帝都探偵大戦



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    初公開日(参考)2018年08月
    分類

    長編小説

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    帝都探偵大戦 (創元推理文庫)

    2022年01月27日 帝都探偵大戦 (創元推理文庫)

    帝都に集結する名探偵50人! 江戸・戦前・戦後。 三つの時代で起きる難事件と戦う探偵そして刑事たち 文庫版には「黒い密室 続・薔薇荘殺人事件」を特別収録 半七、銭形平次、顎十郎らが江戸を騒がす奇怪な謎を追う「黎明篇」。ナチスが探す“輝くトラペゾヘドロン”を巡る国家的謀略に巻き込まれた法水麟太郎・帆村荘六らの活躍を描く「戦前篇」。神津恭介が“あべこべ死体”に遭遇し、明智探偵事務所宛の依頼を受けた小林少年が奇禍に見舞われる。帝都を覆う巨大な陰謀に各都市からも強力な援軍が駆けつけ総力戦を挑む「戦後篇」。五十人の名探偵たちが新たな犯罪と戦うため、いま集結する。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.8:
    (5pt)

    これまでどなたも書かれていないので・・・

    唐沢なをき氏のご指摘により、芦部氏は
    本作のモチーフが赤塚・藤子・つのだ『ギャハハ三銃士』であると公表されました。
    ならば「黎明篇」の狒々の件は、『おそ松くん』の某作品へのオマージュでは?
    顎十郎・若さまの諸作は、本格ミステリーとして、今でも読む価値が十二分にあると思います。
    そうそう、都筑道夫『新顎十郎』も忘れてはいけませんね。
    帝都探偵大戦 (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:帝都探偵大戦 (創元クライム・クラブ)より
    4488027911
    No.7:
    (3pt)

    探偵が多すぎる‼️

    姉が強くお勧めしてきたのでアマゾンで注文してみました。日本の推理小説が大好きで、色んな作家の話を読んでいる人には堪らないでしょう。しかし当方それほど探偵小説は読んでいないので、食傷気味です。
    場面が切り替わるたびに出た来る探偵に、食傷黄みです 。かえって☝️を元に新しい小説が書けそう。題して『探偵が多すぎる‼️』
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    No.6:
    (1pt)

    スーパーディティクティブ大戦

    春にやっているスーパーヒーロー祭りみたいな映画と同じです。仮面ライダーがイナゴの群れみたいに出てくる、戦隊ヒーローを戦闘員扱いする。タイトルからしてそうなのですが、中身もそうです。顔だけ出てきてなんの活躍もしない探偵がほとんどです。季節の変わり目のテレビのやたら長いバラエティのひな壇芸人枠です。
    多くの歴代探偵の有名無名をかき集めて並べただけで、顔見世興行にもなっていません。
    正月の寄席だって噺家はそれなりに芸を披露するものですが、本作はひどい。
    活躍したのは少年探偵ズくらいでしたが、さりげなく自分のキャラを混ぜているのもいかがなものかと思います。
    名探偵の紹介なら「ミステリー超入門」で十分です。
    戦前、戦後編で取り上げていいるノンフィクションは、他の作家も扱っている既知の題材であり、新しい切り口や広がりがあるわけでもありません。小説として破綻しているし、面白みがないです。
    作者の自己満足で終わっているようです。
    こういう作品を読むと当事酷評されていた西村京太郎の「名探偵なんか怖くない」の方が数倍うまくまとまっていたと思います。お祭りというのはああいう作品を言うのです。
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    No.5:
    (3pt)

    登場させることに意義がある!といわんばかりに全体に出オチ感が濃厚でして

    古典探偵小説パスティーシュが得意の芦辺拓先生による本邦オールスター探偵小説。
    といっても、ハリウッドのアメコミヒーロー物よりは東映風味(仮面ライダーとかプリキュアとか)もしくは『シン・ゴジラ』調の顔見世興行。登場探偵たちの個性豊かな活躍を描くよりも、登場させることに意義がある!といわんばかりに全体に出オチ感が濃厚でして、元ネタを知っているとかえって、この人はこんなキャラだっけ?という違和感で首を捻らされることに。大正~昭和前半の探偵小説のキャラクターたちが大挙登場するものの、それぞれの作家たちの作風までトレースしているわけではありませんからね…。
    捕物帳のヒーロー(同心・目明かし・若さま)たちが大集合の黎明編、戦前編、戦後編からなる全三編構成。展開はいずれも飛ばすこと飛ばすこと、探偵、警察官、新聞記者、少年探偵(!)といった往年の人気キャラクターたちが入れ替わり立ち替わりに登場して、各人が抱える事件に直面、それぞれの事件の意外な繋がりが結末にいたって明らかになるというパターン。戦前編と戦後編は序盤のうちこそメイン格の数名が展開の軸に据えられているものの、物語の進行に伴って加速度的に探偵の登場がエスカレートしていき、誰が誰やら区別がつかず、どんな事件が起こっているのかもよく分からないという事態に(笑)。この作品、問題(=謎)と推理(=解決)だけがあって、途中の捜査が豪快に省略されている印象なのですね。「群盲象を評す」ということわざがありまして、物事の一面だけに接していては全体像が把握できないことの喩えですが、この物語の登場人物たちは名探偵ばかりなので、物事の一面から背後の事件の全体像を見破ってしまいます。といっても、事件が解決しても未解明のまま残ってしまった出来事も少なくなく、物語の大風呂敷をめいっぱいに広げていって、畳み切れていないのは御愛嬌なのであります。
    収録作中、印象深かったのは日米開戦間近で探偵たちにとっては冬の時代といえる戦前編。
    「銃後において個人的な犯罪をおかすような非国民は一人もいない!」
    と建前とはいえ物凄い論理に呆れていたら、実際に甲賀三郎(戦前の探偵作家)が書いた文章が下敷きになっていたのですね。とんでもない時代があったんだ…。
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    No.4:
    (5pt)

    本邦、探偵小説クロニクル

    オールスター映画を観るがごとく、希代の名探偵たちがいいところで登場する。
    少年探偵団を陰から見守る「例の怪人」が意外とハートフル。
    読み終わって、あの怪人こそ作者の芦辺さんの分身ではないかと気づいた。
    かつて、70年代に幻の雑誌「幻影城」を読みながら、そうだよ俺は「砂の器」より「犬神家」をこそ読みたいんだよ、とつぶやいていた高校生の頃にタイムスリップしてた。
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