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心のなかの冷たい何か
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心のなかの冷たい何かの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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★★★☆☆ | ||||
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文庫の表紙がスタイリッシュな女性の絵で、小洒落た都会的なミステリーかと思い、読み始めたところ、第一部の「ねえさん…」で始まる手記が始まったところで中断。若竹さんのもっとわかりやすいコージーミステリーの方へ行ってしまった。 何冊か読んだ後、また当作品に戻る。「おれ」の手記が延々と続くのかと思いきや、知人の死の真相を探るためオフィスに潜り込むことになり、漸くミステリーぽくなってきたと思っていたのだが… 一部から二部に移る際、「???」と迷子になった。 行きつ戻りつ、漸く作者の仕掛けと状況を理解できたが、どこまでが真実でどこまでが虚構か、私には判断が付かない。 事件そのものよりも人の心の方がミステリー。 驚くことにこれは作者のデビュー2作目。若竹さん、こんなシリアスな作品書くのだな。この作品が書かれたのは今から30年前1990年とのこと。ここに書かれていることと本質的に同じような事件が起きるようになったのは、この作品より後のことだ。 優れた作家は期せずして社会の預言者となる。若竹七海、とてつもなく恐ろしい作家だ。 | ||||
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自殺?事故?それとも、やっぱり毒殺??? 「ぼくのミステリな日常」後の若竹七海が、複数の人間の身に起こる不幸な出来事を、ある時は冷静に、ある時は熱く追いかける。たった1度だけ会い、そしてたった1度だけ電話で会話を交わした"友人"のために。 バブル期真っ最中の15年前の作品だそうだが、全体的にどこか暗い色調と言っても良い。しかし、その人なりの精一杯の誠意や愛情、そして善意すらも感じる。 ちなみに、七海の友人であるリキくんのキャラはなかなかステキ(笑) | ||||
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