インサート・コイン(ズ)
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ゲーム小説にて、ライター小説。師匠と弟子。ほんとうに気になる日常の謎。ドラクエ。全てが好きな自分にピッタリな小説でした。続編のナウローディングも面白かった。 詠坂雄二またゲーム小説書いてくれないかな。 | ||||
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「残響ばよえ~ん」 青春のほろ苦さと同級生の謎、それを簡単に解く流川、最後のドンデン返し的な結末も見事。 「俺より強いヤツ」 ケンカが強い3人「泥犬」「病狐」「屍狼」そのうちの「泥犬」はあの人だよね、ドゥルシネーアの休日の。 | ||||
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ゲームを題材にした文学はいくつかあれど、 なかなか満足いくものに出会えていない。 唯一例外的に、大塚ギチ「東京ヘッド」は良かったが あれはドキュメンタリールポの体なので 「ゲーム小説」とは言えない。 で、本作だが、懐ゲーうんちくやゲーム雑誌懐古そのものは いいのだが、それが物語の比喩としてうまく機能していない気がした。 機能していないというより、比喩が少々稚拙と言うべきか。 ゲームうんちく自体は「イイ話」が多いだけに、残念だった。 これは「博士の愛した数式」の読後感と似ている。 数学の芸術性、哲学性、宇宙観、奥深さ、ドラマ性に 物語が追いついていないのだ。 数学と言うアートを、単なる「算数パズル」としてしか扱っていなかった。 本作もそうだ。「ゲーム」とは、 実はもっともっと奥深く、哲学的で、文学的で、複雑な比喩にまみれたもの。 要は、「こんなもんじゃない」のだ。 ゲーム小説というジャンル自体も「こんなもんじゃない」と思うだけにちょっと残念である。 | ||||
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雑誌「ジャーロ」に連載された連作短編シリーズ。ゲームネタを扱った「日常の謎もの」ミステリ。収録の5編はそれぞれマリオ、ぷよぷよ、スト2、シューティングゲーム(帯にはゼビウスとあるが、むしろインベーダーゲームだろう)、そしてドラクエをネタとしている。いずれのネタも扱い方に愛情と敬意が感じられ、ゲーム好きにはたまらない。 語り手は中堅ライターの柵馬。探偵役は先輩の流川。そして著者の詠坂自身も登場し、メタ的な仕掛けが施されている。最大のギミックはこうしたキャラクター設定そのものと言ってよかろう。1979年生まれの同い年と設定された柵馬と詠坂、そしてこのふたりが憧れてやまなかった先輩ライター流川という取り合わせでなければ成立しないある図が現れてくるのだが、これは今、とても普遍的で切実な答えとして読者の心に響くはず。 | ||||
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