さよならのためだけに
- 家族 (15)
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さよならのためだけにの総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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我孫子氏と言えば『殺戮に至る病』を始めとする本格推理小説作家なので、この作品もどこかで死体が転がり出るのかなと思ってたら、最後まで死人は出なかった(笑) | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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個人的に、我孫子さんの作品の特徴は、最後の最後に大どんでん返しだと思っていて、今回はー(ry | ||||
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新婚旅行から戻るなり、水元憲明と妻・月(ルナ)は離婚を決めた。まったくそりが合わないことに気づいたから。けれど……深刻な少子晩婚・高齢化社会に悩む先進諸国は、グローバル国策会社=結婚仲介業のPM社を創りだしていた。その画期的相性判定で男女は結ばれ、生涯結婚を維持せねばならないのだった。しかもこの二人、判定は“相性最高"で夫ときたらPM社員。強大な敵が繰りだす妨害に対し、ついに二人は“別れるための共闘"をするはめに! | ||||
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会話文だけ読めば内容が分かる。会話文の間の感情の説明がくどい。ストーリーが大雑把。都合良すぎ。高評価レビューを読んで買ったが、その落差に驚く。表紙の絵が良いので星2つ。 | ||||
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愛する2人が周囲の反対やあらゆる障害を乗り越えて結婚しようとする恋愛物はよくあるが、本書はその逆。 周囲の反対や妨害を乗り越えて、何としてでも離婚しようとする物語。 遺伝子による相性診断によって結婚相手が決められ、離婚が許されない近未来。 結婚したもののたちまち離婚する事を決めた主人公たち。 しかし、巨大な敵があらゆる手段をつかって離婚する事を妨害しようとしてくる。 離婚したい2人は別れるという目的のために共闘する事になる。 通常の恋愛小説はなんとしてでも恋愛を成就させようとするが、本書はなんとしてでも離婚しようと奮闘するという設定が面白い。 そして、離婚のための共闘という過程において登場人物達の心境変化が細かく描写されていて、それがまた面白い。 ミステリとSFと恋愛小説をミックスさせたような内容。 我孫子武丸は奇抜な設定の面白い本をよく書いているが、その中でも特に気に入った。 やっぱり我孫子武丸は面白い。 現在絶版になっているが、復刊させてくれないかなあ。 | ||||
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作品概要は他のレビューで出てますので割愛。 作者のミステリ作品が好きで何作か読んでいますが、特に好きな部分が心理描写です。疑心暗鬼にかられ思考がまとまらなくなっていくような描写が、読者の心理とマッチしていて感情移入しやすいのです。 同じように、今作でもこの心理描写がうまく活きています。これから離婚しようとしている嫌いだった相手に対し、ともに苦労を分かち合ううちにだんだんと気持ちが変わっていく。その過程の描写がまるで犯人に対してまさか…という信じられない自分の気持ちと葛藤する様と似ていて面白いです。 あと、男女の思考の対比が面白いですね。 私は男なのでつい女性主人公の感情的な行動に理不尽さを感じましたが、最後まで読む頃には色んな意味でかなわんなぁーと思わされました(笑) 人物描写に作者の夫婦関係がどれくらい関係してるのか気になります。 | ||||
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