(短編集)

雪の花



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雪の花 (小学館文庫)
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雪の花 (小学館文庫)

2009年09月04日 雪の花 (小学館文庫)

列車に飛び乗り、上京して四十年。何もかもが夢のようにうまくいっていたバブル期の輝かしい栄光は過去のものとなり、経済的な困窮に陥った夫婦が、死を覚悟して帰郷する。―人気のない故郷。真っ白な雪に埋もれた母校でふたりが見つけた希望とは?バブル崩壊、不景気、リストラ、経費削減など、社会の大きな流れの中で人生を左右される人々の苦悩の日々と切なさを描き、第三回ヤフー・ジャパン文学賞を受賞し、ドラマ化された表題作を収録。離婚で離ればなれになった親子の絆や仮面夫婦の成れの果てを綴った作品など、涙を誘うヒューマン・ノベル四篇。(「BOOK」データベースより)




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雪の花の総合評価:8.86/10点レビュー 7件。Bランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.7:
(5pt)

秋吉理香子は「クセがすごい女」を書かせたら天下一品。

『絶対正義』『サイレンス』を読み終え、3作目の秋吉作品となりました。

表題作「雪の花」は良い話でした。
それ以外の3つの話は、書籍化するにあたっての書き下ろし。印象に残ったのは、むしろこれら3つの方。

既読作品2つでも思った「クセがすごい女」の登場。秋吉理香子の文才はこの「クセがすごい女」の描写にあります。キレイな女・謎の女・ムカつく女などの強烈なキャラクターたちが、読むスピードを加速させます。

これまで3冊読んで、全て面白かったので、当たり作家確定です。
全作品制覇しようかな。
雪の花 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:雪の花 (小学館文庫)より
4094084312
No.6:
(5pt)

本書が絶版なのは非常に残念ですので、ぜひ復刊されるべきだと強く望みます。

イヤミスの女王・秋吉理香子さんの原点である珍しい非ミステリのデビュー作品集です。本書を読んだ感想を一言で言うと「人生、負けたらアカン」でしょうか。最初と最後には感動がありますが、でも中の2つはほろ苦い話ですね。『女神の微笑』幸せの形は一つやない!アホな父さん最高や!『秘跡』嫌な世の中ですから老妻が悪賢い青年に騙されてなければいいのですが。『たねあかし』イヤミスの女王の片鱗を見せる計算高い悪女の手練手管。『雪の花』中島美嘉さんの名曲「雪の華」とは関係ありません。雪の下で健気に咲く水仙の花にもらう元気と勇気。
雪の花 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:雪の花 (小学館文庫)より
4094084312
No.5:
(3pt)

楽しく読んだ

これがデビューだったのかあ…
ハズレがない作者さんはデビュー時から達者な感じがあるんだなあ
と、しみじみ
ふと、思春期の娘と父って、通常、1ヶ月に1度も「二人きりでお出かけ」ってしないよなあ…そういう点ではむしろ離婚後の面会権のほうが濃密?両想いならあまりに少ない時間だけど、片思いだと苦行になるよな…と、変な方に思索が向かった

楽しく読みました
雪の花 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:雪の花 (小学館文庫)より
4094084312
No.4:
(4pt)

味わい深い4つの短編

最近立て続けに読んでいる秋吉 理香子さん

本著には

「女神の微笑」 「秘跡」

「たねあかし」 「雪の花」

これら4つの短編が収録されています。
全体的に読みやすく重い内容でありながらサクサク読み進める事が出来ます。

離婚で離ればなれになった父と娘の絆を描いた「女神の微笑」
会話も多く、テンポ良く物語が流れ、タイトルから想像していた印象とは異なりましたが微笑ましく読める内容でした。

亭主関白でいけすかない夫の前から姿を消した妻
ミステリー要素もあり先が気になった「秘跡」

綿密な計画性を持って男を手玉に取る女性を描いた「たねあかし」
女性の怖さをひしひしと感じます。

最後の「雪の花」はヤフー・ジャパン文学賞受賞の表題作
超短編ですが、その中に人生に翻弄された夫婦の切なさ、希望がくっきりと写し出されています。
短いストーリーですが、脳内に情景が浮かび上がる作品です。

どの短編も味わい深く面白かったです。
雪の花 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:雪の花 (小学館文庫)より
4094084312
No.3:
(5pt)

雪の花

比較的年齢を重ねた男女が主人公で、中高年の喜怒哀楽を絶妙な表現で表しています。心に染み渡る文章が秀逸で、読後に
充実感を感じることができました。
雪の花 (小学館文庫)Amazon書評・レビュー:雪の花 (小学館文庫)より
4094084312



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