最良の嘘の最後のひと言
- ライトノベル (149)
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「本物の超能力者を超高額年俸で採用する」という大企業の採用試験に集まった能力者たちのコンゲーム小説。 設定はとてもおもしろそうだったのだが、能力の内容や話の展開が煩雑でテンポも悪く、おまけに伏線として言及不足の内容が出てくるものだから、すっきり騙された感やしてやられた感も味わえなかった。「このあとどうなるかわからない」というフレーズが何度か出てくるが、まさにその通りで、いくらでも逆転できる要素があるため、実際にそれが起こったところであまり驚けず、さりとて深い読み味があるわけでもなく、どうしても評価が辛くなってしまった印象。 | ||||
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最良の嘘とは何なのか。 その嘘にあなたはなんて答える? 読み終わった後の満足感は、言葉にできないほど。 河野さんの小説で一番好きな作品。 | ||||
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物語として面白いというよりは、読者を相手にした「ゲーム」としてよく出来ています。そのように割り切って楽しみましょう。登場人物同士のゲームとしてよく出来ているという意味じゃないですよ。解説で大森望が丁寧にそのことを書いているのに(映画『スティング』のような小説だと)、どうもそのあたりを理解していないレビューが多いようなので、投稿しました。素晴らしい終盤のために実に見事に構築されています。2回目読み返すと楽しいです。 【以下、未読の人は読まないで】日本語の小説で自由話法が多用されることを逆手に取った叙述トリックです。自由話法とは、物語から超越した立場にある神さまみたいな三人称のナレーターが、物語内の人物の視点からの語りを混ぜる(ときには一人称も使う)語り方です。 で、自由話法を多用する三人称小説だと思ったらなんとベタな一人称小説だったよ!というびっくりのために巧妙な語りの仕掛けを張り巡らせていて、読者がそれに気づくかどうかのゲームなわけです。遍在するカメラという現代的な環境を利用することで、三人称であるような一人称というアクロバットを成立させました。 三人称(物語外語り手)かと思ったら一人称(物語内語り手)という叙述トリック、有名どころでは井上ひさし『吉里吉里人』があげられますが、あの語り手(幽霊)は神さまみたいなものなので、あらゆることを見る権能が保証されています。実質的に三人称小説と変わりません。本作の高度な仕掛けとは比べものになりません。 この小説の美点は、叙述トリックが明かされたあとに、さらにトリックを畳みかけてくるところ。読者はいわば、「登場人物に騙される物語外の神さま」みたいな気分を味わいます。それが、立て続けにやってくる「いい奴だと思ったら実はひどい奴だった?」「落下死!」という展開の衝撃と掛け合わさって、素晴らしく読者を動揺させます。 惜しむらくは、もうちょっとヒーロー(?)とヒロイン(?)に感情移入させてほしかったということ。ロバート・レッドフォードの可愛げがあってこその『スティング』。というわけで☆マイナス1。 | ||||
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超能力者たちによるコン・ゲーム小説である。 ただし、能力はそれほど強力なわけではなく、「ちょっと便利」なくらいに抑えられているあたりがミソ。 また、協力関係の構築に力が注がれているのもポイント。 ただの異能力バトルではなく、仕掛けと驚きのあふれた物語に仕上がっている。 再読すると、伏線がいろいろわかって楽しいだろう。 | ||||
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かなり楽しめました。 ただ内容が少し複雑なので1回だけだとよく分からない部分が多少ある(かもしれない)ので、2回読む事をおすすめします。 色々と考えさせられる部分もあったり、個人的にはとても良かったと思います。 | ||||
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