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眠りの牢獄



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【この小説が収録されている参考書籍】
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)
眠りの牢獄 (講談社文庫)

眠りの牢獄の評価: 3.42/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.42pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
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No.24:
(4pt)

なるほどそうなるか

ミステリーとしてトリックが練られているかどうか、で言えば割とシンプルなものになると思いますが、小説としての完成度は高い。ぜひ最後まで読み切ってください。
眠りの牢獄 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社ノベルス)より
4061821903
No.23:
(1pt)

よく言えばフェア、悪く言えば捻りがまったくない。

ネタバレになり得るヒント有り

自分は「ですよね」と言わせておいて、ラストどんでん返しが好きなタイプなので、それが無くて低評価です。

例えば姓名どちらかしか書かれていない人物が同一人物とか、名前が書かれていない人物は消去法でこの人物だとか、違和感を持ったことを元に考えるとすべての謎がほぼその場で解けてしまう。
エロもグロも全部仕掛け。
特に大ネタが1番最初にわかってしまって、ラストは「ですよね」でしかなく、むしろ予想通りに収まってしまったことに驚きました。

評判が良い作家なので、初めて読んだ作品がこれで他の作品読むべきか戸惑っています。
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4061821903
No.22:
(3pt)

駅弁

可もなく不可もなく。時間潰しにはちょうど良い本かな。いろいろと盛り込んであるが、中途半端でどこかで見知った話を寄せ集めたような。犯罪を隠すためにあれは無理がある。
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4061821903
No.21:
(4pt)

迸る浦賀節

うっひょー、と嫌な声を出して喜びながら読了。
浦賀和宏は誠実な作家だ。毎作、自分のやりたいことを目一杯詰め込みながらも、そのやりたいことにいちいち全部ミステリ的な意味を持たせてくる。中でも本作の誠実さは潔癖症レベルだ。明らかに作者そのままのように見えるミステリ作家主人公とか、カニバリズムとか、もうおなじみの素材なのだがちゃんと誠実に使いこなすのである。なぜこんな変な作品を書く人間がここまで誠実なのだろう?不思議な作家だ。

しかし手放しで褒められるかというと、さすがに見過ごせない瑕疵がある。犯人にとって、シェルターに三人が閉じ込められるという状況を作る理由がないのだ。むしろシェルター幽閉は都合が悪い点ばかりがある。作劇上の都合のために設定を詰め切れず放置したな、というのがありありとわかる。それからワープロで作成した遺書の小トリックも、着想は面白いけれどちょっと無理筋を通せていなくてもったいない。
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4061821903
No.20:
(5pt)

久しぶりにドンピシャな

作品に出会えてなかなか満足でした。
2つの事件が同時進行していくのですが
とても読みやすく、一気読みしてました。
この作者の作品はこれが初めてですが
ほかの作品も手に取ってみようと思います。
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4061821903
No.19:
(2pt)

文体が幼い

サクッと読めたけれど
文体が幼く、軽い感じの話でした。
気持ち悪い話をところどころ
入りますが、とりあえず
エログロを入れておいたように感じました。
トリックやどんでん返しは
ぁあ!とはなりましたが
うーんと悩んでしまう読後。
微妙でした。
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4061821903
No.18:
(5pt)

これは傑作!

メフィスト賞作家なので、どうかと思って読んだが見事に嵌りました。文章が大変わかりやすく読みやすい、ところが。一か所「あれ、なんだこの書き方は…」と思う場面があったのですが、まさか…なるとは。と絶句!
 文庫で読めるサプライズ、「他の作品、どうよ…」と、目下 私的に大注目です。
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4061821903
No.17:
(1pt)

アイデア倒れ

作品紹介を読んで面白そうだと思って読んだけれど、正直がっかり。

2つの事件があるわけだが、その両方ともに犯人がかなり早い段階で推測できてしまい、最後まで捻りもドンデン返しもない。

主人公の正体が捻りであり、ドンデン返しのつもりだったのかもしれないけど、そうでなければならない必要性というか、そうだから成り立つ事件でも、犯行でもないので、読んでいても「あっ、そうなんだ」っていう程度で、驚きが一つも起こらない。

犯行の動機も独りよがり、身勝手という全く共感できないものだし、計画もかなり杜撰。

閉じこめられた状態で、「誰が犯人なのかを教えろ」と脅迫されているのに、誰が犯人なのかを推理しようともしないし、そもそも閉じこめられるのが遅すぎる。描写されているページが短く、中身も薄いので、これで精神が病んだみたいなこと書かれても、説得力がなさすぎる。

アイデア倒れってこういうことを言うんだろうなっていう作品。
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4061821903
No.16:
(3pt)

そこそこ楽しめたけど、一点だけ不満あり

作者の本は一、二冊読んだことがあり、どうも私には合わないなと思って積ん読になっていたのだが、このでの評判が悪くなかったので読んでみた。
 長編の割には薄い本だが、特に重いテーマを扱っているわけでもないので、これくらいでちょうどいい。「○○が実は○○だ」「○○したのは、○○ではないことを隠すため」は、割と簡単にわかる。特に前者は、あまりにもあからさまな描写が出てくるので、偽の答かと思ったくらいだ。ラストの軽い逆転?も、まあ新本格の悪い癖と思えば、それほど気にならない。が、二つの視点間で、ある登場人物の状態に矛盾があり、それが手がかりだと思って一生懸命考えていたのだが、作者の答は「思い込みが激しい人の思い込み」。これはないでしょう。それなら、思い込みが激しいことや(これはある程度書いてあるかもしれない)、例えばルポの第二作として過剰診療を取り上げていた、くらいのほのめかしをして欲しかった。 そこそこ楽しめたけれど、最後の点に不満があるので、一点減点で三点と言ったところでしょうか。
 なお、「○○の行為に○○の描写がない」が重要な手がかりというか伏線になっているのだが、私は泡坂妻夫さんの前例を知っていたので、それほど驚かなかった。が、知らない人は、読み返してみるとびっくりするかも。心当たりの無い人は、是非読み返して、びっくりしてください。
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4061821903
No.15:
(3pt)

ちょっとグロい

最後まで非常に楽しく読めました
ただ、すこしグロいところもあるので
苦手な方はやめたほうが良いかも
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4061821903
No.14:
(5pt)

是非読んでみて。

はじめて読みましたが、凄くおもしろかったです❗終わりかたもあたしてきには良かったとおもいます
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4061821903
No.13:
(5pt)

結末まで楽しめた。

昏睡状態の恋人とその兄、そしてその兄によりシェルターに閉じ込められた3人。平行して交換殺人を計画する2人の女たち。まずは登場人物がシンプルでわかりやすい。
叙述トリックというのはわかっているし、途中までは怪しい部分もたくさんあるので予測はある程度はできるのだけれど、構成力が素晴らしく、それが何に繋がるのかがいまいち掴めない。不覚にもまんまと騙されてしまった。結末まで、きっちりと楽しめたのは久しぶりのこと。

大昔、ミステリを読みだしたばかりの頃、あまりにも面白くなくて途中で放り出してしまった「彼女は存在しない」をもう一度読んでみようと思う。
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No.12:
(4pt)

面白いけどー(・ω・)ネ

グロいるかなあ……
ストレートな叙述トリックが楽しめます。伏線も適量、程よくやられた!ってなるのでミステリマニアとかじゃなければ満足できると思う。
でもなー。
この作者自体がカニバリズムとかレズとかあえて出してくる人なので、今回は無理のない形だけど、どうかなー。
苦手な人はあえて踏まなくてもいい地雷かなー(・ω・)ノ
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No.11:
(1pt)

気持ち悪かったです。

読んでてとても胸が気持ち悪くなる作品でした。 結末は少し意外でしたが、それまでの文章や、 ストーリーが幼稚でついていけませんでした。
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No.10:
(4pt)

浦賀流そして扉は閉ざされた

核シェルターに閉じ込められた若者がその中にいる事件の犯人を探るという、明らかにこれは岡島二人の名作「そして扉が閉ざされた」をモチーフにした浦賀流のそして扉が閉ざされたということだろう。
そのため、この著者にしては比較的本格ミステリーの体裁を保っている作品である。
牢獄での出来事と並行して進行するメールでのやり取りの部分もネタが明かされると何となく折原一っぽいとも思えてきてしまうが、二つの事件がどう関係してくるのかが興味深く読ませる。
ノベルス版で160ページほどとかなり長編作品としては短いが、内容は濃い。
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No.9:
(5pt)

浦賀和宏の仕事

最高ですね。キド・クラッチのような浦賀和宏の仕事技が完全に決まったような一冊。「そして……!!」とか。
ノベルスでは「著者謹製の悪仕掛け!」と紹介されていた気がします。
そして.....!!以後もまた読み応えがあるんですよね。印象深い作品。
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No.8:
(4pt)

カニバリズム有り

まんまと騙されました。が、あまり気持ちの良い騙され方じゃなかったなあ、と個人的には思いました。
とはいっても、面白かったです。少なくとも、暇潰しには十分なりました。

でも、カニバリズムの描写が生々しいので、そういうのが苦手な人は読まない方がいいですよ。

物語の主人公と作者の苗字を一致させているのですが、終盤にはその理由が分かります。
これが分かった時に「ああ、だからこうしたのか!」と作者のやり口の巧妙さに脱帽しました。

「絶対に何が何でも騙されないぞ!」という意気込みで目を皿のようにして、ちょっとでも不可解な所で
立ち止まって考えでもしない限り、このトリックは見破れまい、と僕は思いました。
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No.7:
(3pt)

読後のイヤな後味が苦手…

何とイヤな後味を残す作品だろう。浦賀と吉野、北澤を軸にした物語と冴子を軸にした物語が同時進行し、両者が交わる時、真実が明らかになる。上手く練られた仕掛けで真実に近づくのは心地よいのだが…

そして、後半…ラストは…

上手いとは思うのだが、読後のイヤな後味がどうにも苦手だった。
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4061821903
No.6:
(4pt)

普通に見せかけてやっぱりキワモノ

一見すると著者にしては普通の文章、おまけにタブー要素も控えめでおお、ついに改心したか?と思われることでしょう。だけれどもそれは大間違い。それは終盤に出てくる十八番表現でよくわかることでしょう。そう、カニバリズムであります。でもミステリーとしてはあまり悪くない作品でした。今回は夢心地系のトリックは使われていませんからね。まあある手法に思いつかないようなことをするのはやっぱり著者らしくはありますが。タブー表現以外はさほど悪くはない作品です。
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4061821903
No.5:
(4pt)

普通に見せかけてやっぱりキワモノ

一見すると著者にしては普通の文章、
おまけにタブー要素も控えめで
おお、ついに改心したか?
と思われることでしょう。

だけれどもそれは大間違い。
それは終盤に出てくる
十八番表現でよくわかることでしょう。
そう、カニバリズムであります。

でもミステリーとしては
あまり悪くない作品でした。
今回は夢心地系の
トリックは使われていませんからね。

まあある手法に
思いつかないようなことをするのは
やっぱり著者らしくはありますが。

タブー表現以外はさほど悪くはない作品です。
眠りの牢獄 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:眠りの牢獄 (講談社文庫)より
4062774585

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