教室の灯りは謎の色
- 塾 (1)
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読みやすい文章ではあった。 身近な範囲内での短編ミステリー。探偵役の先生が、ほとんど前置きもなく謎を解いてしまう事に、若干の違和感。もう少し考えるシーンが、欲しい。 | ||||
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高校を不登校になった女子高生と彼女が通っている塾の講師によるミステリー。 5編からなる短編集で、いずれもこの二人を中心に描かれます。 なかなか面白かったです。 作品スタイル的に続編もありかなと思います。 | ||||
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犯人が軒並みイヤなやつなので読後感はあまり良くない。そういう話でも平気な人は楽しめると思います。 あと主人公が言うほど先生がかっこよく感じませんでした。頭がいいのが伝わるだけ。 | ||||
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タイトルがちょっとナンダカナァなもので、期待せずに読んだのですが、予想外におもしろかったです。 読んでいて、気持ちいいです。 いい歌が耳に心地よいのと同じ意味で、文章が心地よいのです。 みずみずしい青春ミステリーだと思いました。 普通の人には関心のないことでしょうが、気のついたことを一点。 小説はP5から始まっています。 ここだけで、どうやら主人公が若い女性であることが想像されます。 ひとつには、黒澤先生から声をかけられた、という事実。 もうひとつは、モノローグの内容と、口調です。 >(前略)黒澤先生はお父さんより十歳は若そう。ううん、まだ二十代かもしれない。(P5) こうして、若い女性が主人公であるとわかったところで、次のP6で、初めて「わたし」という一人称が出てきます。 ああ、これは「わたし」という若い女性が一人称で語る小説なのだなあ、とわかって、安心して読み進むことができました。 なんでこんなことを書いたかというと、「わたし」というのが男なのか女なのか、わからせようという配慮の無い小説というのもあるからです。 てっきり「わたし」が男だと思って読み進んでいったら、途中で実は女だとわかって、白けてしまった経験もあります。 なので、こういうところをきっちりと計算してある、というのはすごいなあ、と思ったのでした。 | ||||
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不登校を続けている子(主に高校生くらいの年代)を受け入れている塾が舞台の作品です。理由あってこの状況に身を置いている子たちなので、はっきり言ってめんどくさいタイプのキャラが多いですw でも、彼らが怯えながらも、前に踏み出したいと願ったとき、こんな風につかず離れず居てくれる大人と、出入り自由な空間があったらいいな~と思いました。その先生と教室は、直接的にその子の将来を拓いてくれるわけじゃないけれど、心に灯るトーチライトとなって、その子が望む未来の居場所に辿り着くまで、共に歩んでくれることでしょう。 謎自体はささやかでしたが、ミステリとしても美味しかったです。さきほどめんどくさいキャラと書いてしまいましたがw逆に言えば、ささいな出来事で揺れる危うい年代を見事に描いているということですし、それだけでも一読の価値はあると思います! | ||||
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