(短編集)
サンタクロースのせいにしよう
- 幽霊 (229)
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クリスマスに関するショートミステリー集と思いきや、風変わりなお嬢様銀子さん宅に居候することになった柊子さんの周りで起きるドタバタ・ミステリーの連作短編集。 この二人と共通の友人夏見さんを加えると「プラスマイナスゼロ」の女子高生トリオを彷彿。 ミステリーとしては大味だが、ホラー系のエピソードもあり。とはいえ全体的にあたたかい雰囲気で安心して読むことができた。若竹作品には珍しくちょっぴり恋愛要素もあり。 後に、女子高と結婚式場を舞台に過去と現在が交差する傑作「スクランブル」では柊子さんはチョイ役で、夏見さんは主要人物として登場。ちなみに夏見さんは若竹さんのデビュー作「ぼくのミステリな日常」で話の中で初登場している。 | ||||
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第一話をアンソロジーで読み、面白かったので読んでみた。 せっかく、オモシロキャラのお嬢様=銀子さんとのシェア生活という設定にしたのだから、もっとそちらにシフトした話があっても良かったのだが、残念ながら銀子さんは殆ど顔を見せない。見せるのは当然ながら語り手の同居人なのだが、どの作品もあまり面白くない。 率直に言うと「ああ、そうですか」で終わる話ばかり。 キャラクタで魅せるか、ストーリーで魅せるかといえば、この作者は完全に後者なのだが、どういうわけかどの話もまとめるのがメインで、説得力に欠ける。例えば、「何故原田さんちの庭のチューリップが、球根ごとごっそり無くなったか?」のナゾなどは、かなり苦しい。自分も一時持っていたくらいなので、どこでも売ってて簡単に入手できると思う。 また、「台湾行き飛行機内での奇妙な事件」なども、愛のためとはいえ、そんなプランを立てるんだろうか。 「だって、小説だもーん」と言われればそれまでだが、鮮やかに騙されましたねとは言えない。 この作者の作品は基本路線では好きな方だが、後半から結末がおざなりになる感じが強い。また例によって”It rains dog and cat”とか、「チューリップ相場」などのウンチクを登場人物が話すところなどは、分かる人には分かるでしょ的な同好の士などの雰囲気があり、少々鼻につく。 「バベル島」のような、途中から結末が分かっていながらも主人公の気持ちと同化できるような、質のいい作品を今後も希望。 | ||||
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いやなこともたくさんあるけど、何とかなる、行きてればいいこともある、という当たり前がしみる。 | ||||
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タイトルにまず一目惚れ(^^) 内容は日常にある不思議…。 個性的な登場人物たちを 中心に繰り広げられるお話。 なんとなく温かい気持ちに なれる気がします♪ 私のお気に入りの一つです:) | ||||
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日常の中のミステリ。明るいテーマというわけではないのだが、なぜか読後ほっこりさせられました。柊子と周りの人達とのやりとり(特に銀子さん)にくすっとさせられ、もっともっと彼女たちの日常を読みたいなーと思いました。 | ||||
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