(アンソロジー)
医療ミステリーアンソロジー『ドクターM』
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医療ミステリーアンソロジー『ドクターM』の総合評価:
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久坂部羊氏の作品「MR」を読み、MRと言えばDrは欠かせない存在。で本書に到達した。本書には久坂部 氏を始め4名のDrの作品も紹介され、計8篇の短・中編で構成されている。「私、失敗しないので!」で有名 なTVドラマに対抗し、ドクターM(ミステリー)と題しているんでしょうか? 医師だけではなく色々な医療従事者が登場し、現場もシチュエーションも多彩。しかし作品も玉石混淆だ った。 ディストピア風世界を悠長に得意げに描いているものや、犯人の動機がご都合的だったり、またくどい程 にリフレインするどんでん返し。小説は事実より奇なりって? (蛇足) アンソロジー共通の問題点(私的に)は、作品の数だけ心のリセット(頭の切り替え)が必要だという事。 物語の背景を記憶し、登場人物の人となりを把握しなければならない。作品に没頭するのに結構時間がかか ってしまいます。やはりミステリーは長編がいいです。 | ||||
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けど、医療テーマはアンソロジーに、向かない。と、思った 既読のモノもあったけど、色んな作者さんを取り混ぜて短編として読むと、長編としてその作者さんだけのを読むのとひと味違う感じ …小意地悪いが、正直、「アラ」が見えやすい… ↑を含めて楽しんだ 読んでて「ん?」や、「おお!」と並べると 4℃で歯科治療って手が凍えない?そういやオペ室って何度なんだろう?腐らない様、低温なんだろうか? タービンを「ドリル」と言われると、違和感がある 同じくインレーをインレイと表現されると落着き悪い 「歯式」って言葉の方が身近だし、レジンは「CR充填」の方がピンとくる 感染症のキャリアに「ワクチン打てば、結婚に問題はない」って…「他人事」だなあ… 小さい内にどういうハンデになるかを教えておくのは大事だと思う 『徳育の項目に「向上心」は含まれていない』 『とりあえず死なせない、という技術だけは世界の最高峰』 空恐ろしくも鮮やかな指摘にテンションが上がった 「看護婦」の時代から看護師してた人は、男性が参入した結果、「看護師」に変わった事をどう思っているんだろう?「看護夫」ではダメだったんだろうか?といまだに思っているんだが…「師業」の方が格上感あるのかなー… 男が参入すると、それに合わせて名称変えちゃうのって、保育士もそうだけど、何か腑に落ちない苛つきがある 医師が「禁酒薬」って言うのに違和感。「抗酒剤」じゃないの? エタノールってかなり苦いけど、水で割れば飲める程度になるんだろうか 患者同士の交流も良いが、勝手に病名教えちゃうのってまずくない? 元々どんなに頭良くても、定時制で医学部は無理ってもんじゃないかあ?そら、張りつめていた糸も切れるわな 面白く読みました | ||||
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意外性のある短編が少なかったと思います。アンソロジーなのでもう少し選別の工夫が欲しかったです。 | ||||
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