人形は遠足で推理する



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初公開日(参考)1995年07月
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長編小説

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人形は遠足で推理する (講談社文庫)

1995年07月01日 人形は遠足で推理する (講談社文庫)

「スピードをもっとあげろ。ぶっ飛ばせ」私、めぐみ幼稚園の妹尾睦月です。今朝、園児たちと乗り込んだ遠足バスが警察が追っている殺人犯(しかも拳銃所持)に乗っ取られるという事件に巻きこまれて、もう大変。同行の腹話術師・朝永さんと、彼が操る人形の鞠夫も大ピンチ。好評の人形探偵シリーズ第二弾。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.50pt

人形は遠足で推理するの総合評価:6.22/10点レビュー 9件。Dランク


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全4件 1~4 1/1ページ
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

人形は遠足で推理するの感想

人形シリーズ第三弾。
朝永と睦月と鞠夫がバスジャックに巻き込まれる話になりますが、今回は長編。
バスジャックされているそのバスの中で、安楽椅子探偵よろしく、犯人が目の当たりにした密室トリックを見破らなくてはならない、という設定は面白いのですが、ハイジャックという緊張下は微塵も感じる事ができません。
幼稚園児が人質に取られているという設定も全く意味がないですし・・・
キャラ設定から考えても、日常の謎的な感じの方がいいんじゃないですかね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.3:
(3pt)

なにか合わないんだよなぁ。

シリーズ第2弾は長編。あのあと調べてみたら、どうやらこのシリーズは「人形探偵シリーズ」と云われているようだ(このサイトでは人形シリーズ)。

腹話術師朝永嘉夫に恋する保母の妹尾睦月、通称おむつの幼稚園の遠足に朝永と鞠夫の2人(?)が同行したところ、そのバスがハイジャックされ、事件に巻き込まれるという物。
園児の乗った車をハイジャック。日本でも昨今同種の事件が起きていたが、その緊張感はあまりあるものがある。私も三児の父親だけにこのような事件に巻き込まれた親御さんの心情は計り知れないものがある。

とまあ、ちょっと深刻に書いたが、実はそんな子を持つ親の心配とは裏腹に事件はハイジャックという緊張下とは思えぬほどのどかに進む。関西のお笑いをこよなく愛す作者ならではのボケとツッコミを交えながら進行するが、私個人的にはハイジャック物のようなリアルタイムサスペンスはこの作者には合わないと感じた。きつい云い方をすれば作者の技量が追いついていない。場と状況に流されるように、結局終ってしまった、そんな食べ足りなさを感じる作品だ。

で、このシリーズ、実は私はあまり好きではない。ストーリー云々というよりも主人公の朝永嘉夫にどうにも感情移入できないのだ。無口な自分の代わりに人形が雄弁にしゃべらせるというこの人物、一歩引いて見てみると実にアブナイ人間ではないか。これがどうも私には生理的に受け入れ難く、どうも入り込めなかった。
しかし私は付いていくと決めた作家は全作品読むので、その後もこのシリーズの作品は積読本として確保してある。もしかしたら読んでいくうちにこの思いも変わっていくかもしれないが、それはまたそのときにでも。

Tetchy
WHOKS60S
No.2:
(7pt)

軽い

特に云うことはないかな。
7点。

かいん
AGLSXFF0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

人形は遠足で推理するの感想

我孫子氏の人形シリーズ二作目

前作は短編でしたが、今回は長編ながら前年同様ライトでサクサク読める易しい内容でした。

叙述トリックあり、時系列あり、と内容的には初心者がハッとさせられる内容だと思います。

しかしながら、操り人形の鞠男はどんどん口が悪く、下品になっていくなー笑

DJANTI
V1E5CPIL
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.5:
(4pt)

よかった。

バスジャックの話、よかったな、
人形は遠足で推理する (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は遠足で推理する (講談社文庫)より
406263001X
No.4:
(5pt)

おもしろい

とにかくおもしろい。最後はどんでん返しだったり、主役が素直でとても楽しい。
人形は遠足で推理する (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は遠足で推理する (講談社文庫)より
406263001X
No.3:
(3pt)

我孫子氏、これはお手軽過ぎ

我孫子氏のユーモアミステリーシリーズとして展開されている人形探偵ものの2作目でシリーズ唯一の長編作品。氏の題材としてはバスジャックという異色のネタであるが、後半は犯人の密室状況の謎解きがメインで、はっきり言ってバスジャックという設定が全然活きていない。密室のトリックもよくあるものだし、最後の意外な人物落ちもあまり効果を上げていると思えない。ユーモア系ミステリーシリーズとしては我孫子氏の速水三兄弟シリーズの方が数段面白い。
はっきり言ってもうキャラ小説で、人形探偵というキャラがなければ何も面白くない作品である。ユーモアミステリーだからと言って我孫子氏、ちょっとお手軽にもほどがある。ま、ノベルスの軽い時間つぶしという目的からはちょうど良いくらいの読みやすさなのだが・・・・。
人形は遠足で推理する (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は遠足で推理する (講談社文庫)より
406263001X
No.2:
(3pt)

うーむ・・・。

バスを占領した日野は、言葉遣いがとても乱暴で身勝手なことをほざく最低な奴だと最初は思ったものの、幼稚園教諭の妹尾の忠告を素直に聞き入れたり、人質を気遣ったり、死刑覚悟で友達の敵を討とうした時には、「いいとこあるじゃん」と思いました。さて、本題の推理についてはまさに『コロンブスの卵』。簡単なことなんだけれども、意外と盲点になりがちなことが推理の重要なカギとなります。
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406263001X
No.1:
(4pt)

一気読み。

ハイジャック犯の語る事件の真相を推理し、彼の無実を証明する話。 ハイジャックされたバス内での安楽椅子探偵ということで、『月の扉』(石持浅海)を彷彿とさせますが、本作は『月の扉』より10年以上も前に書かれた作品です。スリルあり、笑いあり、恋愛ありのストーリー展開は非常に楽しめました。 緩急自在で実に巧み。でも、密室の解決には拍子抜け。 密室うんぬんより、某人物の正体に鞠夫が気付いたきっかけが、本作の白眉でしょう。
人形は遠足で推理する (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:人形は遠足で推理する (講談社文庫)より
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