最後の記憶



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    初公開日(参考)2002年09月
    分類

    長編小説

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    最後の記憶 (角川文庫)

    2007年06月01日 最後の記憶 (角川文庫)

    脳の病を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。彼女の心に残されたのは、幼い頃に経験したという「凄まじい恐怖の記憶」だけだった。突然の白い閃光、ショウリョウバッタの飛ぶ音、そして大勢の子供たちの悲鳴―。死を目前にした母を今なお苦しめる「最後の記憶」の正体とは何なのか?波多野森吾は、母の記憶の謎を探り始める…。名手・綾辻行人が奇蹟的な美しさで紡ぎ出す、切なく幻想的な物語の迷宮。 (「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.67pt

    最後の記憶の総合評価:5.73/10点レビュー 37件。Cランク


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    全3件 1~3 1/1ページ
    No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (9pt)

    生きているのは楽しいかい?

    物語随所に囁きが流れ、囁きシリーズ第4弾とも言える作品。
    そしてまたまた登場する咲谷由伊という同姓同名の名前。よほど気に入った名前なのか、少々しつこい感じもするが。

    白髪痴呆という病に侵された母親の幼少期の最後の記憶の謎をその息子が解き明かしていくというサイコファンタジックホラー。
    物語後半で異界という空間が登場し、一気に現実離れしてしまったが、ラストの真実を語る上で絶対に必要だった空間であり、妙に納得してしまった。
    この空間の存在を読者が理解できるかできないかで評価が分かれる最大のポイント。
    またファンタジー要素も含むことから、これの好き嫌いでも評価にバラツキを生むこととなる。
    筆は素晴らしいので特に疲れを感じることなく一気読みできるのは流石の一言。
    咲谷由伊シリーズを全部読みたい人や、サイコファンタジー好きにはお勧めできる。

    yoshiki56
    9CQVKKZH
    No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (10pt)

    大好きです。


    ▼以下、ネタバレ感想

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    鬼崎まなつぅ
    3QC7T257
    No.1:
    (7pt)

    最後の記憶の感想

    全編に漂う綾辻流幻想小説的雰囲気と、怪しい闇の魅力!ホラー&幻想小説の新地平!

    ジャム
    RXFFIEA1
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    No.34:
    (1pt)

    綾辻行人で初めての落胆

    世界観がよくわからない上に、幻想世界?での出来事とはいえ、生々しい幼児大量虐殺シーンを長々と続け、不愉快極まりなかった。こういう場面を平気で書ける綾辻行人に幻滅。しばらく綾辻行人を読む気はしないだろう。どこまでも女々しく煮え切らない主人公にも苛々した。
    最後の記憶 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:最後の記憶 (角川文庫)より
    404385501X
    No.33:
    (4pt)

    良作だと思います

    あまりレビューの評判良くないけれど
    自分はすごくミステリー、ホラーなどのジャンルを離れて綾辻行人さんの一つの作品として良いと思いました
    ネタバレになってしまうのであまり書けませんが

    後書きに綾辻先生自体「なぜ自分は生きているのか」ということが頭から離れなかった時に書いた作品ということで、テーマは人は最終的には孤独、人は誰でも死ぬもの
    そういうことをどう受け入れて生きて行くのか、ということでしょうか

    最後に主人公が流した涙が何へのものなのか、読む人によってそれぞれ変わってくると思います
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    404385501X
    No.32:
    (3pt)

    本格ミステリーのイメージが強い筆者だけに

    「館」シリーズで有名な著者であるが、勝手にホラーと本格ミステリーの融合した作品と思って読むと、肩透かしを食らいます。敢えて言うならジャンルは幻想小説でしょうか。

    脳に病を患った母親を持つ大学院生の波多野森吾が、母親の生まれ故郷を訪れ母親の過去を探るという展開ですが、解決版ともいえる第三部でいきなり小説の世界が変わります。
    児童連続殺人も発生するので、どうしてもミステリー的な決着を求めがちですが、その要素は殆どありませんので、それを期待する読者には不向きと思います。
    最後の記憶 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:最後の記憶 (角川文庫)より
    404385501X
    No.31:
    (4pt)

    何だかんだで傑作です。

    白髪痴呆という物凄く恐ろしい病気におかされた母親と母親の幼少時のこれまた物凄く恐ろしい記憶の断片を軸に息子が真実を探ろうと言う話なのだが…前半は一気呵成に読ませるだけの筆力を持った著者に唖然とするほど爽快な恐怖感を味わったのだが、残念ながら後半の天国?のような世界の描写が冗長すぎてまるで夢野久作のドグラマグラを読んでいる錯覚に陥ってしまった。あの部分、前半の恐怖にあまりにそぐわず、ぜひ大幅加筆修正してほしい。期待をしすぎて読んだだけに残念と言うか有り余る才能を水道の蛇口から野放図に垂れ流しているようでもったいない。綾辻行人はもっとも好きな作家だけに辛口の表現になってしまったが、裏を返せば斬新な構成ともいえ、天国の場面では耳にマーラーの交響曲第4番が聴こえてきて、両者相通ずる所があるなんておもったりしてしまった。物語全般を通して非常に重要な役割を持っている女の子がねがわくば主人公と幸せな関係になってほしい等と邪な(^^)ことをつい思ってしまった…。なお、筆者はこの物語の芯となる非常に重要な事でひとつ大嘘をついている。みなさんなにかわかるかな(^^)。
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    404385501X
    No.30:
    (1pt)

    読む必要はない

    我慢して読んでましたが、Ⅲ章で力尽き果てました。残りページは流して読み。補完としてネットであらすじを読みました。正直時間の無駄でした。よほどのファンでなければ最後まで読めないのではないでしょうか、ファンでない方はネットであらすじを読むだけで十分です。こんな本を買わないで別の絢辻作品を買いましょう。
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