モノマネ芸人、死体を埋める
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 | 2023年07月13日 モノマネ芸人、死体を埋める(祥伝社文庫ふ12-1） 関野浩樹は、往年の名投手竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている。竜司本人にも気に入られ、晩酌のお供をして多額の小遣いまで稼ぐ順風満帆な芸人生活……のはずだった。ある夜、竜司が行きずりの女性を殺してしまうまでは！現場に呼び出された浩樹は愕然とする。竜司が捕まれば、モノマネ芸人は廃業必至!? 咄嗟の機転で完全犯罪を目論む浩樹だったが……。(「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt | ||||||||
モノマネ芸人、死体を埋めるの総合評価:
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サイトに投稿されている書評･レビュー一覧です
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芸人出身の作者が芸人をうまく書いています。 | ||||
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※以下のAmazon書評･レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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| 普段、あまり小説とか読まないほうなのだが、本屋でタイトル見かけ、単純に「面白そうだな」と感じたので買った。この時点でプロフィールに元芸人であるというのも目に入り、この方の作品を読むのは初めてであったが、「元芸人の方が書いたものか」と頭に軽く入れながら読んでみた。 リアリティがある描写であり、非常に説得力があるものとなってるように思う。そして、何より文章がうまい。読んでて疲れない。で、とにかく状況設定が細かく、穴が出ないように作られている。タイトルにあるように殺人事件が絡むお話なのだが、最初から最後まで、上手に組み立てられていて内容に無理はない。「ここでこんな事するかね？」「こんな人いる？」というのが、ないのだ。 こういう感じであれば、他の作品も読みたくなった、というのが正直な感想である。 | ||||
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| さすが藤崎先生。 この展開は予想外です。 途中、中だるみはあったのですが、最後は一気読みでした。 これだから藤崎先生の作品は面白い。 | ||||
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| 野球の名選手のモノマネ芸人が、死体隠ぺいの片棒を担がされ、トリックを使って警察の捜査を欺く……というだけじゃないスゴイ話だった。どんでん返しに次ぐどんでん返しに私の心臓はドキドキしっぱなしだった。 作者は何故こんなすごいことを考えられたんだろうと思ったら、著者の人のプロフを見て納得。芸人さんって頭がいいんだな。 | ||||
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| しかも伏線で読み返して膝を打つシーンもあり！人間ドラマもあり。ネタバラシの所が多少長めでしたがまぁ許せる程度です。世間への皮肉も書かれていたり登場する芸人の名前も皆様お見事でクスリとします。 この方の描く作品は純粋に楽しめますね。 | ||||
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