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その白さえ嘘だとしても
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その白さえ嘘だとしてもの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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いなくなれ群青はうまく纏ってたと思ったので、2作目も読もうとしたけど、70ページで読むのを終了。まぁ1作目の終わり方が続きが難しそうな感じだったし、レビュー数が1作目の1/5だったので少し予想はしてたけど、1作目だけで辞めとくべきでしたね。 どうもシリーズものに弱いので、つい手を出してしまったけど、そうだよなーと納得できたのでよしとします。 | ||||
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話の終わり頃で都合良くまとめて帳尻を合わせた話でした 特に主人公の用意周到さは読者おいてけぼりでした 「いなくなれ群青」とこれを読み終え、さらに「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」の途中まで読みながら、大学読書人大賞をとったはずの話にいまいち共感出来ない理由を考えてみたところ 登場人物達が皆、特に主人公が顕著に、黙々と自分の利益にのっとった追求をしているからではないかと思いました どの人物の思考もわりと詳しく書かれているのですが、どれも内向的すぎて、むしろ内向的に書きすぎで、共感出来ない結果に終わってしまいました 特に主人公の、自分の考えは心の奥底に黙っていながら他人の行動を眺め、自分の目的だけを求めていくという姿に、読みながら気持ちの悪さを感じてしまいます 今作の終盤から第三作目の冒頭が特に顕著です その行動や思考において、利己的登場人物達の集合が織り成す物語とでも言うのでしょうか | ||||
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最高。ぜひ読んでほしい。1巻に続いて2巻も傑作だった。みなさんに読んでほしい。 | ||||
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個人的には階段等シリーズで一番好きです。 一本のバイオリンの弦をめぐる様々な人の感情の変遷がとてもうまく描写されていて、とても読み応えがあります。 | ||||
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鳥肌が立つくらい面白かった。 1作目も好きでしたが、こちらもとても好きです。 特に佐々岡や水谷の葛藤はすごく胸に刺さり、読み止められなくなりました。 そして終わり方もとても綺麗で、より登場人物を好きになりました。 --ネタバレ含みます-- 佐々岡の心の葛藤で、自分はゲームの始まりから終わりまでずっと同じ場所で魔王を倒すとしか言わない戦士Aだ、という表現がとても切なくて、心撃たれました。 ヒーローに憧れる佐々岡とそれを簡単にやってのけた真鍋、最終的にはとても綺麗に終わってとても良かった。 水谷との掛け合いもとても面白かった。 3作目も楽しみに読んでいこうかと思います。 | ||||
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『自分自身が捨てたかつての自分自身の人格を有するもう一人の自分』たちが住まう不思議な島である階段島。 クリスマスも近づいてきた12月16日(金曜日)、突如としてネット通販での買い物ができなくなり、生活に必要な物資は 手に入るものの、クリスマスプレゼントや島の店では手に入らないアイテムの入手が困難になった人々はこの状況を どうにかするべく東奔西走するのだがが簡単なあらすじかつ第二作となる今回はそれぞれの想いが交錯する 群像劇となっている。 これは前作『いなくなれ、群青』における真辺由宇にも同じことが言えるのだが、差し迫った命の危機も無く、 最低限の衣食住が満たされるかわりに、変わること、言い方を変えれば成長することができないというある意味残酷な 世界であることを、『村人A』として生きることを拒み、ヒーローでありたいと願う佐々岡、自分自身がいっぱいいっぱいで あるにもかかわらず、良く思われたい、嫌われたくないという理由で人から頼られるとそれに応えようとする一方、 自分自身の努力だけではどうにもならない問題を、自分にはできない方法であっさりと乗り越える真辺由宇に対し 憧憬と憎悪という相反する感情を抱く水谷、そして無口だが誠実で心優しい堀の『白』。彼等一人ひとりを構成する パーソナリティが現実世界で生きる『本来の彼等』によって捨てられ、『本来の彼等』には新しいパーソナリティが 形成されていることを暗に提示すると同時に、合宿からの帰還を境に豹変してしまった兄のかつての姿はもしかしたら 案外佐々岡のと推察できる、次作以降に繋がりそうな展開を盛り込ませている。 また、島にある唯一の高校なのにどうして『柏原"第二"高等学校』なのか。(七草と真辺由宇は知らないようだが)6年前から 彼等を知る郵便局員・時任と二人はもともとどういう関係だったのかそして魔女に関するミスリードに関する謎については おそらく次作『汚れた赤を恋と呼ぶんだ』以降で明らかになるのだろうかと。 | ||||
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前作は抵抗があったのですが、今回はスムーズに話に入っていけました。 意外に面白かったです。 これを機会にもう一度群青を読んでみようと思いました。 これで次回作が俄然期待大です。 | ||||
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作品のタイトルからは分かりませんが、 いなくなれ、群青という作品の続編ですので、 新規の方はご注意を。 さて、階段島での物語も一気に進み、今作では魔女の正体が明らかになります。 意外も意外の正体でしたが、不思議と不愉快さというか、不自然な感じはしませんでした。 三部作の最後は今年末発売のようですね。 楽しみです。 | ||||
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”いなくなれ群青”の続編です。魔女が管理しているらしい階段島で生活する、七草くんと真辺由宇さん、それに高校の先生とクラスメートや後輩、食堂の店主、郵便局職員の間で展開されるミステリです。 前作では、真辺さんのものの考え方にかなりフォーカスされていたように思いますが、今作では、クラスメートの佐々岡くんや委員長の水谷さん、郵便局職員の時任さんがメインで語られる章も多く、彼らのキャラクタがよく判ります。そこに見える、社会生活上小さい方が望ましいと思われる欠点は、我々のうちの少なくない人数が、大なり小なり、成人に至る過程のどこかで克服したいと願うものであり、階段島の住人は、自分自身が捨てた性格そのものなのだという設定に成る程と首肯したのでした。 そして、今回のミステリの主題は、魔女は天へと続くかに見える階段の一番上に住んでいると言われているが本当か、もしそれが噂に過ぎないのであれば、事実はどうなのか、というものです。 階段島の住人ゆえのキャラクタや心理の遷移とミステリが並行して語られるためか、話の硬さに煩雑さが混ざり合った感が残り、星5個とまでは思いませんでした。 | ||||
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「いなくなれ、群青」はいまひとつ物足りないという印象だったが、その続編に期待して購入。 階段島や捨てられた人々のくだりは小説の中の仮想現実であるとしても、登場人物の行動 や会話が非現実すぎてストーリーにのめりこむことが出来なかった。稚拙な文体も多く、プロ 作家を志望するアマチュアレベルの作品である。 残念ながらちゃんとした小説を期待する人にはお勧めできない。 | ||||
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中心となる少年と少女があまり好きにはなれず,残念ながら自分には合いませんでした. たとえば,ヒーローになれない,優等生を演じる友人らには自分を重ねることはできても, 達観しきったような彼,恐ろしいほど白く,まっすぐで歪んだ彼女には嫌悪感すら覚えます. ただ,それは優等生が抱いたのと同じ,自身にはないものへの憧れや嫉妬なのかもしれません. とはいえ,心情や何気ない様子など,丁寧で落ち着いた描写はどれも穏やかで美しいのですが, タイトルを意識させる色を交えた比喩や,叙情性の強い文章は少し『込めすぎ』に映ることも…. このほか,クリスマスイブを舞台に,多くの人と時間を積み重ねていく群像劇スタイルも, ただ時系列に沿って進むだけで,賑やかさを期待する作品ではないにしても淡泊に感じます. 七不思議の謎と解決もどこか曖昧で,そのフワッとした感覚は強さでもあり弱みでもあるよう. 何より,梅雨時に出た本でクリスマスイブの物語というのが,最後までしっくり来ませんでした. | ||||
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『いなくなれ、群青』の続編。繊細で抒情的なキャラクター、世界観はそのままに、今作では伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』的な、展開・構造の面白さが加わっている。クライマックスの雪のシーンでは、鳥肌がたった。次作が非常に楽しみ。 | ||||
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とても良かった。比較すべきではないかもしれないけど「群青」よりも心に刺さりました。とても美しい文章で、人間の誰もが多かれ少なかれ持っている葛藤や思い出を、鮮やかに、そして優しく描いてみせています。謎は謎として残るのですが、読後感はさわやかで、温かいです。 | ||||
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いなくなれ群青も読みましたが、本当に文章がきれいで読みやすくとっても面白いです。ああ、第3部が楽しみ!! | ||||
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