時の誘拐
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面白かったです。 | ||||
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古い資料を詳細によまれていて、始めはフィクションとは思えなかった。現地を訪れるとき、文章を思い出して、とても楽しい | ||||
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1996年に立風書房から出た単行本の文庫化。2001年のノベルス版もある。 架空の都市・大阪での誘拐事件を描いた作品である。現実の大阪とだいたい同じなのだが、政治や行政については各所が異なっている。そのあたり、積極的に政治的主張が込められていて、読んでいて胸のすく思いだ。 誘拐事件は、前半はよく考えられていると思う。展開に工夫があり、引き込まれるように読んでしまう。しかし、後半の殺人事件へと発展していくあたりから、やや物足りなく・・・。 また、戦後すぐの大阪で起きた事件とも重ねられていくのだが、このあたりは見事な腕の冴えを感じた。厚い本だが、一気に読んでしまった。 姉妹編として『時の密室』もあるので、合わせて読むとますます面白いだろう。 | ||||
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1996年に立風書房から出た単行本の文庫化。2001年のノベルス版もある。 架空の都市・大阪での誘拐事件を描いた作品である。現実の大阪とだいたい同じなのだが、政治や行政については各所が異なっている。そのあたり、積極的に政治的主張が込められていて、読んでいて胸のすく思いだ。 誘拐事件は、前半はよく考えられていると思う。展開に工夫があり、引き込まれるように読んでしまう。しかし、後半の殺人事件へと発展していくあたりから、やや物足りなく・・・。 また、戦後すぐの大阪で起きた事件とも重ねられていくのだが、このあたりは見事な腕の冴えを感じた。厚い本だが、一気に読んでしまった。 姉妹編として『時の密室』もあるので、合わせて読むとますます面白いだろう。 | ||||
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確かに「ちょっとそれはありえない・・・」というシーンもあったが、「真実かどうかがわからない」というのは、あまりにも能天気だ。私はこの物語は、帝銀事件にヒントを得た芦辺氏が独自の想像力と知識を駆使して作り上げたものであると考えている。なぜなら、濡れ衣を着せられて死刑になった●●●●の境遇は、帝銀事件の平沢氏にそっくりだからだ。平沢氏は画家で、薬物の専門的知識が何もなく、生き残った被害者も「犯人はこんな顔ではない」とはっきり証言しているのにもかかわらず、検察・警察の捏造によって犯人にされた。そして、一生を檻の中ですごした(死刑の執行は行なわれなかった。このことも検察の犯罪を裏づける証拠)。 また、狭山事件が起きた頃の石川氏は、「漢字」はおろか「ひらがな」もマトモに書けず、検察側が証拠と主張する脅迫状など書けるわけがないのに、一審死刑・最高裁で無期懲役が確定。今も再審請求を却下され続けている。 | ||||
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