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監禁探偵



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【この小説が収録されている参考書籍】
監禁探偵
監禁探偵 (実業之日本社文庫)

監禁探偵の評価: 3.63/5点 レビュー 8件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(1pt)

浅すぎる

内容が薄く非常に浅いので読みやすい反面、先がすぐに読めて退屈。
殺戮にいたる病の著者とは思えない仕上がり。
初めて小説を読むなら面白いかもしれません...
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.7:
(4pt)

1話最高!続編は設定の掘り下げで!!

1話が最高ですね。もともと漫画原作が先行していて漫画→映画→小説という逆の製作過程を経たらしく漫画向けのキャラであるアカネが最高の魅力を発揮しています。ですが2話からは1話程の監禁要素は少なく、消化不良の感が。久しぶりに面白い小説に出会う事が出来、休日に一気に読破してしまいました。
本作で主人公のアカネの設定まわりがボカされているので作者も続編を書く意欲があるかと。でも作者様に期待するのは続編があるとしたらくれぐれも設定の掘り込みをお願いしたい。すでに本作で一つの終わりを迎えている訳で、このまま時系列的に続けても1話以上面白くなるとは思えない。
本作の設定周りを掘り下げた形の続編をぜひ!!
むしろこういう終わり方なら本作で設定周りを掘り下げてページ数増やして完全に終わらせた方が良かったのでは?
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X
No.6:
(5pt)

すらすら読める。

我孫子作の小説はだいたい読んでいます。殺戮にいたる病、かまいたちの夜、人形シリーズ。その中ですらすら読めたのはこれでした。表紙をみながら、「この子がアカネか」みたいに想像しながら読みました。とても面白かったです。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
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No.5:
(3pt)

監禁してしまった怪しい女の子のお話。

続いているけれど、ざっくりいうと3つのお話。アカネという少女が全てのお話に出てきます。
好みでいえば、最初のお話は凄く面白くて、2番目の話はイマイチで、3番目でいままでの全部の登場人物が出てきてごちゃごちゃしているという感じですかね。
とにかく、1番目の話で監禁した少女が推理力に長けている子で、監禁した側の(1番目では)殺人の濡れ衣を着せられそうになっている主人公の男性を助けていくのですが、アカネ本人にも秘密があって、というお話。
文章自体はとっても読みやすくサクサク読めますし、酷くつまらない所も疑問に思う箇所もなくさすがだなあ、、とは思っているのですが、個人的な感想をいえば、2番目の話を出さずに1番目の話をうまく膨らました話のほうを読みたかったかなあ、、という感じではあります。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
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No.4:
(4pt)

ジェフリー・ディーヴァーのような監禁描写!

安楽椅子探偵や車椅子探偵というのは聞いたことがあるが、監禁探偵というのは初めてだ。カバーの絵にあるように、ロリータファッションでツインテールのこの少女が探偵役になる。手錠にカップラーメンという、監禁される側にとってのお約束もしっかりと描かれている。
 他の方のレビューを見てもわかるように、監禁される条件というものは難しい。第1話は必然であても、第2話は少し無理があるような気がする。第3話に至ってはかなり無理したかなという感じだ。南京錠のトリックは、最初にこっちが先にあって、あとからそのほかの要素をくっつけたという気がしてならない。
 しかしながら、監禁される側の描写は、ジェフリー・ディーヴァーのリンカーン・ライムシリーズのように、ぞっとするほどリアリティがある。こちらの方を伸ばして、それらの事件を解決する探偵小説か、異常な犯罪を続けるクライム小説にするのはどうだろう。売れるためには奇抜なアイディアが必要だというのもわかるが、これだけ書けるのだから書き慣れてくれば自然と売れる文章が書けるのではないだろうか。
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No.3:
(5pt)

続編が読みたい!

序盤からグイグイと物語の世界に引き込まれた。
私は長年の我孫子武丸ファンで、ほとんどの作品を読んでいるが
「やっぱり我孫子武丸は巧いし面白いな」
と思った。

盗撮ばかりしているダメ人間の山根亮太は、自分が盗撮していた美女の部屋に下着泥棒に入ったら美女の死体を発見してしまう。
なおかつ、亮太の自宅には謎の美少女が監禁されてる。
なんて異常なシチュエーションから物語が始まるんだから次が気になって仕方ない。
グイグイと最後まで一気に読んでしまった。

個人的には第一話の主人公ともいえるこの山根亮太が気に入った。
最初は盗撮ばかりしている変態のダメ人間だったのだが、アカネと出会う事により第三話では立派な青年へと成長している。
ダメだった自分をアカネとの出会いで見つめなおし、生き方を変えた。
亮太の成長物語としても読める。

一気に読み終えてしまったが、まだ謎は残っている。
主人公のアカネの過去の話など気になる点がまだまだある。
アカネと亮太、宮本医師のその後の物語が気になる。
是非、続編を書いて欲しいと思う。
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No.2:
(3pt)

毛色の異なる二つの話を,『彼女』の物語として最後にうまくまとめる

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

アニメ調というよりは,CG感が強いカバー絵に少しばかり拒否反応があったのですが,
中身の方は,奔放な謎多き少女のなど,会話が中心でサクサクと進んで読みやすいです.

また,序盤の展開に一気に引き込まれる第一話と,彼女への疑問が強くなる第二話を,
第三話でミステリタッチで束ね,それが『彼女』の物語としてうまくまとめられており,
彼女に振り回された続けた一人の男に,小さな変化が窺えることもなかなかに印象的です.

ただ,第一話がまさに監禁探偵だったのに比べ,第二話では異なる状態となっており,
最後にタイトルの意味はわかりますが,いささか戸惑ってしまったのは否めないところ.

一方,彼女の正体や最後の事件は,その多くがボカされたまま終わってしまいますが,
関係者のいくつかの推理を聞く内に,彼女については謎のままで良かったようにも思え,
違和感を含めてあれこれと想像を巡らせられるなど,不満を抱くまではありませんでした.
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
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No.1:
(4pt)

探偵役のキャラクタがいい

全部で3つの中編ミステリが収められています。

個人的な評価を先に書くと、第1話が星4つ、第2話と第3話が星3つです。
平均してしまうと星3つなのですが、タイトルとカバーイラストが魅力的なので、星4つとしました。
本が売れないと言われる昨今、読みたいと思わせるタイトルもカバーも、重要なことだと思うのです。

さて、第1話では、変態男が美少女をナンパし、監禁しますが、彼女にふりまわされます。
その振り回しぶりがとても楽しいです。
少女のキャラクタが冴えわたっています。
そして、この少女が探偵役を務める、という異色の設定になっています。
ミステリとして、意外性とかサスペンスとかいったものはさほどに感じませんが、キャラクタと設定で読ませてくれました。

第2話は個人的にはリアリティに疑問を感じるところが多く、第3話はひねりすぎていて個人的にはすなおに楽しめませんでした。

読もうかどうしようか迷っている人は、コミックや映画にもなっている第1話だけでも読んでみてはいかがでしょうか。
監禁探偵Amazon書評・レビュー:監禁探偵より
440853742X

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