(短編集)
探偵宣言
- 山荘 (115)
- 森江春策の事件簿シリーズ (18)
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全1件 1~1 1/1ページ
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著者初の短編集。探偵役は森江春策で共通ですが、高校時代から弁護士事務所を開くまでの長い期間を通して起きた事件で、無理くり寄せ集められている感じは拭えません。総じて文章は読み辛く、トリックも微妙なオチで、解決後のカタルシスは乏しいかと。森江のキャラがハッキリしない性格で、グズグズ、モソモソしているせいも有るのかな?。良かったのは、著者のミステリィマニア振りが凄く伝わって来る所。めちゃくちゃ真面目に書いてるのも、ヒシヒシと感じます。最近書かれた物も読んでみたいですね、色々こなれてるでしょうから、きっと。 | ||||
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芦辺拓先生のシリーズ探偵森江春策の初短編集……といっても、底本は1998年だから、もう24年前の作品集なのであります。 短いもので約30ページ、長いもので約100ページの全7編収録。初出の時期もばらばらなら、作中の設定も時系列もばらばら、ついでに出来もばらばらだった作品を時系列順にまとめ、書き下ろしの最終話を加えることで連作短編集に仕立て上げてしまったという力技。著者もあとがきで自嘲している通り、メンド臭い風潮があったのですねえ……。事件も物語も苦しい感じはどうしても否めず。 そんな収録作中の最注目は『毒入りチョコレート事件』のパロディ。 森江春策をはじめ、芦辺作品の探偵キャラクターが総出演で推理合戦という賑やかさが楽しい。ついでに森江が提示した真相がいかにも芦辺先生っぽいオチなことにも大いに感心。 それにしても、長編一冊、短編集一冊しかなくても、「少女探偵」のあの人は著者の中では森江に並んで別格の存在なのだとしみじみさせられたのであります。 | ||||
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芦辺氏の鮎川賞受賞デビュー作である殺人喜劇シリーズの短編集という位置づけになっている。 過去に単発で発表した短編を書き下ろしの最期の短編で連作趣向にした技巧作である。 どうもこの初期の殺人喜劇シリーズは独特の回りくどい表現があだとなり、読者に具体的なトリックや状況を想像しにくい作品になっていて、何が起こっているのかよくわからないまま解決となってしまう印象がある。 トリックやプロットは秀逸ではあるが、小説としてはトリックのためのおまけになっていて、イマイチその高いミステリー的趣向が活きておらず、小説としてはイマイチな印象である。 | ||||
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日本一地味な探と称している名探偵で、私は大好きです。収録されている7つの事件すべて、良く考えrたれていると思います。ファンは是非手にとって下さい。 | ||||
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1998年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 7つの短篇が収められている。 森江俊策の人生をたどるように、高校時代、大学時代、記者時代、弁護士時代の事件が語られている。連作短篇の一種だが、「なんとなく連作にしてみました」というのとは違って、思いもかけぬ仕掛けが施されており、スケールの大きさを感じた。 ただ、作品自体の出来はもうひとつ。個々の短篇もあんまり面白くないし、全体のトリックもいまいち。冴えない小品ばかりという印象。あまり短篇には向いていない作家なのではないか。 | ||||
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1998年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 7つの短篇が収められている。 森江俊策の人生をたどるように、高校時代、大学時代、記者時代、弁護士時代の事件が語られている。連作短篇の一種だが、「なんとなく連作にしてみました」というのとは違って、思いもかけぬ仕掛けが施されており、スケールの大きさを感じた。 ただ、作品自体の出来はもうひとつ。個々の短篇もあんまり面白くないし、全体のトリックもいまいち。冴えない小品ばかりという印象。あまり短篇には向いていない作家なのではないか。 | ||||
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