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修羅の終わり



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修羅の終わりの評価: 3.27/5点 レビュー 30件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.27pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全30件 1~20 1/2ページ
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No.30:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

貫井作品はおすすめです。

これは、面白い。
修羅の終わりAmazon書評・レビュー:修羅の終わりより
4062084406
No.29:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

久しぶりのお気に入り

読み進めるごとに早く先の展開が知りたくなります。時間軸が上手く描かれていて複数の登場人物の目線の描写も秀逸です。記憶喪失の彼が好きになってしまうので終盤は辛くなりますが、久我さんの復讐にはスカッとしました。著者様の他の作品もこれから買って読もうと思います。読書する時の時間を忘れる楽しさを思い出せました。ありがとうございます。
修羅の終わりAmazon書評・レビュー:修羅の終わりより
4062084406
No.28:
(2pt)

なぜ?どうして?というところで 人間的呵責がある。

ひどく長い小説である。読んでいて 疲労感がある。
どうも コップの嵐のような 物語だ。
なぜ 夜叉の爪 は 交番を爆破するのか?
が ほとんど説明がない。
日本青年同盟の裏組織というが その説明も不十分だ。
簡単に拘束されてしまうが そこに 物語の主題はない。
公安としての理想と現実のギャップにたじろぐ 久我。
公安の現実をさししめす 藤倉。
反社会的なことに喜びを感じる 鷲尾。
友人と思い込んでいる上昇志向の 和久井。
それぞれの 警察 のイメージが 飛躍していく。

美人で どぶとい声の 留美子。
無償の愛を注ぐ 千恵子。
和らいだ雰囲気を持つ 玲子。
前世を信じる 小織。
したたかな 芳恵。
でも 白木 なるひとの目的が よくわからない。
山瀬が 俊吾に近寄る理由も よくわからない。
白木 山瀬が 正体不明であるから この物語は成り立っている。
公安も 公安といえるか よくわからないが
久我の天誅 という言葉が なんとなく うすら寒い。
どのような精神構造をしているのか よく見えない。
『小さな正義』というべきなのか?
なぜ?どうして?というところで 人間的呵責がある。
それに ひっかかって、転んでしまう。

藤倉という上司が 飛んでいますねぇ。
公安は何してもいい という感じだ。
刑事を訴えるとは 難しいことだ。
鷲尾という刑事の心の中に飼っている 蟲 のざわめきが
実に描写的で その上 あちらの方に行っている。
こういう人が 警察に志望するのは ありうることだ。
権力の強みみたいだ。
和久井は上昇志向がありながら 鷲尾の関係だけでしか
描かれないので 和久井の姿が ひとつからしか見えない。
有能なのか? ゴマすりなのか?人の心も読めない。
拓哉君は記憶喪失で 記憶を取り戻そうとするが。
ふーむ。
天涯孤独だと 大変ですね。
この物語は
斉藤 と 斎藤 のトリックが見事ということに尽きる。
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4062084406
No.27:
(2pt)

超レイプ小説

主人公3人のうち2人がレイプをする超レイプ小説。叙述トリックなんていうと聞こえはいいけどね、俺は読者にわかる形で本文中で伏線やトリックを回収しない物語は評価しない。書かれてないことを深読みさせようとするのは外道。よってこの話は駄作。どうせなら3つの物語を一切交錯させない方が奇想天外だったわ。
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4062084406
No.26:
(3pt)

深すぎるのか

ネタバレあります。
貫井さんのファンですが、これは長すぎるし長いのにラストのやられたぁもなく、良く分かりませんでした。
3人の繋がりがラストで明確になるのかと思ったけどそうでもなく、これで終わり?と拍子抜けしました。
鷲尾は一体なんなのだ??鷲尾だけ時代が違うの?
前世の斉藤は全くの架空だっただけなの?
自殺した姉って本当に少ししか出てないよね?
うーむ、、
叙情トリックが深すぎるのかわからない
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4062084406
No.25:
(5pt)

貫井流独特の世界観

主人公3人の物語が、平行して進んでいく、そして、最終章、最後の一行で、物語が繋がる、著者得意の展開に予想は、していたが、面白く大長編を楽しめた。
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No.24:
(4pt)

安くてきれい

とにかく安く入手できました。状態も良かったです。また機会がありましたらよろしくお願いします。
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No.23:
(3pt)

途中までは楽しかったが……

話がまとまる気配もないままページが少なくなっていき、案の定なぶつ切りエンド
別に三つのストーリーが最終的に絡むというわけではなく、いくつかの人物や
謎は放置のまま終わる
これは酷い
前世とは一体なんだったのか
僕の話にアレだけページ使う必要はあったのか
突っ込みどころ満載ではあるが、それなりには楽しめたので評価もそれなり
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No.22:
(5pt)

終わりから遡るのが楽しい

800ページを超える本作,楽しむためにはきっと1000ページほど読まなければなりません。
終いまで読み終えて,「あれ?これって・・・」を自分なりに腑に落ちるためには,何度か辿って読み直さなければなりませんので。
放り出されているようなところも,もしかしてこう読めば線が繋がるのかもと,流石長い分,いくらでも深読みが可能なところが面白いです。
それにしても,女の敵だらけだ・・・
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No.21:
(1pt)

叙述物としてはもう少し頑張ってもらいたい。

貫井徳郎の著作は何作か読んでいて、いずれもかなりの良作だったので期待して読みました。
確かに一気に読ませる吸引力のある作品だったと思います。
特に中盤から終盤にかけてはぐいぐいと引き込まれ、いっきに読み進めることができました。
結末にもかなり期待していたのですが…正直、未消化感で一杯です。
本作は叙述物とのことですが、優れた叙述物に特有の読後のカタルシスは正直期待できません。
読者を惑わせるミスリードが不十分に感じられます。
解説を読めば「ああなるほど…」とは思えますが、もう一度読み返してまで伏線を回収しようとは思えません。
三つの物語りのうち二つは「こういう繋がりだったのか」と一応の納得はできますが説明不足の感は否めないし、
うち一つはほとんど無関係のサイドストーリー状態。
確かに鷲尾の人格の破たんぶりや暴走具合は面白かったですけど、時を越えた物語がどのように交錯していくのかを期待していたので…がっかりです。
ただ単にタイトルの意味付けのための存在としか思えないのが残念。
最後まで三つの物語が統合され意味を成す事に期待していたのですが…見事に裏切られました。

他の人も書いてますが、警察や公安の裏側を描いたサスペンスとしては面白かったと思います。
多分に誇張が含まれるとは思いますが、一般市民にはうかがい知れない組織の一端が垣間見えたようで面白かったです。
ただもう少しミステリーとしての醍醐味を味あわせてもらいたかったです。
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4062084406
No.20:
(2pt)

ん〜ちょっと残念

刑事の鷲尾、公安の久我、記憶喪失の真木の3人の話が短いスパンで交互に展開します。
スピード感があって、読みやすいけど、、、
刑事の鷲尾は最低、公安の久我も最低(正義感が強いというか、考え方と行動が極端)、記憶喪失真木も我が強く、自己中な感じで誰にも共感できなかったので、「慟哭」みたいな衝撃は得られませんでした。

残念。
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No.19:
(3pt)

長すぎる

長すぎます。
やりたいことは分かりましたが,これは本書の半分以下の量でできるはずです。
そして,だまし方もイマイチ堂に入っていないというか,自分の素直に思ったとおりの展開で,読後はむしろ「これはどのように勘違いすれば良かったんだ?」と考えてしまいました。
もう一度手を入れて再刊したら面白いかもしれませんね。
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No.18:
(1pt)

ラストにがっかり

三つの物語が最後にどう絡むのかが楽しみで、800ページにおよぶ長編を読み進みましたが、ラストで唖然としました。
一つはまったく他の二つと関係ありません。これが、叙述トリックだと言われればしょうがありませんが。
関連する二つの物語にしても、無理やりというか、うすっぺらな関連しかありません。伏線も?ですし。
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No.17:
(4pt)

一気に読める長ーい話

若く正義感に燃える公安警察官の久我、世間と相容れない悪徳刑事の鷲尾、記憶喪失になってしまったある青年の、それぞれの正しい人間性がだんだんと異常な方向へと変貌していく話。
3つの話の関連性をところどころで匂わせつつ、どう繋がるのか?を読者に考えさせるつくりになっていて、800ページの長編ですが、心理描写がうまくてリアリティもあるので中だるみもせずあっという間に読み終えました。
残酷・残虐な部分も目立つので多少の不快感を感じることもあるのですが、それもリアリティのある証拠かと思います。
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4062084406
No.16:
(4pt)

少し理解するのに時間がかかったけど…

この物語に登場する三人の主人公、鷲尾・久我・そして記憶喪失の青年…
結末では三人の「修羅の終わり」に行き着きます。三人が出した答えは彼らなりの「正義」であり、同時に「狂気」です。
人間が自分の心の中の柱を失い、そこにうごめく狂気に身を委ねたときどうなってしまうのか…
貫井さんらしい繊細な描写と、「絶対正義」=警察の図式に対する疑問の提起。
すごい作品だと思います!「慟哭」「症候群三部作」とともにオススメの一冊です。
※作中には、レイプシーンが多く登場します。過激な描写ではないと思いますが、少し生理的嫌悪を覚えてしまいます…
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No.15:
(4pt)

読んでいる間は一気に、読み終わった後にゆっくり整理を

『慟哭』の最後の衝撃より、衝撃に行き着くまで時間がかかりました。
すなわち3つの話から最終章に結びつく関連を理解するのに、読んだ後何度も回想しなければ、???の連続なのです。
こういうプロットは貫井作品ならではですが、内容が内容だけに一気に読めてしまいます。
読んだ後に残る作品というのは、
感動作だけではないのだと実感させられるマニアックな一冊です。
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No.14:
(4pt)

読後の余韻を楽しんで

つぼに嵌っていっきに読めました。
細かな不整合には気づきませんでした。
いっきに読んで、あれっ終わり?
あとはおのれの推理次第でじわじわっとくるでしょう。
苗字の違うあの人とあの人が同じ人か?と思い至ったとき、
なるほど深いと思いました。まっしろ。
読後に余裕ある人向き。
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4062084406
No.13:
(2pt)

辻褄が合わない

鷲尾は上司の持田に歳暮を贈っている(文庫P226)くせに
持田の自宅を知るには尾行しか手段がない(文庫P442)として
かなりの文章量を割いて尾行シーンが描写されています。
細かい部分かも知れないが、これほど明白に辻褄が合わない記述があると
ミステリーとしては興ざめです。なんかすごく雑な小説に見えてしまって。
長文のミステリーだからこそ、破綻なく緻密であってほしい。
僕たち読者は、そこをリスペクトするのだと思うので。
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No.12:
(2pt)

長い割には・・・

賛否両論らしいですが、個人的にはちょっと・・・
終わり近くになっても、3つの物語が全然絡んでこないので、
納得できる結末になるんだろうか?と心配しながら読み進め
ましたが、心配の通りでした。。
作中に必然性のないエピソードが多すぎ、というか何でそう
しちゃうの?という感じで、せめてラストへの伏線となって
いればまだいいのですが、それもよく分からず・・・
再読して、理解を深めたいと思える程の作品ではないです。
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4062084406
No.11:
(4pt)

賛否両論のある作品ですが、読者を引きつける吸引力はさすが

800ページにも及ぶ大作です。デビュー作『慟哭』とよく似た構造を持った作品で、久我という警官を主人公にしたエピソードと、鷲尾という警官を主人公にしたエピソードと、記憶を失った青年を主人公にしたエピソードが入れ替わり立ち替わり展開されます。『慟哭』ではエピソードは2種類でしたので、更に複雑さを増していることになります。どのエピソードにも、公安警察、売春、強姦、喧嘩といったネガティヴなイメージを与えるキーワードがちりばめられているのであまり気持ちよく読めるわけではありませんが、なぜかつづきを読まずにはいられない吸引力を持っています。 個人的には久々に読書の為に夜更かしをした作品となりました。
最後にある人物の名前が告げられることによってどんでん返しが行われる点も『慟哭』と同じです。但し、『慟哭』ではその後に真相の説明が行われるのに対して、本作ではある人物の名前が告げられると共に物語は終わってしまいます。それによってかなり多くの伏線が解決されないままに放り出されることになっており、その点に不完全燃焼感を感じる読者が多いことでしょう。しかし、後からじっくりひとつひとつの伏線について考えてみると、じつに奥深い作品だということがわかります。ぜひ再読してみたいという気持ちになりますが、あまりに長いのでちょっと躊躇してしまいますね。
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4062084406

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