0の殺人



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初公開日(参考)1989年08月
分類

長編小説

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0の殺人 (講談社文庫)

1992年09月01日 0の殺人 (講談社文庫)

物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、驚くべきことに、奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち四人のリストが公開されている。この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、果してあなたは犯人を突きとめられるか?ご存知、速水警部補と推理マニアの弟と妹が活躍する、異色の傑作長編推理。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.86pt

0の殺人の総合評価:8.22/10点レビュー 36件。Aランク


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全14件 1~14 1/1ページ
No.14:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

0の殺人の感想


 物語冒頭に入る作者からの挑戦。 幕間に入る殺人者の独白。 あなたは4人の容疑者から真実を見抜けるか。

デビュー作から続きまして速水兄妹シリーズの2作目。 読者への挑戦ものだが一筋縄ではいかない感じがにじみ出ている。 200Pほどの短めの構成、分かりやすい章立て、幕間の遊び心、兄妹ならではの軽い掛け合いで非常に読みやすい作品になっている。 初心者におススメも納得の整った作品である。 ★は7つ。

りーり
9EDFH0HC
No.13:
(6pt)

0の殺人の感想

解説でこの作品をドタバタコメディーと評していたが、笑える場面ってそんなにあったっけ?という感じ。


▼以下、ネタバレ感想

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マー君
S2HJR096
No.12:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

0の殺人の感想

冒頭の作者からの挑戦状は上手いなと思った
あれがあったので、ずっと考えをめぐらせながら読み進められた
意外とちょいちょい笑いをさそう場面があり悪くない

mick
M6JVTZ3L
No.11:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

0の殺人の感想

冒頭に『作者からの注意(我孫子さんからの挑戦』があり、読書意欲&解決意欲が満たされます。が、残念ながら俺自身は100人に1人の方でした。

前作同様に読み易いのでライトな印象を持ちがちですが、謎自体は本格物と言っていいと思います。

▼以下、ネタバレ感想

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mkaw11
HAAP6CBX
No.10:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

自分は100人に1人の選ばれた読者となりました

短めで手軽に読める上に、クセもなく、謎の真相もわかってしまえば極めてシンプルなので初心者や気軽に読書したい方にオススメだと思いました。
出来がいいので、もちろん本格的(?)に推理小説を楽しみたい人にもオススメできる一冊です。

マリオネットK
UIU36MHZ
No.9:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

特異的な本格ミステリー

著者が最初に、容疑者はこの4人だ!と教えてくれるのには驚きました、これで面白くなるのかと…
短い話ですが、いろんな展開が盛り込まれていて飽きずに一気に読めてしまいました。真相を知って、読者が見破るのは難しいだろうなと思いました。大事な情報が隠されているので、少し納得の行かない人もいると思いますが、全く隙のない結末に清々しい気持ちにさせられました。
ミステリーに必要な要素ではないですが、ユーモアのある軽さと伏線回収が所々で見られ、読み終わりは微笑ましいものでした。

1つツッコミたいのは、長男が「恭三」で次男が「慎二」、末娘が「いちお」って……

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
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(10pt)

綺麗にダマされました!

シリーズ2作目はいきなり作者からの注意事項が述べられている。それは「容疑者は4人で、さらにその容疑者は減っていく、したがって多くの方はこの事件の真相を見破れるだろうけど、百人に一人は見破れないかもしれない」といった趣旨の文章だ。
もちろん、一ミステリ読者としては見破れらいでか!とばかりに勢い込んで読むながら推理するがいやあ、ものの見事に百人の一人になってしまった。
コメディタッチの軽い文体はクイクイ読み進めてしまうので、推理が組立てられないまま、終わりに向かってしまう。でも本書においては真相を見抜けなかったことが全然悔しくなく、むしろ爽快感が得られる。これほど綺麗に騙されると非常にすがすがしい。読後、誰かに勧めたくなる作品だ。本当はもう一つ付け加えたい賛辞があるが、それをいうと頭のいい人は察してしまうので止めておこう。

しかし思えばこの頃から異色の存在ではあったんだろう、その後の彼のミステリ作家としての道のりはいわゆる新本格作家たちとは違う方向に進む。前述したゲーム『かまいたちの夜』の原作者という他ジャンルへの係わり合い、もう無くなったが電子書籍サイトE-Novelの立上げなど、様々なことにチャレンジしている。他のミステリ作家が本格ミステリの本道を極めんと内側に意識が向かっているのに対し、彼はミステリで何か他に面白いことが出来ないかと本という媒体を越えて興味が外側に向かっているのが特徴的だ。

さて『殺戮に至る病』が未読の私は本作が我孫子氏のベスト。したがって私は躊躇なく10点を献上する。ちょっと最近10点が連発しているが、これはまだミステリ初心者であった私が読んだ作品群であり、その初読の印象に基づいて採点していることによる。つまり島田氏から端を発する綾辻氏、法月氏、我孫子氏、歌野氏の一連の新本格作家達の諸作品が私にとってミステリの黄金体験なのだ。
10点の割には少ない感想だが、これは未読の方はぜひ読んで欲しい。軽~く読んで、スパッと騙されて下さい。

Tetchy
WHOKS60S
No.7:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

0の殺人の感想

予想もしなかった結末に驚きました。
おもしろかったですが、あっけなかったような気もします。

ぺこりん12
M5MH63SF
No.6:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

0の殺人の感想

冒頭に作者からの挑戦があり、容疑者も4人にまで絞られていて、さらに極めて簡単な問題と書かれていますが、真相は見抜けませんでした。この発想は素晴らしいですね。少ないページ数のわりには内容もしっかりしていてすごい傑作だと思います。

ほっと
2XKXV6EI
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

0の殺人の感想

個人的に速水3兄弟シリーズで一番好き。この短さで、この衝撃は他にない。

ジャム
RXFFIEA1
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

0の殺人の感想

冒頭に読者への挑戦状があるという変わった趣向の作品です。
そこで容疑者がたった4人に限定されます。
それでも、フーダニットとして成立するという作者の自信が窺えます。
「やられた」というより「なるほどね」という感じの、余り類を見ない意外な結末で、面白い作品です。


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梁山泊
MTNH2G0O
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

0の殺人の感想

冒頭にある作者からの注意。
――極めて簡単な問題ですからほとんどの人は、終幕前に真相を見破られることでしょう。
いやいや・・・見事にやられましたよ。上手い。ユーモアもありお手軽。

Lin
Y7I7W18A
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

0の殺人の感想

「やられた・・・」まさかの結末にあっぱれって感じたけど、ガックリきた。

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やられタスマニアデビル
XRZ79J4L
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

シンプルながら完成度は高い

8の殺人に続く2作目。容疑者は4名。短い小説で、章毎に容疑者が死んで誰が犯人か推理する話。
200ページ台の短い作品で、シンプルながら作品の完成度の高さに頷かされた。

Ariroba78
5M53WTS6
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