善人マニア
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 | 2011年08月04日 善人マニア 人を殺した１５歳のあの夜から、私は善いことだけ、積み上げてきた――。 注目作家、戦慄のノンストップ・ミステリ！ 真面目で努力家の珊瑚。他人をアテにしてばかりの翠。中学時代に同級生だった二人は、修学旅行で、一人の男性を死なせてしまった。卒業以来二度と会わないはずの二人。だが、結婚を目前に控えた珊瑚の前に、なぜか翠があらわれる。次第に蘇る過去の記憶、身勝手な翠の振る舞い、突如連絡をよこす昔の不倫相手、そして、新たな惨劇とともに明らかになる15歳のときの事件の真相……。振り切れた善意が向かう結末とは――！？終わったはずの過去をめぐり、女たちは探りあい、騙しあい、奪いあう。ダークな笑いと皮肉に満ちた注目作家、戦慄のノンストップ・ミステリ！ (「BOOK」データベースより) |
| 書評･レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
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| さくさく読めてあっという間に読み終わりました。イヤミス女王の真梨幸子さんを参考にしているのかな？と読んでいて思いました。 最後は駆け足でしたが納得いく終わり方でした。この作家さんはほのぼのとした作品も多く出していますので、もしこの作品が合わないなと思った方は他の作品も読んでみてください。好きな作家さんの1人なので応援しています。 | ||||
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| なんか、面白くもないけどそれほどつまらなくもなかった。 でも、ミステリかと言われると？ 真面目で努力家を必死に演じてきた珊瑚を突然の不幸が襲う。 巻き込まれ型ミステリ風小説って感じの作品ですね。 書き下ろし原稿用紙445枚なのでサラッと読めます。 まあ、嫌いではありませんが私にはミステリだとは思えないので星3つです。 2時間ドラマの世界が好きな人にはいいかもしれませんね。 | ||||
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| 主人公はじめ脇役に至るまで全員が「悪人ではないけれどちょっとづつ狡くて勝手」 この徹底したキャラクタ作りには感服しました。 （ひとりだけ「ちょっと」じゃない人もいますが…） ひとつひとつのトラブルに妙なリアリティあって怖すぎ。 ノンストップミステリ…ではないかもですが、 前作「少女たちの羅針盤」の爽快感とはまた違った感覚が刺激される作品でした。 変化球系かな？ 私は好きです。Mかもしれません。 | ||||
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| ミステリ好きな為、帯に引かれ手に取りました。しかしながら、ミステリではないのでは?と思われてならない。謎であるはずが、疑問という程度。帯の前フリよりも、小説の中で起きた事がショボイ。話は、二つの視点で交互に進んで行く。こういうのは好みですが、時々出てくるネチネチとした反省に辟易。携帯恋愛小説のヒロインが如し。どんでん返しで180°転換せず80°ほど。読後感も悪い。ラストの二つのシーンに、メッセージが込められているみたいだが……。もちろん趣味趣向は十人十色。読む価値無しなどとは申しません。誰か早く良いところを見つけて、☆多いレビュー書いて下さい。僕が大事な処を、読み取れて無いだけかもしれませんから。 | ||||
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