監禁探偵



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初公開日(参考)2019年10月
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長編小説

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監禁探偵 (実業之日本社文庫)

2022年10月07日 監禁探偵 (実業之日本社文庫)

下着を盗もうと忍び込んだ部屋で、住人女性の他殺死体を発見した亮太。 彼は警察に通報できない。 アカネと名乗る少女を自室に監禁しているからだ。 犯人扱いされないかと危ぶむ亮太に、手錠で拘束されたアカネが助言をし、 事件の背景についてキレ味鋭い推理を展開し始めるが……。 解説の大山誠一郎氏も絶賛。 多彩な作風を誇る著者が挑む、キャラミスと本格推理のハイブリッド!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

監禁探偵の総合評価:7.22/10点レビュー 9件。Cランク


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(7pt)

監禁探偵の感想

"監禁"というストレートなワードがタイトルに入っているので、著者のダーク寄り作品かと思いながら手に取りました。実は『監禁探偵』という作品は漫画版⇒映画版⇒小説版という過程を得ており、2013年初という事で10年も前の作品なのですね。2022年10月の文庫化で認識した次第でした。

序盤は犯罪者が別の犯罪に巻き込まれるというシチュエーション。
扱う内容がゲスいので合わない人が多く感じると思う展開でした。正直な気持ちとして第一話の中盤までは監禁や少女を扱い下品な事を書いているだけの浅い作品かなと疑っていた次第。が、事件の真相が見えてくる頃にはそれらを活用したミステリである事が分りました。第一話、第二話と進む毎に本書の印象が変わりました。

読後の本書のイメージはミステリにおけるパズル小説。扱われる犯罪やシチュエーションがパズルのピースのように散らばっており、話を読み進めて行く事で物語の構造が見えてくるという作品。
内容主点で見ると現実的には違和感があったりで好き嫌い分かれそうです。ただ話の作り方に着目すると巧く考えられておりその視点が好きな方には好まれると思います。作品を魅力的に引き立てるアカネというキャラクターも謎めいていて良かったです。
尺的に映画向けかなと思っていたら読後に既に映画化している事を知った次第で納得。面白い物語でした。

▼以下、ネタバレ感想

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.8:
(1pt)

浅すぎる

内容が薄く非常に浅いので読みやすい反面、先がすぐに読めて退屈。
殺戮にいたる病の著者とは思えない仕上がり。
初めて小説を読むなら面白いかもしれません...
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.7:
(4pt)

1話最高!続編は設定の掘り下げで!!

1話が最高ですね。もともと漫画原作が先行していて漫画→映画→小説という逆の製作過程を経たらしく漫画向けのキャラであるアカネが最高の魅力を発揮しています。ですが2話からは1話程の監禁要素は少なく、消化不良の感が。久しぶりに面白い小説に出会う事が出来、休日に一気に読破してしまいました。
本作で主人公のアカネの設定まわりがボカされているので作者も続編を書く意欲があるかと。でも作者様に期待するのは続編があるとしたらくれぐれも設定の掘り込みをお願いしたい。すでに本作で一つの終わりを迎えている訳で、このまま時系列的に続けても1話以上面白くなるとは思えない。
本作の設定周りを掘り下げた形の続編をぜひ!!
むしろこういう終わり方なら本作で設定周りを掘り下げてページ数増やして完全に終わらせた方が良かったのでは?
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.6:
(5pt)

すらすら読める。

我孫子作の小説はだいたい読んでいます。殺戮にいたる病、かまいたちの夜、人形シリーズ。その中ですらすら読めたのはこれでした。表紙をみながら、「この子がアカネか」みたいに想像しながら読みました。とても面白かったです。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.5:
(3pt)

監禁してしまった怪しい女の子のお話。

続いているけれど、ざっくりいうと3つのお話。アカネという少女が全てのお話に出てきます。
好みでいえば、最初のお話は凄く面白くて、2番目の話はイマイチで、3番目でいままでの全部の登場人物が出てきてごちゃごちゃしているという感じですかね。
とにかく、1番目の話で監禁した少女が推理力に長けている子で、監禁した側の(1番目では)殺人の濡れ衣を着せられそうになっている主人公の男性を助けていくのですが、アカネ本人にも秘密があって、というお話。
文章自体はとっても読みやすくサクサク読めますし、酷くつまらない所も疑問に思う箇所もなくさすがだなあ、、とは思っているのですが、個人的な感想をいえば、2番目の話を出さずに1番目の話をうまく膨らました話のほうを読みたかったかなあ、、という感じではあります。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.4:
(4pt)

ジェフリー・ディーヴァーのような監禁描写!

安楽椅子探偵や車椅子探偵というのは聞いたことがあるが、監禁探偵というのは初めてだ。カバーの絵にあるように、ロリータファッションでツインテールのこの少女が探偵役になる。手錠にカップラーメンという、監禁される側にとってのお約束もしっかりと描かれている。
 他の方のレビューを見てもわかるように、監禁される条件というものは難しい。第1話は必然であても、第2話は少し無理があるような気がする。第3話に至ってはかなり無理したかなという感じだ。南京錠のトリックは、最初にこっちが先にあって、あとからそのほかの要素をくっつけたという気がしてならない。
 しかしながら、監禁される側の描写は、ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズのように、ぞっとするほどリアリティがある。こちらの方を伸ばして、それらの事件を解決する探偵小説か、異常な犯罪を続けるクライム小説にするのはどうだろう。売れるためには奇抜なアイディアが必要だというのもわかるが、これだけ書けるのだから書き慣れてくれば自然と売れる文章が書けるのではないだろうか。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X



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