ゴースト≠ノイズ(リダクション)



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初公開日(参考)2014年01月
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長編小説

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ゴースト≠ノイズ(リダクション) (創元推理文庫)

2016年05月30日 ゴースト≠ノイズ(リダクション) (創元推理文庫)

高校入学七ヶ月目のある日。些細な失敗のためクラスメイトから疎外され、“幽霊”と呼ばれているぼくは、席替えで初めて存在を意識した同級生にいきなり話しかけられた。「まだ、お礼を言ってもらってない気がする」―やがてぼくらは誰もいない図書室で、言葉を交わすようになる。一方、校舎の周辺では小動物の死骸が続けて発見され…。心を深く揺さぶる青春ミステリの傑作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

ゴースト≠ノイズ(リダクション)の総合評価:5.21/10点レビュー 14件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

ゴースト≠ノイズ(リダクション)の感想

好みの問題で、相性が悪かった作品でした。

主人公は、生きているのか?幽霊なのか?どっちつかずのモヤモヤの読書。そんな中、同級生間のスクールカースト、家庭問題、小動物殺傷事件……。提示された複数の問題が何処かへ収束させるのかなと思いきや、必然性があるわけではなく、終始悲観した話の雰囲気要素となっていたのが好みに合わずでした。

読後の解説で腑に落ちたのは本書は多面性を持った作品であるという事。
ミステリではなく青春小説としてみた場合、プチいじめのような状況の中で、社会や同級生との関わりにおいて主人公がどう成長するかの物語を感じる事が出来る……かもしれない。まぁここは好みです。

好みの点としては、格言的な比喩が面白かったです。
短いバトンは落とせない。破れても傷つけずにおかない紙ヤスリ。等、独特な表現が印象に残りました。

元々電子書籍の自費出版物なので、編集して内容をまとめたというより、著者の想いが散りばめられている作品の印象でした。

egut
T4OQ1KM0
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

最後まで読んで

東京創元社が新たに発信する「エディターズ・チョイス!」の第一回刊行作品で、紙の書籍の発売までの先行配信キャンペーンとして電子書籍版が500円だということで、購入しました。初見の作家の作品で不安はあったのですが、編集者の方の絶讃に賭けるつもりで。結果、買って損はなかったと思います。
「エディターズ・チョイス!」とは「新人賞を経由しないデビューのかたち」だそうですが、新人賞をとってデビューしている一部の作家より、文章はうまくて安心して読んでいくことができます。最後まで読むと、作者が文章の隅々まで配慮して書いていることがよく判ります。近年、こういう目的のためだけに文章を練り上げる傾向がミステリー界に増殖していることには、賛否それぞれあると思いますが、過去の結果を見る限りある程度の数の批評家に絶讃されそうな気がします。
脇役の人物たちの造形がありきたりなのが残念ですが、とりあえず主役二人のキャラクターは十分魅力的に表現されています。
もしかすると、(私のように)変にこだわりを含んだ期待を持って読み始めた読者は、途中で期待外れと断じて投げ出したい思いにとらわれるかも知れませんが、最後まで読んで損はないです。

shoukk
NDM7CE2U
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.12:
(3pt)

比喩の多様。

比喩が多い。
使い所も気持ち悪いし、いまいちピンとこない表現。
ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)より
4488017827
No.11:
(4pt)

複雑な炎

2014年に出た単行本の文庫化。さらにもともとは個人出版の電子書籍だったという。
 謎と仕掛けが複雑に張り巡らされた物語だ。結末には意外性が幾重にも潜んでおり、驚きを与えてくれるのはまちがいない。
 ただ、十分にこなれていない印象も強い。
 衝撃的な真実に、それまで見えていた図がガラッと変わってしまう。
 不満は残るかも知れないが、ミステリ好きなら手に取るべき一冊だろう。
ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)より
4488017827
No.10:
(3pt)

短いバトンは落とせない。

先ずタイトルの意味が判らない。幽霊≠雑音(誤差の修正)。さっぱり判らない。作家の名前も変わっている。とおちのやしろと読む。まぁ、それでも構わない。本書は青春ミステリーらしいが、どうやら驚愕と大いに騙されるとあるので、その言葉だけを信じて買ってみた。

私立高に入った一居士架(いちこじかける)はクラスに馴染めず、やがて孤立していく。クラスの皆は彼を幽霊のような存在と位置づけ、架は架で皆をノイズとして受け止める。しかし、二学期になって、それまで休みがちだった玖波高町(くばたかまち)と話をするようになり、そこに一縷の希望を見出す。

ここまではよくあるパターンなのだが、徐々に読者を惑わせていく。幽霊なのか、幽霊のような存在なのか。ストーリーが小出しされていく中で迷路に入って行くのだが、これをミステリーというなら、それも仕方がない。

重い展開からラストにかけて、希望が見出せるのが救いであるが、タイトルといい、ペンネームといい、この作者は判りにくさに重心をおいている感が有るので、もう少し直球の素直な作品を読みたい。
ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)より
4488017827
No.9:
(2pt)

ちょっと無理があるような

Audibleで聞きました。
最後まで聞いて表現したかったことが何となくわかった気になった。
が、敢えてこのような設定を無理に使わず、もっとストレートに表現してくれた方が共感しやすい気がする。
この設定に付き合わうことにエネルギーを消費しすぎた感がある。
ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)より
4488017827
No.8:
(4pt)

非常に秀逸なジュブナイル

おそらく一般向けとして書かれたものなのだろうけれど、ジュブナイルとして非常によい出来の小説。
高校1年生である主人公の孤独や、そのただ中で出会うヒロインに対する想いなどが丁寧に描かれている。
ヒロイン自身も相当魅力的に感じた。
また、要所要所にちりばめられる謎が、読者を物語に引き込むためのいい小道具として機能している。

このミス15位にランクインしているが、1位から読んでいったところ、この作品までにもさほどよい出来とは思われないものはあったので、自費出版からのデビュー作、という状況でなく、それなりに広く読まれていたのならばもっと上位にランクインしていても不思議はなかったのではないかと思える。

ただし、本格好きなど、ミステリを謎解きとして嗜む読者にお勧めできる類のものではなさそう。
少なくとも作中に解決のためのヒントが示され、その情報だけをもとに解答を導き出せるようなつくりにはなってない。
ミステリを、トリックではなくストーリーの出来不出来で評価する人には一読の価値あり。
ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)Amazon書評・レビュー:ゴースト≠ノイズ(リダクション) (ミステリ・フロンティア)より
4488017827



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