つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない
- つれづれ、北野坂探偵舎シリーズ (2)
- ライトノベル (149)
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著者は、もともとライトノベルで活躍していた人物。 本書は「小説屋sari-sari」連載の物語を一冊にまとめたもの。全4話で構成されている。 心霊現象を扱う探偵社が舞台。どちらかというとリリカルな色合いが強い。 ミステリとしてはハッキリ言って物足りない。謎や仕掛けはあるものの、これではちょっと。 ハートフルな幽霊物語というふうにも読めるが、どちらにせよ中途半端に感じた。 | ||||
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現実とストーリーを掛け合わせているのだけれど、分かりにくく、いらいらする。 | ||||
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徒然珈琲にいる作家雨坂と元編集者佐々波。 二人の元に幽霊が探している本の捜索依頼が舞い込む。 様々な伏線、紆余曲折を経て、よく纏めたと思う。 個人的には幽霊が出てこない設定の方が良かったと思うが、 それでも十分に楽しめる連作短編ミステリーだった。 残された謎が明らかになることを期待して、次作も読みたい。 | ||||
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初読の印象。言の木の葉が際限なく広がり、それはまるで夢のようにとりとめもなく、その架空の物語は現実において鑑賞されるために書かれた実用的ではない絵画のようで、それがある頁まで読んで〜おそらく288頁らへんで〜ようやく理解した。またたくまに言葉が刈り込まれて、とても小説っぽい小説になる。 小説の架空性を意識した上での語り口は嫌いではない。 「ストーリーを創る」のが作りものっぽい、などの意見もあるけど、 現実の検察官面前調書だって、被疑者の供述を素材として「被疑者が有罪である」というストーリーを物語る検事の作文だ。この小説はフィクションのフィクション性を強調しているという点で、数多くの架空の探偵もの等と比べて良心的ともいえるだろう。 この作品の文章はとても細やかで、丁寧に編まれた織物のようだ。 良いフィクションは読者の心の中の現実に触れつつ、現実からは触れることができないものだけど、この本はきっと良いフィクションなのだろう。 繊細で、緻密で、丁寧で、心のこもった、瑞々しい文章で、言葉への愛がある。 その欠点は傷ではなく、むしろ祝福による美点だ。その光がチープであるか、パワフルであるか、自然であるか、その差は技術かもしれない。 | ||||
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『小説屋 sari-sari』に先行掲載された三編に,書下ろしを一編加えた連作短編集で, おしゃれな町のカフェを舞台に,人の思いが込められた謎を…というライトなミステリ. まず,軽い謎解きを交えたプロローグが,その場面を思い浮かべるうまい始まりです. その後も,主人公らの『過去』を早々に匂わせるなど,中へと入っていきやすい印象で, さらに,人,場所,時間がそれぞれの編で絡み合う話運びは,短編以上の深さを感じます. ただ,謎だけでなく物語,主人公に影響を及ぼすのが,幽霊や心霊現象となっていて, これが全体のカギであること,そして続刊で明らかになっていくのは想像がつくものの, 当たり前のように幽霊と会話をする様子は,ほかの要素が普通のために違和感があります. また,問題を物語になぞらえて解決するやり方も,設定が,伏線がといったやり取りが, 目の前の出来事を『作り物』っぽくしてしまい,どこか引いた目線で見てしまうとともに, 周到に用意された伏線の数々も,見事なのですが驚きや感心が弱まるのが引っ掛かりました. ほかにも,地名を冠した割に,その町並みをイメージさせる描写がほとんどないのが残念…. | ||||
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