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いなくなれ、群青



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【この小説が収録されている参考書籍】
いなくなれ、群青 (新潮文庫)

いなくなれ、群青の評価: 7.00/10点 レビュー 3件。 Cランク
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(6pt)

いなくなれ、群青の感想

階段島
山奥に住むという魔女によって下界から隔絶されたこの島で僕は平穏な日常を送っていた。 何の為に僕らは集められここに閉じ込められているのか、 自身の失くしたものを探し出せば島から出れるというが・・・。
そして11月19日午前6時42分、僕はこの島で一番会いたくなかった人に再会する。

 学園を舞台にした青春ミステリかと思いきや、不思議な力で支配された島からの脱出を図るファンタジー。 とはいえ主人公はあまり乗り気ではない。 未来を生きることに悲観している故にこの平穏な島から出る理由を見出せないでいる。 しかし、2年振りの彼女との再会が状況を一変させる。 対照的なまでに底抜けな理想主義な彼女はこの階段島の違法性を主張し主人公を振り回す。 
 シリーズを見越して様々な伏線、登場人物を収めた本作。 シリーズの一作目、つかみの作品として上々。

りーり
9EDFH0HC

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