人の向う先には…。幕末から明治へ、激動の時代をいかに生きるかを描いた、傑作時代長編。(「BOOK」データベースより)




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赤猫異聞の総合評価:9.03/10点レビュー 39件。Aランク


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No.39:
(3pt)

火事と喧嘩は江戸の華。

火事によって「解き放ち(鎮火後に必ず戻ってくることを条件に解き放つもの)」が決まった伝馬町牢屋敷の重罪人3名と牢屋同心の物語。
明治から江戸へ移り変わる混沌の時代に、理不尽さに立ち向かった罪人と役人の格好良さが際立つ小説。設定が面白い。
赤猫異聞 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:赤猫異聞 (新潮文庫)より
4101019274
No.38:
(5pt)

オモシロイ

時代考証が実に細やかに書かれています。
赤猫異聞 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:赤猫異聞 (新潮文庫)より
4101019274
No.37:
(5pt)

名著です

浅田さんの本は、いつも心に響いてくる。心を揺り動かさずにはいられない。特に白魚のお仙の話にはなるほど、こうきたか、という驚き。すばらしい本を書く人です。
赤猫異聞 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:赤猫異聞 (新潮文庫)より
4101019274
No.36:
(5pt)

面白い!

当時の慣習や、新政府への移行の様子の一部も垣間見れる興味深いお話です。
赤猫異聞 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:赤猫異聞 (新潮文庫)より
4101019274
No.35:
(5pt)

きっちり結末を描くのは、さすが浅田次郎だと思いました。

「赤猫」とは放火や放火犯の言い換えとされますが、本書では、江戸における火事の場で放たれる牢人たちを指しています。
死罪や遠島に処される者たちが火災によって一旦放たれ、鎮火後戻ってくれば罪一等減じられるというのが当時の慣習のようです。
しかし明治元年の火災においては、幕府の権威が失墜し、また新政府も実質的な行政機構は整備されておらず、徳川幕府のやり方をなぞっていたことからすれば、関係者それぞれの思想や立場は様々であったことは想像できます。

微妙な判断が要求される上に即決しなければならない場合、より精度が高くバランスよい判断を下すには、日ごろから想定してシミュレーションしておかなければならないと思います。

そういう意味では、丸山小兵衛の判断と行動力は咄嗟のものではなく(思考の経緯はわかりませんが)、丸山が寺子屋で学んだ「法は民の父母なり」の言葉を反芻してきた上でのものだったということでしょう。

きっちり結末を描くのは、さすが浅田次郎だと思いました。
赤猫異聞 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:赤猫異聞 (新潮文庫)より
4101019274



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