時の密室
- 本格ミステリ (563)
- 森江春策の事件簿シリーズ (18)
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満足しています | ||||
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団塊世代がひたすらディスられるのだけれど、こういう特定の世代を一般化して貶めるのは当該世代じゃない、著者より遥か年下の自分からしても吐き気がするほど気分が悪かった。これって結局○○人はクソとか、〇〇地域の人はクソとか言ってるのと同じだろう。団塊世代に何があったか知らんけどこういう雑な認識と書き方はどうにかした方がいいだろう。 「若者の凶悪化」みたいな事実無根のトンデモ論同様、こういうむやみに上の世代を叩く世代論はいい加減にやめるべきだろう。 | ||||
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現在→明治維新後→現在→学生運動直後の1970年→ 明治36年→現在と大阪を舞台に時代をめまぐるしく 往還させながら殺人事件を織り込んでゆく。 ベームラー&エッセル怪事件は、 錯誤のトリックで密室性は希薄、よく言えば広義の密室か。 汐路&宇堂事件は、随分と開放的な密室です。 '70年の河底トンネル殺害事件は、アリバイと錯誤の問題でしょう。 以上三件、密室の曖昧さは共通している。 遊覧船での銅版画の引き渡しは、屋根が開くので密室でも何でもない。 トイレ籠城の自殺に見せかけた他殺が、唯一まともな密室構成上の 事件と言えるだろう。 「時の密室」なるタイトルは、個々の事件を示すのではなく、 「日向警部懐旧談」で一方通行な情報流出が生じるものの、 時代を超えたキャラクターが、直接的には没交渉たらざるをえない 宿命を暗示しているのであろうか。 でも、そんな風には読みとれなかったが・・・。 | ||||
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2001年に立風書房から出た単行本の文庫化。 『時の誘拐』の姉妹編。できれば『時の誘拐』から読んだ方がいいだろう。 明治初期の川口居留地、大阪万博、現代と3つの時代の大阪が重ねられ、それぞれの時空で起きた事件が解きほぐされていく。しかし、その重なり合いのなかにトリックがあり、真相が暴かれていくところがミソ。なかなか意外な結末であり、驚かされた。 きちんと歴史的な事象を調べ、作り込んであるところが魅力だ。 | ||||
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明治時代から現代まで貫くミステリーという壮大な内容に期待して読みました。しかし・・・ 二つの迷宮入り事件のトリックは、推理クイズの解答のようで,答が出たというだけで面白いとは思わなかった。 前作を読んでいれば別の感想を持ったかもしれないが,主人公の影が薄く,キャラが立っていなかった。また,前作で活躍した少女を最後に登場させる所は,前作のファン向けだけであって,意味があるとは思えなかった。 最後の事件のトンネルでの解決のやり方はどたばた劇のようだし,身代金の受け渡しの方法や犯人の正体は,こちらの予想を裏切ってほしかった。 | ||||
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