四段式狂気



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初公開日(参考)2014年08月
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長編小説

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四段式狂気 (TO文庫)

2022年03月01日 四段式狂気 (TO文庫)

女子高生のマユリと親友の幸せな日常は、ある日突然終わりを告げた。ストーカーが家へ侵入してきたのだ。犯人の正体に衝撃を受けるが……これは新たな狂気の序章にすぎなかった。マユリの壮絶な秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返す。生死を賭けた虚偽、監禁、別荘での殺戮劇――。正常なのは誰か? 狂った愛のぶつかり合いに、必ず4度騙される! ラスト、あなたがあなたでなくなる、どんでん返しミステリホラー! 【新装版】(「BOOK」データベースより)




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四段式狂気の総合評価:6.60/10点レビュー 15件。Cランク


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(7pt)

四段式狂気の感想

個人的には掘り出し物作品。ぐちゃっとしたホラーを読もうと思って手に取ったら、パズル仕掛けのミステリ小説だった。ジャンルはホラーなんですけどね。これは求めるものと結果が違うので好みが分かれそうな作品だなと思いました。個人的には巧みでアリです。

タイトルにある通り4章仕立ての四段式の狂気を描くホラー。第1幕はストーカーの常識が通用しない思考回路の狂気。いやーなんていうかパターンが見える。見え見えなので人によってはここで評価がガクンと下がるかも。が、これは狙ってやっているのか、このあと続く次章で物語が変容しだして、そうきたか。と驚かされる。緩急の刺激が効きました。

ネタバレではないセリフの引用で、『都合のいいように狂った』と例えがでるのですが、この言葉は正に本書の作りに感じます。『狂気』という感性が仕掛けのピースとなっているのが巧い。
なんとなく昭和のおどろおどろしい時代の作品なら本書は名作に成りえた気がするのですが、現代風のテイストになると何故か怖くない軽いホラーになっているのがもどかしい所。
パズル的な仕掛けを味わうホラーでした。

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(4pt)

驚異的なスピード

4段式と書いてあるように4つ狂気が詰まっており、展開のスピードが早い。読解力のない私は前後のページ等を読み直し、短期間で読破することでやっと読み切ることが出来た。
ここまで全員が狂っている作品はなかなかないのでとても読み進めることが出来た。
結末は想像出来なかったが、ハッピーエンドでもバッドエンドでもないような読者に任せる類のもので考えさせられた。
四段式狂気 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:四段式狂気 (角川ホラー文庫)より
4041019702
No.13:
(2pt)

中途半端な叙述の上に、結局はグダグダで終わる。

多少ネタバレになるし既にレビューされているが、出来の悪い叙述モノといった面持ちだ。

叙述モノの場合、よほど気を付けなければそれは読み手に”ペテン”というレッテルを張られてしまう。神の視点や第三者視点でもそうなのであるが、特に一人称視点でやるのは本当に技量が必要だと思う。しかし、この作品にはそれが全くないと言わざるを得ない。

一人称視点の場合、読み手は主人公の見聞きした事、思っている事からしか情報を得られない。だから主人公が妄想していたり、自分の気持ちに嘘をついていると読み手はお手上げだ。

この話はまさにそれで、気持ちよく騙されたというのではなく、出来の悪いペテンに掛けられたという印象しか持てない。しかもラストは、客観性無視の思念の世界に入ったようにグダグダで終わる。最初は技巧的にやろうと思ったが、やりきれなくて全体が統一性のない内容になってしまった感が強い。

商品説明にはミステリー・ホラーとうたっているが、ミステリーファンにもホラーファンにも中途半端な一冊であるように思う。
四段式狂気 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:四段式狂気 (角川ホラー文庫)より
4041019702
No.12:
(1pt)

期待してたので、残念

ちょっと4段目が狂気が足りなかったです
もっと、びっくりだったり予想もしない展開を期待してただけに、かなり物足りなかったです
四段式狂気 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:四段式狂気 (角川ホラー文庫)より
4041019702
No.11:
(1pt)

うーん…

どんでん返しも何だか無理やりな内容だし、あんまりおもしろくなかったです
四段式狂気 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:四段式狂気 (角川ホラー文庫)より
4041019702
No.10:
(4pt)

はじめて読んだ二宮敦人氏の作品です。

4度騙されると謳っておいて、敢えて次の展開を読めるような4部構成のサイコスリラーです。叙述トリックを駆使することで、話に意外性をもたらしています。

とは言え登場人物全てが、その構成の為だけに無理矢理作り出されたキャラクターであると感じたので、私には感情移入は出来ませんでした。

一人称がキャラクター主観で変転していくので、サクサクと読めます。

“必ず4度騙される”を期待せずに読めば、2度は騙されると思います。
四段式狂気 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:四段式狂気 (角川ホラー文庫)より
4041019702



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