珍妃の井戸
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珍妃の井戸の総合評価:
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「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」を読んだ後に本作を知り読んでみた。 上記シリーズを読んでいるときは、頭の中でイメージしながら読んでいたが、本書の存在がわかっていたら、もっとリアルに感じながら読めたであろうと思う。 他の方のご意見のように、確かに画像が少ない感はあるが、それは別途ネットなどで補えるので問題なし。 本書を座右に改めて上記シリーズを読み返します。 | ||||
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中国が列強に侵略され、眠れる獅子ではないと明らかになった時代。4か国の高官はひょんなことから、混乱のさなかに井戸に落とされて殺された皇帝の妃の謎を追うことになる。 歴史上は、殺害を命じたのは西太后、となっている。ただとにかく混乱した中で、それが本当なのかは誰もわからない。その場に居たと思われる関係者一人に話を聞いてそれらしい「真相」を得ても、他の人の話だと、その人は嘘をついているらしい。また別の人は、別の「真相」を持っている。皆、それぞれの立場で、事件の「真相」を語る。 ひとつの国が終わろうとする時代に、生き残ろうと足掻いた人々。時代の背景、それぞれの人々の背景や想いが順番に語られる。 中半、後半にかけては面白く読めたが、前半から中半にかけては個人的にはかなり読みづらく感じた。実は何度も前半で挫折して、数年、積読になっていた。あまり馴染みがない時代や場所。登場人物。ふとまた手に取って読み始め、また挫折しかけたが、中半、城にお邪魔するあたりからはようやく文章に慣れ、かなり面白くなり、そこからは一気に読んだ。前半を何度も読むことでようやく理解できた積み重ねがあった気はする。 なかなか日本語で読む機会がない時代のミステリー。はまる人にははまるだろう。 | ||||
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一つの事件をいろんな人の立場から描いてあるのが面白かったです。どの証言がどこまで本当か嘘かを考えるのは 、読者しだいですね。 4人の脇役達は俯瞰して調査してるようですが、それは当時の列強そのもの。また皇帝と妃の悲しい最後は当時の清そのものという気がしました。 | ||||
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北京の旅!紫禁城の片隅に在る "珍妃の井戸"を見て来た!考え深いものがあった! | ||||
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興味ある本なので大切にしています。 | ||||
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