赤猫異聞
- 幕末 (129)
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火事によって「解き放ち(鎮火後に必ず戻ってくることを条件に解き放つもの)」が決まった伝馬町牢屋敷の重罪人3名と牢屋同心の物語。 明治から江戸へ移り変わる混沌の時代に、理不尽さに立ち向かった罪人と役人の格好良さが際立つ小説。設定が面白い。 | ||||
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時代考証が実に細やかに書かれています。 | ||||
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浅田さんの本は、いつも心に響いてくる。心を揺り動かさずにはいられない。特に白魚のお仙の話にはなるほど、こうきたか、という驚き。すばらしい本を書く人です。 | ||||
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当時の慣習や、新政府への移行の様子の一部も垣間見れる興味深いお話です。 | ||||
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「赤猫」とは放火や放火犯の言い換えとされますが、本書では、江戸における火事の場で放たれる牢人たちを指しています。 死罪や遠島に処される者たちが火災によって一旦放たれ、鎮火後戻ってくれば罪一等減じられるというのが当時の慣習のようです。 しかし明治元年の火災においては、幕府の権威が失墜し、また新政府も実質的な行政機構は整備されておらず、徳川幕府のやり方をなぞっていたことからすれば、関係者それぞれの思想や立場は様々であったことは想像できます。 微妙な判断が要求される上に即決しなければならない場合、より精度が高くバランスよい判断を下すには、日ごろから想定してシミュレーションしておかなければならないと思います。 そういう意味では、丸山小兵衛の判断と行動力は咄嗟のものではなく(思考の経緯はわかりませんが)、丸山が寺子屋で学んだ「法は民の父母なり」の言葉を反芻してきた上でのものだったということでしょう。 きっちり結末を描くのは、さすが浅田次郎だと思いました。 | ||||
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