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珍妃の井戸
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珍妃の井戸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」を読んだ後に本作を知り読んでみた。 上記シリーズを読んでいるときは、頭の中でイメージしながら読んでいたが、本書の存在がわかっていたら、もっとリアルに感じながら読めたであろうと思う。 他の方のご意見のように、確かに画像が少ない感はあるが、それは別途ネットなどで補えるので問題なし。 本書を座右に改めて上記シリーズを読み返します。 | ||||
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中国が列強に侵略され、眠れる獅子ではないと明らかになった時代。4か国の高官はひょんなことから、混乱のさなかに井戸に落とされて殺された皇帝の妃の謎を追うことになる。 歴史上は、殺害を命じたのは西太后、となっている。ただとにかく混乱した中で、それが本当なのかは誰もわからない。その場に居たと思われる関係者一人に話を聞いてそれらしい「真相」を得ても、他の人の話だと、その人は嘘をついているらしい。また別の人は、別の「真相」を持っている。皆、それぞれの立場で、事件の「真相」を語る。 ひとつの国が終わろうとする時代に、生き残ろうと足掻いた人々。時代の背景、それぞれの人々の背景や想いが順番に語られる。 中半、後半にかけては面白く読めたが、前半から中半にかけては個人的にはかなり読みづらく感じた。実は何度も前半で挫折して、数年、積読になっていた。あまり馴染みがない時代や場所。登場人物。ふとまた手に取って読み始め、また挫折しかけたが、中半、城にお邪魔するあたりからはようやく文章に慣れ、かなり面白くなり、そこからは一気に読んだ。前半を何度も読むことでようやく理解できた積み重ねがあった気はする。 なかなか日本語で読む機会がない時代のミステリー。はまる人にははまるだろう。 | ||||
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一つの事件をいろんな人の立場から描いてあるのが面白かったです。どの証言がどこまで本当か嘘かを考えるのは 、読者しだいですね。 4人の脇役達は俯瞰して調査してるようですが、それは当時の列強そのもの。また皇帝と妃の悲しい最後は当時の清そのものという気がしました。 | ||||
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北京の旅!紫禁城の片隅に在る "珍妃の井戸"を見て来た!考え深いものがあった! | ||||
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興味ある本なので大切にしています。 | ||||
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良い | ||||
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真相は解釈に任せる形にされているが、"天子は嘘は言わない"が繰り返し出てきたことを踏まえれば光緒帝の証言が真相となるのか…全ての伏線を回収し読み切った達成感が大きかった「蒼穹の昴」に比べると、読解力のない私には本書はモヤモヤが残りました。 いずれにせよ、列強がいかに一方に清を蹂躙したかが手に取る様に描かれ、またその動乱で命を落とすことになった珍妃の悲しい運命に引き込まれた。 | ||||
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義和団事件についてミステリー調で話が展開します。 当時の帝国主義がどんなものであったのか、人類がどの様な歴史を辿ってきたのか、決して忘れてはならない歴史が学べます。 現在の中国の覇権主義は看過できませんが、この様な歴史があったのだと改めて考えさせられます。 | ||||
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とてもつまらない世の中に辟易している毎日ですが、こんなに美しく、素晴らしい心に触れて、今でも捨てたものでもない人が居る事を願って、己れ自身も忘れてしまっていた心を思い出しました。 | ||||
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ある時、病院の待合スペースで老年の女性が読んでいる本の題字に引き付けられました。珍妃と頭にあるのです。家に戻り、興味津々でWEBで検索しました。本の題字は「珍妃の井戸」でした。浅田次郎著の中国の小説です。日本が入っての列強国が中国の権益を思うが儘にしていた頃です。残念ですが、全部読んではおりませんが、素晴らしいないようです。ページを繰ってみては・・・・ | ||||
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推理小説として読んではいけないのかもしれませんが、推理小説として読むなら、落ちが貧弱かな。 色々な立場の方からの見方別に記載された趣向は、素晴らしいとは思いましたが。 | ||||
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1994年の日清戦争、1900年の義和団事件、1904年の日露戦争を世界史の教科書で習ったものの受験の為の暗記事項でしかなかった。本書を読み、20世紀初頭は、君主制の存続が危ぶまれていたことがよく分かった。本書の舞台となった時代に続き、1911年、1917の革命で、それぞれ、中国、ロシア、ドイツの君主制は革命によって崩壊した。 | ||||
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10年以上前に読んだ作品。当時を思い出しながら読んでみたけど、やっばり最後は「釈然としない」 其の1 四か国四人の貴族は自分が殺しておいて其の犯人を探していたと云う⁉️何で❓️さっぱり分からない。 其の2 珍妃の独白、貴方は此の世界の天と地を支えている天子だから、の件 中華思想礼讚にしか読めない。 当時の支那を開国解放、明治維新を真似しようと画策していた人の言葉とは思えない。小生の読解力が貧弱なのか?う~ん! | ||||
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浅田次郎は、「蒼穹の昴」で直木賞受賞を目指していたところ、審査員の一部による反対のため機会を逸することになる。氏はその後「ぽっぽや」で受賞となるが、力作「蒼穹の昴」への思いをたどる本書は愛読者にはたまらない一冊なのではないだろうか。保存状態もよく、とても良い買い物だと思います。 | ||||
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物悲しい | ||||
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まあまあ、面白かった。 | ||||
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「蒼穹の昴」を読み終えると同時に購入した一冊。 光緒帝の妃・珍妃の死の謎を解明するミステリー仕立ての作品です。 女性の視点から読み解くと、また違った読み方ができそうです。 歴史の授業では感じることのできない、人々の息遣いを 著者は生き生きと再現してくれます。 この夏はすっかり浅田ワールドにはまってしまいそうです。 | ||||
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清の分割植民地化を目指す列強が義和団事件を利用して紫禁城を包囲する中、帝の側室・珍妃が古井戸に投げ込まれ殺された。英独露日の“代表”が犯人捜しを始めるが、光緒帝の証言で大ドンデン返しも。 | ||||
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著者本人の写真がやたらと多い。 たとえ著者のファンであったとしても、そんなにこの著者を見たい人がいるだろうか? もっと、宮殿内部や歴史上の人物の写真が見たかった。 | ||||
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浅田次郎の物語の構成力が、思いきり発揮されだ作品、歴史小説と場思えない、ぐいぐい読まされる。 | ||||
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