鬼流殺生祭
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鬼流殺生祭の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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新本格という触れ込みの割に半分ほど読んだところで真犯人は察しがついてしまったし、トリックも平凡な印象は否めない。 | ||||
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続編を先に読んだのですが、特にこれ読まなくても良かったかなぁ あまりにも主人公の推理が短絡的 これはミステリーなのかな? | ||||
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もともと貫井氏が学生の頃に横溝正史賞に応募したものが原型となっているようだ。横溝正史賞応募作ということからか、事件の複雑な旧家の家族関係は横溝っぽく、探偵のキャラや作品の世界観は本書リリース前に話題になっていた京極夏彦にそっくりである。 暗く重たい社会派的テーマを扱い、物理トリックや密室などの新本格系推理作品は意識的デビュー時から避けてきた氏の初の新本格系推理路線の作品で、後にもう1作出ることになるシリーズの1作目。 明詞時代という架空の時代を舞台にしているが、特にそのまま明治時代に設定していても差し支えない感じだ。 日本家屋での雪の降る中の足跡のない一種の密室状況がメインだが、同時期の新本格系の作家の作品と比較するとややケレン味が足りないというか、あまりパッとしないトリックである。 ノベルズ版の紹介でハウダニット、フーダニット、ワイダニットの3大推理興味が網羅された作品と評されているが、本作はワイダニットである何故事件が起こったのかの真相が一番の読みどころになっており、正直派手なトリックや衝撃の真犯人などの新本格系推理で定番の要素はあまり求めないほうがいい。タイトルの猟奇的だが、内容的には全くそのような事はない。 貫井氏の数少なく本格ミステリー作品としては一興であるが、正直、氏の作風はこういう本格系ミステリーには向いてないなと思わせる作品でもある。 | ||||
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明治という時代は面白すぎる時代なので,そこを舞台に物語をつむぐと, 大傑作か駄作のどちらかになりがちな気がします。 本作は明治ではなく,そのような時代の明詞とエクスキューズをつけていますが,間違いなく維新後の空気を描きながら謎を提示するという推理小説です。 とても珍しい,『中傑作』に収まっているように感じました。 | ||||
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今どき、謎が解ければそれで良くて、正義の執行に興味はないという探偵役は珍しくない。病弱ゆえに博識という設定に関しては、一番多いパターンだと思う。 そして真相とその目くらましはというと、ありきたりすぎて、私ですら数冊類似のものがあげられる。 何も考えずに読んだら楽しめたかもしれないが、前代未聞のどうたらこうたらという帯の文句で、期待してしまった。 珍しいとか、類がないとか、初めてだとか、そういうものは何もない。小説の完成度自体は高いと思うので、変な煽り文句がなければ結構楽しめると思う。雰囲気も悪くないし。 | ||||
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明治維新後を舞台としいて、あくせく働かずとも暮らしていける主人公、しきたりの残る古い名家での殺人・・・ 横溝先生や京極先生が書きそうなシチュエーションで、やっぱり惹かれてしまいました。 ストーリー的にはなんとなく読めるものの、それがいやな感じではなく、むしろ安心できる感じでした。 あんまりここで「えーーー!!そんなのありーー!?」という意外なトリックだけが求められているわけでも無いなと実感しました。 緻密に調べて書かれている感じもあるので手抜き感はないのですが、もう少し他の登場人物の目線で語る部分を作って話に厚みを持たせることが出来たら重厚感があって良かったのではないのかと思います。 ストーリーはなかなか良かったので、主人公一人の目線だけの文章になってしまっているのはもったい無い気がしました。ま、そうすると暗くなったりネタばれになってしまうかもなんですけど・・・。 | ||||
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