殺人方程式



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初公開日(参考)1989年04月
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長編小説

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殺人方程式 〈切断された死体の問題〉

2005年02月10日 殺人方程式 〈切断された死体の問題〉

新興宗教団体の教主が殺された。儀式のために篭もっていた神殿から姿を消し、頭部と左腕を切断された死体となって発見されたのだ。厳重な監視の目をかいくぐり、いかにして不可能犯罪は行われたのか。二ヵ月前、前教主が遂げた奇怪な死との関連は?真っ向勝負で読者に挑戦する、本格ミステリの会心作。 (「BOOK」データベースより)




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殺人方程式の総合評価:5.75/10点レビュー 44件。Bランク


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全13件 1~13 1/1ページ
No.13:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人方程式の感想

新本格ミステリというジャンルを久しぶりに読みました。考えるために文章を追い、出来事を咀嚼しなから読む作業はそれなりに楽しいものでした。
ただ、綾辻氏の作品は館シリーズ、囁き三部作、霧越邸をよんでいますが、閉ざされた塲、複雑怪奇な館で起きる由緒正しき妖しい一族による殺人事件でないとしっくりこないと感じてしまうのは、私の偏見でしょうか。
トリックにも真犯人にも驚かされましたし、最後の伏線回収による事件発生へのエピソードで心理ミステリの面白さも味わうことができたのですが…。鮎川氏の賛や乾氏の解説にあるように秀逸な作品であることは確かだと思います。でも、やっぱり作品の深みを感じられなかったのが本音の感想です。

はつえ
L7BVQMDY
No.12:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

オーソドックスで安心して読める作品

良くも悪くも王道な推理小説だと思いました。
特別目新しい要素はないものの、一つ一つがまさに方程式のように綺麗にまとまった、傑作ではないけど良作という作品という感想です。
トリックの解明には比喩ではなく題名どおり「方程式」が用いられますが特別な専門知識がいるといった内容ではありません。

血に弱い刑事の叶と、まるで少女のように天真爛漫な彼の妻・深雪の明日香井夫妻のキャラは、どこか『三毛猫ホームズシリーズ』の片山兄妹を思い起こさせました。
探偵役となるのはその叶の双子の兄の響で、犯人側ではなく探偵側が双子の入れ替わりトリック(?)を使うというのが面白く、綾辻氏の作品の中では珍しくユーモアミステリ要素も含まれているかなと感じました。

読みやすさも抜群なので、初心者におすすめだと思います。

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.11:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

古き良き探偵小説

奇想天外なトリックで、しかも以外な犯人に驚く、まさに古き良き探偵小説といったところ。
綾辻氏が師と仰ぐ島田荘司の「占星術殺人事件」を思い出してしまった。
こういう謎解きは大好きだ。
不可能な状態をいかにして可能にするか、大いに頭をフル回転させて謎を解いてもらいたい。
謎解きに挑もうという方は最初に巻末の解説を読むと、「このページまでに謎解きの材料は揃ったので解いてくれ」
みたいなことが書いてあるので、そのページまで読んで推理してみよう。

彼の作品は最後のエピローグに大どんでん返しを持ってくることが多い。
最初の事件のアレの真相も書かれているので、読後もスッキリ。
犯人が意外すぎたのが唯一の欠点。でも、満足できた小説であることに間違いはない。

yoshiki56
9CQVKKZH
No.10:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

殺人方程式の感想

推理小説のオオドウ。
素人が探偵をやり
実際には無理な仕掛け
意外な犯人
犯人を前に真相を聞きだそうとして
あぶないめにあわす
探偵小説の基本

伏線を全て消化しているのが良いので
読んで損はない


jethro tull
1MWR4UH4
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(7pt)

実にオーソドックスな本格ミステリ

一応第2作目が出ているがシリーズと呼ぶには憚れるのが警視庁刑事明日香井叶とその双子の兄で探偵の明日香井響が探偵役を務める殺人方程式シリーズ。

新興宗教の教祖が教壇のビルに篭って、祈りの儀式をしていたはずなのに、他のビルの屋上で頭部と左腕を切断された死体として発見された謎を探るという、本格ミステリ。しかしなんだか法月氏の某作に似ているなぁと思った作品だ。
館シリーズと本作ではどう違うかというと、館シリーズは日本なのにどこか異界に迷い込んだような味わいがあるのに対し、本作では実にオーソドックスな筆運びである。本格ミステリと呼ぶよりも本格推理小説の方が本作のイメージに合うだろう。
しかし小粒感はあるものの、実に端正な本格推理小説で、私はすっかり騙されてしまった。特に犯人を限定するある行動に対する叙述が非常にさりげなかったので、その思いはひとしおだった。

そして本書の特徴は、殺人をなすべく、本当に方程式が登場すること。通常「殺人方程式」という呼称は犯罪者が精緻に組立てた犯罪を表すロジックのことを指し示す。つまりそのロジックが数学の証明問題に類似しているから、そういう風に呼ぶのだろうけれど、本作では犯罪を成すための方程式が登場する。ちなみに方程式は数学ではなく、物理の方程式。そうと聞いて、忌避感を抱く方もいるかもしれないが、非常に有名な方程式で、しかも微分積分とかも使われていない、小学生の算数の知識で理解できますのでご安心を。

しかし、この主人公が非常に「創られた」感じがあり、感情移入できなかった。これは私の性格的な問題もあるのかもしれないが、兄弟なのに名前の呼び方がどちらも「きょう」と同じなのがいただけない。紛らわしいではないか!この辺の作者の価値観が全く解らない。なんとなく同人誌に取り上げられることを狙ったようなキャラクターである。
ぜひとも読んで欲しいとは勧めないまでも、読んで損することは無い程度にお勧めの作品である。

Tetchy
WHOKS60S
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(8pt)

殺人方程式の感想

綾辻先生らしい練に練った作品!

anotokinoinoki
4B79947F
No.7:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

殺人方程式の感想

ミステリーものとしては、非常によく出来ている作品です。
きっと、綾辻先生でなけでば、私はもっと高評価をしていると思います。
しかし、綾辻先生のこれまでの作品を読み、叙述トリックに見事に引っかかり、その「やられた!」という気持ちよさを楽しみにしていたため、ちょっと残念でした。
綾辻先生の作品でなければ、5以上の評価にしたかもしれません。
ちょっとずるい評価・感想で参考にならず、申し訳ないです。

あんみつ
QVSFG7MB
No.6:
(2pt)

殺人方程式の感想

うーんいまいち。館シリーズを期待してしまうと正直残念な感じでした。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
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わかりやすい!

物理をしたことがある人ならすぐ理解できる話で、
犯人も意外な人であり楽しめました。

あと、深雪がかわいかったなぁ…

鼻毛のびのび
YLPLRW2J
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

殺人方程式の感想

鮎川哲也、森村誠一など大御所も絶賛した傑作本格ミステリ。読者への挑戦つきなのも良いです。

ジャム
RXFFIEA1
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

殺人方程式の感想

次々と事実が明らかになりテンポがよく、謎解きを考えながらどんどん読み進められた。綾辻さんらしいかと言われればそうとも言えないが、ミステリとしては満足な作品。

hiro-m
4K1CCRGG
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

殺人方程式の感想

死体の身体の一部を切断した理由、
そしてその死体をアクロバッティックに数十メートル離れた場所に移動させるトリック。
それが可能である事を証明するために、本当に方程式が出てきます。
計算上可能という事でしょうが、実際やるとしたら非常に危険、計算通りには絶対できないでしょうね。
トリックに関しては、少しでも計算が狂うと破綻するような、がちがちに計算された印象でありながら、
一方ストーリーの展開は「偶然」に大きく左右されている印象で何か全体のバランスが悪いように思いました。
意外な犯人には驚かされましたが・・・
あと「ヒビク」さんと「今日の一本」の人のキャラがかぶっているのも気になりました。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

殺人方程式の感想


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Ariroba78
5M53WTS6
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