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眼球堂の殺人 ~The Book~
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眼球堂の殺人 ~The Book~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 41~43 3/3ページ
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森博嗣、西尾維新などのデビュー作を髣髴とさせるミステリです。 ペダンティックな語り、変てこな建物、個性の強いキャラ、頭のさえる主人公・・・ そして終盤で明かされる大胆なトリック!! ここまでつまってれば、ミステリファンはおなかいっぱいですよワーイ。 でもねー会話の拙さというか、衒学的なセリフの部分がぎこちなくてちょっと気になるんだなー 肝心要のトリックはおもしろいのにもったいない シリーズ化するようなので、今後に期待です。 | ||||
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山奥,奇妙な建物,孤立,遮断された通信回線,殺されていく参加者,生まれる疑心暗鬼…. このほか,集められた才能に読者への挑戦状と,著者のコメントを借りるならば古式ゆかしき, 意地悪な言い方をすれば,ちょっと目新しさには乏しい,『第47回メフィスト賞』の受賞作です. これらの舞台,題材らを生かした仕掛けは,それ自体は序盤で予想ができてしまうのですが, 事件の真相やトリックまでを読み切るのは難しく,解決パートでは素直に驚かされるとともに, かなりの『トンデモ』でありながら,つじつまが合っていく様子は気持ちの良いものがあります. こうしてみれば,オーソドックスな話運びと奇抜な仕掛け,ほどよいバランスなのかもしれません. しかし,エピローグ後のさらなる『後日談』については,いささか引っ掛かりを覚えるところで, 残された疑問の一掃はしてくれるものの,あれこれと詰め込み過ぎで,さすにがお腹がいっぱいに. やり取りが急に小芝居じみ,舞台裏を語るのも,それまでの雰囲気を台無しにしてしまったような…. また,探偵役である主人公をはじめ,天才たちが交わす会話,比喩,地の文まで専門性が高く, 己の知識不足はあるにせよ,それにしても難しく感じられ,ついていけない部分があるのも確か. 『ザ・ブック』の扱いも含め,全体に関わってくるため,知識がないと全ては楽しめないでしょう. なお,巻末には早くも続刊の告知(13年06月)があり,次も奇妙な建物が舞台となるとのこと. 本作でだいぶ『出してきた』ようにも映りましたので,さらなる『引き出し』に注目したいです. | ||||
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47回メフィスト賞の本書。 設定や構成から、森博嗣や綾辻行人、西尾維新など、人気ノベルス作家の影響が垣間見えますが、模倣にはならずに、ちゃんと昇華されてます。クオリティ高いですよ 読み慣れてる人ならトリックと結末はなんとなく予想つきますが、それで面白さが損なわれることはないです。 新本格好きは是非とも手にとってみてほしい一作。 文章も端正で読みやすいです。 あと、図面でトリックがネタバレになるから、ぱらぱらめくるのはやめてね! ってところも古き良き本格っぽくてよい。 星5つなり! | ||||
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