兄の名前は汐崎正義、妹の名前は持田優羽。

小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

「みんな、わたしをばかにして。

舞台はなんと女子刑務所! 「後悔病棟」「希望病棟」に続くシリーズ第三弾! 神田川病院の“金髪女医”太田香織と看護師・松坂マリ江は、ひょんなことから女子刑務所に派遣される。

この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか? 時は、戦後間もない昭和22年。

演劇全国大会の前日、出演予定の部員たちが何故か次々と体調を崩す。

「お前こそが殺人者だ、証拠が残っていたんだ」短編ホラー映画の主演女優としてロケ現場にやってきた舞利亜。

私は“善人”か、それとも“悪人”か 「ねえ……あそこに誰かいない?」。

努力家の珊瑚。だらしない翠。

『むかしむかしあるところに、死体がありました』『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う』などで人気のミステリー作家、青柳碧人。

母と娘。二種類の女性。

最後の最後で読者がそれまで見てきたものとは違った景色を提示する「どんでん返し」。

添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。

致死率95％、凶悪なウイルスの大流行が収束した世界。

性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐される。

救急医・武田のもとに搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。

千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くシングルマザーの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。

始まってしまったら……人が死ぬ。何人もの人が。

大仏ホームのOL・麗子は「トラブルが起こっている」の一言で、ランチの外食を渋る同僚・ゆいかを誘い出すことに成功。

六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたＯＬ・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。

2024年2月23日公開 映画「マッチング」原作小説 ウェディングプランナーの仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花は、同僚に勧められ、渋々マッチングアプリに登録。

４７歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。

救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。

母親は高校1年生の娘に毎日詳細な日記を書かせると、「助言」と称して彼女がやるべきことを命令してくる。

“本の町”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。

学習塾からアルバイト講師の時間外労働の相談が持ち込まれた。

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。

物語のラストでこれまでの景色が一変する「どんでん返し」。そんな短編を5つ、収録しました。

十年前、洋食屋を営んでいた父親が通り魔に殺されて以来、母親も失踪、それぞれ別の親戚に引き取られ、不遇をかこつ日々を送っていた小林姉妹。

政治家事務所の日常は、難問・奇問・珍事件だらけ……その実態は、妖よりも、もっと怪しい!?　 佐倉聖は21歳の大学生。

父親が突然亡くなり、山形の山あいの集落に引っ越した小学校6年生の高橋みのり。

大好きな従姉の事故死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手”に真相を探っていく。

外回り中の営業部長・山縣泰介に緊急の電話が入った。

ラストまで一気読みの本格ホラー&ミステリー。原点にして最高傑作 その路地にさしかかったとたん、ひどく嫌な気分がした。

関野浩樹は、往年の名投手竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている。

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。

キャンプ場で起こった誘拐事件を解決したのは、一見頼りなさそうな温和なアウトドアガイド・天幕包助だった。

小学3年生の時に誘拐された経験をもつ設楽真輝。

悪党が殺された。 疑われたのは、最も立場の弱い技能実習生だった。

一次大戦。ルーマニアの首都ブカレスト。

転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。

柚月裕子の13年がつまった短編集 美しい花には毒がある 献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。

新小岩の路地裏にある居酒屋・米屋。

「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。

三人組強盗が病院に押し入り、患者たちを人質に立て籠もった。

男たちの身勝手さを、一行で打ち砕く桐野文学の極北! 夫公認のもと、元恋人と自由な時間を過ごす妻を描いた表題作「もっと悪い妻」など、計六作の短編を収録。

夫が消えた。妻のハンナに残されたのは「彼女を守って」と書かれたメモと、夫の連れ子ベイリー。

小学校の教員を辞め、実家のパン屋で働く三吾は、店でみかける少女が気にかかっていた。

社労士4年目のヒナコのもとに、家具会社のワンマン社長から、男性社員の育休申請の相談が持ち込まれた。

2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。

「退職理由を自己都合から解雇に変えて!」元社員が怒鳴り込んできた。

余計なことは喋らない。上司から疎まれる。

東京に住む保阪宗佑は、娘を暴漢に殺された。妊娠中だった娘を含む四人を惨殺し、死刑判決に「サンキュー」と高笑いした犯人。

遊廓「墜月荘」で暮らす「私」には、三人の母がいる。孔雀の声を真似し、日がな鳥籠を眺める産みの母・和江。

猫のまりもさんと出逢ったのは「運命」だった。