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ゴースト≠ノイズ(リダクション)の評価:
5.50/10点 レビュー 2件。 D ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点5.50pt
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
ゴースト≠ノイズ(リダクション)の感想
好みの問題で、相性が悪かった作品でした。主人公は、生きているのか?幽霊なのか?どっちつかずのモヤモヤの読書。そんな中、同級生間のスクールカースト、家庭問題、小動物殺傷事件……。提示された複数の問題が何処かへ収束させるのかなと思いきや、必然性があるわけではなく、終始悲観した話の雰囲気要素となっていたのが好みに合わずでした。読後の解説で腑に落ちたのは本書は多面性を持った作品であるという事。ミステリではなく青春小説としてみた場合、プチいじめのような状況の中で、社会や同級生との関わりにおいて主人公がどう成長するかの物語を感じる事が出来る……かもしれない。まぁここは好みです。好みの点としては、格言的な比喩が面白かったです。短いバトンは落とせない。破れても傷つけずにおかない紙ヤスリ。等、独特な表現が印象に残りました。元々電子書籍の自費出版物なので、編集して内容をまとめたというより、著者の想いが散りばめられている作品の印象でした。
最後まで読んで
東京創元社が新たに発信する「エディターズ・チョイス!」の第一回刊行作品で、紙の書籍の発売までの先行配信キャンペーンとして電子書籍版が500円だということで、購入しました。初見の作家の作品で不安はあったのですが、編集者の方の絶讃に賭けるつもりで。結果、買って損はなかったと思います。「エディターズ・チョイス!」とは「新人賞を経由しないデビューのかたち」だそうですが、新人賞をとってデビューしている一部の作家より、文章はうまくて安心して読んでいくことができます。最後まで読むと、作者が文章の隅々まで配慮して書いていることがよく判ります。近年、こういう目的のためだけに文章を練り上げる傾向がミステリー界に増殖していることには、賛否それぞれあると思いますが、過去の結果を見る限りある程度の数の批評家に絶讃されそうな気がします。脇役の人物たちの造形がありきたりなのが残念ですが、とりあえず主役二人のキャラクターは十分魅力的に表現されています。もしかすると、(私のように)変にこだわりを含んだ期待を持って読み始めた読者は、途中で期待外れと断じて投げ出したい思いにとらわれるかも知れませんが、最後まで読んで損はないです。
好みの問題で、相性が悪かった作品でした。
主人公は、生きているのか?幽霊なのか?どっちつかずのモヤモヤの読書。そんな中、同級生間のスクールカースト、家庭問題、小動物殺傷事件……。提示された複数の問題が何処かへ収束させるのかなと思いきや、必然性があるわけではなく、終始悲観した話の雰囲気要素となっていたのが好みに合わずでした。
読後の解説で腑に落ちたのは本書は多面性を持った作品であるという事。
ミステリではなく青春小説としてみた場合、プチいじめのような状況の中で、社会や同級生との関わりにおいて主人公がどう成長するかの物語を感じる事が出来る……かもしれない。まぁここは好みです。
好みの点としては、格言的な比喩が面白かったです。
短いバトンは落とせない。破れても傷つけずにおかない紙ヤスリ。等、独特な表現が印象に残りました。
元々電子書籍の自費出版物なので、編集して内容をまとめたというより、著者の想いが散りばめられている作品の印象でした。